年賀状はもらってうれしいものを送ろう!

2008年もあとわずか。皆さん、年賀状の準備は進んでいますか? 早めに作らなくちゃ…と思っていても、なんだかんだであっという間に時間が過ぎて気がついたら年越しまで後数日しかない、ということはよくあります。人によっては除夜の鐘が鳴り響いているのにも関わらずまだ完成していないことも…。出さないよりはギリギリでも(あるいは年を超しても)作ったほうがいいのですが、慌てて制作した年賀状は手抜き感が拭えません。

そこで「もらってうれしい年賀状」の作り方を紹介しましょう。もちろん、プロ顔負けのデザインやイラスト、写真などを自分で作るのは簡単なことではありません。しかし、市販のソフトや最新のプリンタを上手に活用すると時間や手間をあまりかけずに、かなりレベルの高い年賀状を作成することができます。では、その具体的な方法をこれから解説します。

また、「マイコミジャーナル」では、Mac専門誌「Mac Fan」と合同で「Mac Fan×マイコミジャーナル 年賀状コンテスト 2009」を開催しています。募集対象は「未発表・オリジナル年賀状作品」。テーマや使用ソフト&周辺機器の限定はありません。優秀作品は、協賛メーカー提供による豪華副賞をプレゼントします。応募作品は、デザインだけでなく素材集めやコンピュータの活用方法など、楽しく効率的に年賀状を制作するためのアイデアも大歓迎です。この記事も参考にしながら、工夫とオリジナリティ溢れる年賀状を制作してご応募下さい。募集締切は、2009年 1月 9日金曜日(当日消印有効)、審査結果は2009年 1月29日のマイコミジャーナルおよびMac Fan 2009年3月号誌上にて発表します。応募の詳細は、「Mac Fan×マイコミジャーナル 年賀状コンテスト 2009」をご覧ください。

「PIXUS MP630」で作るいろいろなタイプの年賀状

キヤノンMP630では、写真入り年賀状を標準で添付されているユーティリティ「イージーフォトプリントEX(Easy-PhotoPrint EX)」を使って簡単に作成することができる。トップメニューからレイアウト印刷を選んでレイアウトを決め、文字やイラストを追加するだけで写真付き年賀状があっという間にできてしまうのだ。太字、簡単な影づけや袋文字にも対応しているので、全面を写真にして文字を乗せるデザインでもOKである。

「MP630」は、9300dpiの解像度と5色独立インクを搭載した売れ筋モデル

さらに自分オリジナルな年賀状を作りたい人には、手書きナビを使い、手書き文字やオリジナルイラストを交えた年賀状を作ることもできる。手書きナビも従来より進化しており、手書き文字などをそのまま印刷するほか、白フチや白抜きにしたり、影をつけたり内側を塗りつぶすことも可能だ。マークシートで選ぶ方式で操作しやすく、気に入るまで何度も書き直すことができる。イラストを描くのが得意だったり、POP風の文字が書ける人にはたいへん便利だ。

もう少しおまかせで作りたい人には、キヤノンが提供するWEBサービス「キヤノン・イメージゲートウェイ」を利用するといいだろう。無料登録を済ませ、ログインしたら「年賀状を作ってみよう」のバナーから年賀状の作成ができる。ここでは自分の写真をアップロードしてレイアウトすることもできるし、イメージライブラリから好きなデザインの年賀状や、イラストなどのパーツを選択して作成することもできる。作成したデータは最終的にPDFファイルにして印刷するが、そこまでの操作が非常にスムーズで戸惑うことがないよくできたシステムだ。

イージーフォトプリントEXで作った写真年賀状。別途フリーの年賀状向けイラスト素材などを読み込んでレイアウトするとカタチになってくる

キヤノン・イメージゲートウェイでは、従来型の落ち着いたデザインのほか、イラストもフォントもカワイイ感じのものが充実している

PIXUS MP630
オープンプライス(実売予想価格2万7000円前後)
キヤノンマーケティングジャパン