三菱、ランサーエボリューションXをマイナーチェンジ

三菱自動車は9日、ランサーエボリューションXのマイナーチェンジを行うとともに、GSRベースの最上位グレード「GSR-Premium」を追加設定し発売した。価格は315万円から505万500円。なお、トランスミッションはRSを除き、デュアルクラッチを採用したTwin Clutch-SSTと5MTが用意される。

今回のマイナーチェンジでは、高回転域におけるエンジン出力を向上させたほか、外装はリヤコンビランプのエクステンション部にブラック塗装を採用。内装では、RSを除き、インストルメントパネルのオーナメントパネル上部にシルバーのピンモールを追加したほか、エアコンパネル外周にメッキリングを追加した。また、フロントのフロアコンソールとカップホールダーにふたを追加し、パーキングブレーキレバーのグリップに本革巻きを採用、運転席側サンバイザーにはバニティミラーを追加した。

また、従来オプションだったキーレスオペレーションシステム&オートライトコントロール&雨滴感応オートワイパー、6スピーカーシステム、リヤヒーターダクト、ヒーテッドドアミラー、強化バッテリーなどを標準装備とした(いずれもRSを除く)。

新たに設定された「GSR-Premium」は、GSRをベースに、オプションなどを追加装着したグレード。メーカーオプション設定のスタイリッシュエクステリアとBBS製アルミホイール、ビルシュタイン製ショックアブソーバー、アイバッハ製コイルスプリング、ブレンボ製2ピースタイプ18インチベンチレーテッドディスクブレーキを標準装備する。また、シートはレカロ製シートヒーター付きレザーシートとしたほか、フロアコンソールボックスをソフトレザー貼りとし、フロントにスカッフプレートを採用。遮音材を追加して静粛性も高めているという。また、メーカーオプションの7インチワイドディスプレイHDDナビゲーション「MMCS」、ロックフォードフォズゲートプレミアムサウンドシステム(9スピーカー)、サイド&カーテンSRSエアバッグを標準搭載する。