2009年の放映が予定されているTVアニメ『スラップアップパーティー』。1月17日に都内スタジオにてアフレコ収録が行われ、アフレコ終了後にメイン声優陣が作品の魅力について語ってくれた。

人気オンラインゲーム『アラド戦記』をアニメ化。2009年日韓同時放映を予定

原作はインターネットで展開中のアクションRPG『アラド戦記』。ゲーム登録者は日本で80万人、韓国では900万人を超える大人気作品だ。そのアニメ化は、日本のGONZOと韓国のGKエンタテインメントによる共同制作となり、2009年の日韓同時放映を予定。日韓が力を合わせて作り上げる作品として、注目したい作品である。また近藤隆、鈴村健一、田中理恵といった人気声優が多数登場するなか、お笑い芸人のつぶやきシローが共演! 「ウェリ」としか喋らない難しい(?)役をどうこなすのか、こちらもご注目!?

■『スラップアップパーティー』あらすじ
アラド歴981年、アラド大陸。呪いの光が大陸全土に降り注いだ……。体を"鬼"へと変貌させていくその光を、人々は"カザンの呪い"と呼んだ。主人公・バロンは、その呪いのせいで、片腕が"鬼化"してしまう。日に日に進行していく"鬼化"のせいで、村人たちから忌み嫌われ、村を追われる。そして、追われた先で偶然見つけた剣と、それに憑く霊の"ロクシー"とともに、バロンは呪いを解くための旅に出る。道中様々な仲間達に出会い、彼らの奇想天外な物語が始まる……。

日韓でファンの期待が高まるなか、今回の取材では声優陣が各キャラクターの魅力や作品の見どころを語ってくれた。ぜひこちらを読みながら、放映開始を楽しみにしてほしい。


メインキャストが語る『スラップアップパーティー』の魅力

■近藤隆(バロン・アベル役)
バロンは鬼剣士という、鬼の体になってしまう症状が手に表れている主人公です。パーティーのなかではお兄さん的で、わりとみんなに振りまわされています。過酷な運命を背負っているのですが、それでも元気でまっすぐな様子を見て、「いい子だな、こういうふうになったらいいな」と思いました。第1話の最初はかっこよかったのですが、そのあと展開が変わり「ギャグの方向にいく話なのか」と思いました(笑)。タイトルにも入っている「パーティー」という、みんなで力を合わせることがひとつポイントになりますので、愉快な仲間たちの冒険を気軽に見てください。

■鈴村健一(カペンシス役)
ガンナーですがメインは戦いではなく、バカなことを言ってみんなに無視されているような役どころです。ただ最後に大逆転勝利があるんじゃないかとひそかに目論んでいるのですが、ないかもしれません(笑)。お話のなかでは、壷を被った人が出てくるんですけど「壷を被ってるってどういう発想で生まれるんだ?」と思い、このエピソードがすごく面白かったです。本作には1本筋の通ったストーリーがあるのですが、1話ごとに別々に見てもそれはそれで成立しています。そこにアニメーションの面白味が見えて、非常に楽しいんじゃないかなと思います。

■辻あゆみ(イクシア・ジュン役)
魔法使いで、パーティーのなかでは妹的存在なのがイクシアです。最初はもっとトラブルメーカーかと思っていたのですが、カペンシスというとても盛り上げてくれる存在がいました(笑)。私は3話から登場するのですが、そのときにバロンが言ったパーティーコールという、パーティーを組むときに掛けるコールがとても印象的でした。また私は原作ゲームをアニメが始まる前からプレイしています。ゲームに登場するNPCもアニメに姿を見せるので、ゲームユーザーの方にも楽しんでもらえると思います。ぜひ、多くのキャラクターと冒険していく姿を楽しんでほしいです。

■黒田崇矢(ジェダ役)
単独行動をしながら時々バロンたちと出会っては彼らを助ける優しい力持ちです。ただちょっと“その気”があって、仲間をマッサージしていると、なんだか元気になってくるという(笑)。強いんだけどよくわからない、そんなつかみどころのない変わった男の役です。前半はあまり姿を見せていないのですが、バロンをマッサージしているときに喋った「よいではないか、よいではないか」というセリフが悪代官みたいでうれしかったです。また、つぶやきさんの喋る「ウェリ」の色々を楽しんでください。

■置鮎龍太郎(イルベク役)
主役のバロンたちの敵になる存在です。物語のなかで、少年時代のバロンとの因縁も語られていくと思います。イルベクはどうも堅物らしくあまりお遊びシーンはなかったのですが、途中に1回だけ崩れたエピソードがあります。そこまでは「こいつ何者だろ?」という感じの敵役なんですけど、本当のバックボーンは後半のほうにあるので、そこまではちょっとお楽しみです。バロンたちのパーティーはドタバタが多くて賑やかなので、視聴者の方々はそちら目線で楽しんでもらいながら、イルベクにも少し興味持っていただければと思います。

■田中理恵(ヒリア役)
イルベク率いる鬼騎士団の一員で、彼に思いを寄せている存在です。イルベク様のためだったら命を投げてでもというキャラクターで、愛に生きる女性だと思います。イルベクと同じく第5話ぐらいからの登場になると思うのですが、印象に残っているのはやっぱり大好きなイルベク様の名前を何度も呼んでいることです。視聴者の方は最終話までで彼女が出ている回のなかで、何回「イルベク様」って言っているかを数えていただけると面白いかなと思います。バロンたちはバロンたちの正義があって、イルベクたちはイルベクたちの正義を貫こうとして戦うので、その思いを知りながら楽しんで見てください。

■渡辺明乃(ロクシー役)
バロンの剣の精霊で、その姿がバロンにしか見えない存在です。僕の声もパーティーのみんなに届かず会話はできなくて、僕のことを誰も認識していないという、にわか片思いパーティーみたいです(笑)。第1話のときはセクシー系の強い剣士で、鬼手に一番初めにかかってしまう設定だったと思うのですが、なんの因果か剣の精霊になってしまっています。その謎が解明されないまま後半の収録を迎えていますが、それもこれから明かされていくのではと思っています。本編は賑やかで締めるところは締まっている感じでいると思うので、毎回見てください。

■つぶやきシロー(ウェリ役)
イクシアの杖で「ウェリ」としか言わないです(笑)。基本は1話毎に1回出たり出なかったりなので、何パターンか録ってそれを流せばいいんですが、あえて現場に来てやるこの積極的な感じを見てもらえればいいと思います。意外に「ウェリ」しかないから、そこだけ出るというこの緊張感、そこだけでNGを出せないというプレッシャーと戦っている感じをちょっとわかってもらえるとうれしいです。また僕もガヤで参加するときに、「ウェリ」ってちょっと言ったりもしているので、それを聞き取るように一生懸命見ていただければと思います。


またこの日のアフレコに参加しなかった、リュンメイ・ランカ役の野川さくらとハルセン役の岩田光央のコメントもあわせてご紹介。

■野川さくら(リュンメイ・ランカ役)
女格闘家としてリュンメイは大人っぽくてかっこいい女性なので、クールビューティを意識して演じています。私はアフレコのスタートと同時に原作ゲームを始めていて、アニメのストーリーがゲームとリンクしているので、毎回収録がとても楽しみです。アニメは面白いエピソードばかりで、ほかの声優さんたちも本当に楽しく演じています。笑いあり、涙ありで、感動がいっぱいな作品です。アニメ放映開始までは、ぜひみなさんも原作ゲームでこの世界観を楽しんでみてください。

■岩田光央(ハルセン役)
ハルセンは粗野で乱暴な男だけど、イルベクを心から信頼して尽くし続ける、なんだかとても魅力的なヤツです(笑)。序盤はあまり出番が無いのですが、どのシーンも印象に残っています。本作には個性的で素敵なキャラクターがいっぱいでてきます。ぜひ、ハルセンを、『スラップアップパーティー』を応援して下さい。

前列左よりカペンシス役の鈴村健一、イクシア・ジュン役の辻あゆみ、バロン・アベル役の近藤隆、ジェダ役の黒田崇矢、後列左よりイルベク役の置鮎龍太郎、ヒリア役の田中理恵、ロクシー役の渡辺明乃、ウェリ役のつぶやきシロー

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