24日に女優・藤原紀香との離婚を正式発表したお笑い芸人・陣内智則が、25日、東京・渋谷で行われた警視庁主催のイベント「飲酒運転させないTOKYOキャンペーン」にゲスト出演した。

多くの報道陣で会場が騒然とする中、陣内は「こんな時にすみません」と笑顔を見せながらも頭を下げて登場。『誘惑に負けてはいけません』というキャンペーンの標語に「すごいタイミングですよね。誘惑に負けてはいけないと心から言いたい!」と、自身の苦しい胸の内を絡めて飲酒運転根絶を訴えた。

イベントに出席した陣内智則。「誘惑に負けていけません」という標語に、胸中は?

陣内が現れると、司会者からは「今日は来ていただけないかと思いました」と突っ込まれるなど視線が集中。それにも負けず「僕もこのタイミンで? って思いましたけど、全然大丈夫です!」と気丈に笑顔を見せていた。また、イベントに参加した小学生から「飲酒運伝根絶」のたすきをかけられ「気が引き締まる感じがします。頑張ります」と、キャンペーンのアピールに気持ちを切り替えようとするものの、ポスターに書かれた『誘惑に負けてはいけません』の標語に、「すごく心に響く言葉だと思う」と自身に照らし合わせ、「昨日のことがあって、このキャッチフレーズにしたわけじゃないですよね? 元々ですよね?」と驚きを隠せない様子だった。

その後、異様な空気が流れる会場に司会者が「ドキドキする」と緊張を語ると、「僕もこれだけテレビカメラを回されるのは久々。昨日もありましたけど(笑)」と自虐的なコメントで自ら突っ込み、「なんかすみません……」と肩を落とした。

「すみません。迷惑かけてます」と、ピーポくんにも謝る陣内

「チラチラ僕の方、見るんですけど(笑)」と、小学生からも"時の人"扱いされ、 司会者からは「きっと人気者だからですよ」とフォローされていた

陣内は最後に、「飲酒運転での事故がなくなるように、皆さんの勇気と心がけ、そして『誘惑には負けない』ということが必要。僕はこれから頑張ります! ほんとに色んなことを頑張っていきます。今日はありがとうございます!」と、報道陣に向かって決意を表し、深々と一礼。イベント終了後は、問いかけに応じることもなくその場を立ち去った。

なお、イベントでは、式典が行われたほか、ヴァイオリニスト・高嶋ちさ子がプロデュースする「12人のヴァイオリニスト」から8人が登場し、『タイスの瞑想曲』などを演奏。会場に華を沿え、キャンペーンをアピールした。