良品計画は2日、同社が展開する「無印良品」から湯たんぽを発売した。従来の湯たんぽと大きく異なるのは、持ち手とお湯の注ぎ口が両端に分かれていること。従来は注ぎ口と同じ側に持ち手が付いていたためお湯を注ぐ際や抜く際に手にかかってしまうなどの事故があり、これを防ぐためにオリジナル形状としたとのこと。

「湯たんぽ・大」1,155円

「ポリエステルボア湯たんぽカバー・大」1,100円

色は白色系の半透明で、外からお湯の量が見えるようになっている。大きさは2リットルと470mlの大小2種類で、小さいタイプは大人の男性の手の平に収まるほどのサイズ。同社広報では「子ども用に限らず、車の中やオフィスなどに携帯してカイロ代わりに使っていただきたい」としている。価格は「大」(2リットル)が1,155円、「小」(470ml)が840円。

なお、専用の湯たんぽカバーも同時に発売しており、ボア・フリース・綿天竺の3種類をそろえた。同社広報によると「今月中にはオフィスや携帯しての使用などにも通用するカラフルなカバーも発売する予定」としており、一部店舗の先行発売では赤などの明るい色のカバーに人気が集まっているとのことだ。専用湯たんぽカバーは700円から1,100円。