BMWは3日、日本市場向けに適合させた「BMW 3シリーズ」のセダンとツーリング(ワゴン)の予約受け付けを開始した。納車は2008年11月中旬以降を予定している。価格は、セダンが434万円から976万円、ツーリングが465万円から693万円。

新型 BMW 3シリーズ セダン

今回発売される「BMW 3シリーズ」は日本市場に適合するため、ドアハンドルを専用設計品とし、全幅を現行の1,815mmから1,800mmに変更するなど、立体駐車場における利便性を向上させた。この変更は今後、M3セダンを除く日本仕様の右ハンドル車に対応予定で、現行モデル用のアクセサリー・キットも合わせて発売している。

フロント・ビューは、キドニー・グリルやバンパー内のエア・インテークを拡大。ダイナミックな印象とした。そのほかボンネット、ヘッドライドなどのデザインも変更された。リヤは、バンパー、テールライト、トランク・リッドのデザインを刷新。テールライトには2つのLEDユニットが組み込まれた。

安全性については、6つのエアバッグ、全座席に3点式ELRシートベルトとヘッドレストを装備。後席にISOFIXチャイルド・シート・ブラケットを装備した。さらにフロント・シートには、衝撃に応じて作動するアクティブ・ヘッドレストを装備。これは後面衝突が起きた場合、瞬時にヘッドレストの前部が前方へ最大60mm、上方に最大40mm移動し、頭部を安定させて安全に保つ働きをする。

サイドビュー ※セダン

リヤビュー ※セダン

新型 BMW 3シリーズ ツーリング

リヤビュー ※ツーリング

インテリア

トランクルーム ※ツーリング