会社にほしい備品
(C)アリババ調べ

企業間トレードサイト「Alibaba JAPAN」を運営するアリババはこのほど、オフィス備品・設備に関する調査結果を発表した。同調査は、9月19日~23日の4日間で一都三県に住む20代~50代の会社員に対して実施したもので、男女合計300名から回答を得た。

調査結果によると、会社にほしい備品として1位に輝いたのは、男性が「マッサージ機器」で16.7%、女性は「ミネラルウォーターサーバー」で12.7%となっている。2位以下は、男性が「コーヒーサーバー」で15.3%、「ミネラルウォーターサーバー」で14.0%、女性が「加湿器」で10.0%、「マッサージ機器」、「オフィスグリコ」で9.3%と続く。

実際に会社にある備品としては、全体で「自動販売機(飲料)」が53.7%、次いで「温水洗浄便座」が50.7%、「加湿器」が31.7%となった。社員の要望が高いであろう「ミネラルウォーターサーバー」の設置率が11.0%、「マッサージ機器」が3.0%という結果を踏まえると、社員が求める備品にはまだ手が届いていないのが現状といえるだろう。

また設置してほしい設備としては、男性は「社員食堂」が19.3%、女性は「リラクゼーションルーム」が21.3%で1位を獲得した。

一方、会社内の禁煙・禁煙環境について質問したところ、オフィスが「全面禁煙」となっている企業が45.7%、「一部禁煙」が41.7%、「禁煙ではない」が12.7%という答えが返ってきた。さらに、「一部禁煙」「禁煙ではない」と回答した人に、分煙室・分煙機について設置の有無を聞いてみると、「喫煙室、分煙機器両方ない」と答えた人が38.7%にもなり、愛煙家・嫌煙家ともどもベストなオフィス環境とはいえないことが明らかとなった。

社での禁煙の状況
(C)アリババ調べ

分煙室、分煙機器の有無
(C)アリババ調べ