俳優の窪田正孝と女優の栗山千明が17日、都内で行われたNHK土曜時代劇『浪花の華~緒方洪庵事件帳~』(2009年1月10日放送スタート 毎週土曜 19:30~)の記者会見に出席した。

時代劇『浪花の華~緒方洪庵事件帳~』の記者会見に出席した栗山千明

同作は、江戸末期の大阪を舞台に、後の幕末の名医・緒方洪庵となる身体が弱い侍・緒方章(窪田)と謎の男装美女・左近(栗山)がさまざまな事件に巻き込まれ、緒方は持ち前の正義心で事件解決に奔走する。

時代劇初出演という栗山は、男装する女侍役を演じることもあり、「殺陣のシーンが毎話あるので一杯一杯ですね。覚えるのが大変で。アクションの経験はあるのですが、刀の扱いは難しいです」と撮影の苦労を語るも、「時代劇には詳しくないというのを武器にして左近のキャラクターを作っていきたいです」と意気込んだ。一方、窪田は「正座すると膝が痛くなるんです。でも完成品を見たら、表情に出ていなかったのでよかったですね(笑)」と笑わせながら、「僕も殺陣をやりたかったです(笑)。でも、後々になるとあるみたいなのでそこはお楽しみにしていただいて。ポップでテンポも早く、刺激的な作品になってます。若い人たちが時代劇を見るきっかけになれば」とアピールした。

「所作や言葉遣いが難しいです。ふだん、父親に敬語を使わないので、イメージが湧きにくくて。自分と総理大臣に置き換えてイメージしてます(笑)」と窪田(写真左)