秋葉原アイテム巡り - 2009年元旦の秋葉原は、お正月特価と福袋でお出迎え!

新たに迎えた2009年。元旦のアキバは快晴。そして元旦といえば"福袋"。昨年は、到着したのが開店よりもやや遅れていたため、ほとんどのショップで"完売"の文字ばかりを見ることに。その反省を踏まえて、今回は10時少し前に秋葉原に到着したのだが、そこにはある意味、落とし穴も待ち構えていたのだった。

各ショップごとに独自の福袋を用意

JR秋葉原駅の入り口を出ると、まずコトブキヤ ラジオ会館店が目に入った。そこには、まさに今、最後のひとつが売れていく瞬間が!! ダッシュで向かったものの……時すでに遅し。ということで、店頭の「美少女フィギュア福袋」は完売となってしまった。残念!

ふと気がついたのは、去年の元日と比べて駅前の人の数が少なかったこと。実は、AKIHABARAゲーマーズ本店の初売り開始時刻は12時からということで、取材開始時にはシャッターが閉まっていたことも原因のようだ。同店では16,000円相当のフィギュアが詰め込まれた「フィギュア福袋」を4,000円で販売。

次はアソビットゲームシティを取材しに、中央通りへ向かった。中央通り沿いショップのいくつかは営業しており、かなり人通りも多かったように思う。当然のごとく、同店にも大勢の人だかりができていた。

同店の福袋は、主にゲーム機本体とソフトのセットがバリエーション豊富に販売されていた。また、その中には「ガンダム福袋」なるものが! こちらは3,000円、5,000円、30,000円の3種類を用意。そして、有名タイトルのDVD-BOXも"お正月特価"で販売されていた。同じくゲーム単体も"お正月特価"で販売され、さらにPCゲームやコンシューマーゲームの"100円ソフト"コーナーも設置されていた。

フィギュアは新商品を紹介

グッドスマイルカンパニーの「ねんどろいど」シリーズより2作品が登場。まず、『ペンギン娘はぁと』より「南極さくら」が発売された。3種類の表情パーツにヘルメット、ツルハシも付属する。ノンスケール(全長約100mm)のABS&PVC塗装済可動フィギュアで、メーカー希望小売価格は3,500円。

同じく「ねんどろいど」シリーズから『フェイト/タイガーころしあむアッパー』より、「セイバーライオン」が発売された。このキャラには欠かせないマンガ肉、茶碗、箸が付属する。ノンスケール(全高約100mm)のABS&PVC塗装済可動フィギュアで、メーカー希望小売価格は3,000円。

トイズワークス(キャラアニ)からは、『リトルバスターズ!』の「西園美魚」が発売された。真面目で一生懸命な性格で、本が大好きな彼女をイメージそのままに立体化。外出時に愛用している日傘が付属する。1/8スケール(全高約110mm)のPVC(一部ABS)塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は6,800円。

やまとから、「Creators' Labo」シリーズより『プラレス3四郎』の「桜姫」が発売された。この作品はコミックス第2巻に登場した絵をモチーフとして立体化されたものだ。全高310mmの塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は9,240円。

海洋堂の「リボルテック 北斗の拳レボリューション」シリーズからは、南斗弧鷲拳の使い手でケンシロウの胸に7つの傷をつけた男「シン」が元日に発売された。可動カ所は21カ所、リボルバージョイントを全14個使用。オプションパーツとして、ダメージヘッド、斧などが付属するほか、オプションハンドは4種類が付属する。ノンスケール(全高145mm)の可動フィギュアで、メーカー希望小売価格は2,490円。

おまけ&取材を終えて

スクウェア・エニックスのニンテンドーDS用ソフト『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』(3月28日発売予定)の予約が、秋葉原の各ショップで始まっている。アソビットゲームシティでも、デモを流すなどして予約開始をアピールしていた。

2009年元旦の秋葉原は(午前中の時点だが)、昨年に比べて人出は若干少なかったようだ。チェーン店やアニメショップ各店は営業していたが、PCパーツショップなどの秋葉原の街を形成する数多くの小規模店が休みとなっていたのが大きな原因だろう。昨年は不幸な事件もあり、街に暗い影を落とした年でもあったが、今年はそれを払拭するどんな楽しいイベントがあるのか? そしてまたショップの動向は? 2009年の秋葉原に注目していきたいと思う。