スイス・エーデルワイス航空が2009年の開港を予定している富士山静岡空港よりチューリッヒへのチャーター便を運航する計画がこのほど、明らかになった。18日、航空会社の総代理店や旅行会社の関係者らが静岡県知事を訪問し、報告した。

エーデルワイス航空は、スイスのチューリッヒを拠点とするチャーター便のみを運航する航空会社。日本には2007年7月より新千歳空港へのチャーター便の運航を開始し、仙台空港や中部国際空港、福岡空港などの地方空港へも運航している。

静岡空港は、当初2009年3月の開港を予定していたが、その後延期が決定。現在、6月4日をめどに開港の調整が進められている。静岡空港離着陸の国際便の運航は、アジア・太平洋地域が中心で、欧州への就航計画は定期便、チャーター便ともに今回が初となる。

静岡県空港部利用推進室によると、今回のチャーター便の計画は、7月15日静岡空港発、22日帰国。大型ジェット機のエアバス330 - 200を使用し、定員は200名。静岡市で開催されるイベント「ツインメッセ静岡」や同県内の大手旅行代理店の店頭で20日より、募集が開始される。