ライトアップされたイルミネーションツリーをバックに「LIFE」「ORION」を熱唱する中島美嘉(25)

東京・お台場の都市型エンタテインメント施設「メディアージュ」で、24日、中島美嘉をゲストに「メディアージュ来場者1億人達成記念イルミネーションツリー」の点灯式がおこなわれた。

会場を埋め尽くしたファンの拍手と歓声のなか、ステージに現れた中島は、1曲目にドラマの主題歌にもなった『LIFE』を披露。サビに入るとともにイルミネーションが点灯され、曲の雰囲気も手伝って幻想的なムードに。続いて中島も出演中のドラマ『流星の絆』(TBS)の挿入歌「ORION」を熱唱した。

曲が終わると、ステージ後方にそびえ立つイルミネーションツリーを見ながら「すごくキレイですね。こんなに大きなツリーは初めて見ました」。'02年にクリスマスツリーをプロデュースして以来、6年ぶりとなるメディアージュのイベント出演に、「前回は点灯式だけで歌がなかったけど、今回は皆さんの前で歌えてすごく嬉しかったです」と話し、曲中にツリーが点灯したことに気づいたか聞かれると、「なんとなくわかりました(笑)。ステージの床に映っていたので……」と答えた。

イルミネーションツリーの点灯に"エコ"が考慮されていることにちなみ、自ら実践している"エコ"について尋ねられた中島は、「お箸とタンブラーはいつも持ち歩いています」と回答。「この仕事を続けていると、たくさんお食事をいただくこともあるので、少しでもゴミが出ないように、と思ったのがきっかけで持つようになりました。もともと自然が好きなんですよね。鹿児島出身なので」。

1年半ぶりとなるニューアルバム『VOICE』(11月26日)のジャケットは、鹿児島県の屋久島で撮影がおこなわれたそう。「楽しかったですよ。2時間かけて山を登ったけど全然嫌じゃなかったし、疲れなくて気持ちよかったくらい。ただ、最初は(登山に)1時間かかるって聞いてたんですけど(笑)」と話すと、会場からも笑いが。ちなみに新作のタイトルには「歌声」「心の声」の2つの意味があるそうで、屋久島での撮影も「静かな場所にいて、いろんな声を聴くようなイメージで臨みました」(中島)とのこと。

中島は「今日は雨も降って寒い中、たくさん来てくださってありがとうございました。すごく嬉しかったです」と挨拶

「あと、今回のアルバムはアップテンポの曲が多いので、ストレス発散のような感覚で、みんなで聴いて騒いでもらえるといいなと思っています」と新作をアピールした中島。短い時間ながら、会場中から響く「美嘉さーん!」の声援に応えて手を振るなど、ファンとの親睦を深めていた。

お台場メディアージュのイルミネーションツリーの点灯期間は、来年3月15日まで。