シマノは、穂先や穂持ちにパワーのある本調子を採用しながら、持ち重りも軽減させたヘラブナと鯉釣り用の振出竿「慶春風(けいしゅんぷう)」12モデルを11月下旬に発売する。特に15尺以上のモデルでは、シャキッとした先抜け感のある調子を実現しているとのこと。外観には口塗り竹模様のデザインを採用し、元竿には立体竹節仕上げが施されたという本格仕様になっている。

「慶春風(けいしゅんぷう)」

振出竿は、コンパクトに仕舞えて持ち運びに便利なうえ、大物が掛かった場合に継ぎ目から穂先が抜ける心配がない。また、同製品は全モデルに尻手管が装備されており、尻手ロープを繋ぐことで竿自体を大物に持って行かれる事故を防ぐことができる。

全モデルに糸がらみを防ぐというボールベアリング入りの「マイクロまわりリリアン」穂先や、ソフトで握り込める綾織握りを採用。ラインナップは、全長が3.6mから6.3mの「硬調」が5モデル、3.6mから5.4mの「鯉」が4モデル、3.6mから5.4mの「鯉硬調」が3モデル。価格は、2万600円(税別)から3万5,100円(税別)となっている。