東日本旅客鉄道は2009年1月17日と18日、EF55形機関車の営業運転終了を記念したイベント「EF55ファン感謝祭」を実施する。会場は17日が碓氷峠鉄道文化むら(群馬・安中市)、18日が高崎駅東口駐車場内特設会場等。EF55形電気機関車は、1936年に特急列車用として製造。当時の流行だった流線型を採用しており、その特徴的な外観から鉄道ファンに「ムーミン」の愛称で呼ばれているという。

EF55形電気機関車

愛嬌のある流線型を採用

17日は11:30から鉄道部品即売会を開催。ヘッドマーク、懐中時計、運転時刻表、方向幕、番号札、灰皿、吊り輪などが登場するという。さらに13:00からは「お宝鉄道部品抽選販売会」と題して、ヘッドマークやEF55運転時刻表などを抽選方式で販売するという。なお両イベントに参加するには、碓氷峠鉄道文化むらの入場料金が必要。

同日は、会場近くの横川駅にEF55形機関車が牽引する「快速さよならEF55碓井」が到着し、上野駅08:00発 - 横川駅10:36着。乗車するには乗車券のほかに指定席券が必要とのこと。即売会の整理券は同列車の乗客に優先的に配布されるという。

18日は10:00から、高崎駅東口駐車場内特設会場にて鉄道グッズや駅弁販売を実施する。駅弁祭りには"EF55弁当"や"D51弁当"のほか、地方の人気駅弁など計35種類が用意されるとのこと。また、10:30には高崎駅2番線ホームにて「快速さよならEF55横川」の出発式を開催。同列車がEF55形機関車の営業最終列車になるという。11:00からは高崎駅東口駐車場内特設会場で、鉄道部品即売会や鉄道アイドル木村祐子さんのクイズ&トークショーが行われる。さらに13:00からは、「お宝鉄道部品抽選販売会」も開催されるという。