平城遷都1300年記念事業協会が主催する「奈良ゆかりフォーラム」がこのほど、東京都・千代田区の社会文化会館にて開かれた。会場では薬師寺執事長による基調講演などが行われたほか、せんとくんの着ぐるみが登場し、12のパフォーマンスで会場を盛り上げた。

会場を盛り上げたせんとくんの着ぐるみ。東京では初めての披露となった

平城遷都1300年祭は2010年1月1日から12月31日まで平城宮跡を主会場とし、様々な展示・イベント等を開催するというもの。また同フォーラムは、平城遷都1300年祭の500日前スターティングイベントとして位置づけられている。

薬師寺執事長の村上太胤師による基調講演や、奈良ゆかりの4市の市長・教育長による講演などが実施された。なかでも、会場を沸かせたのが平城遷都1300年祭のマスコットキャラクター「せんとくん」。黄色い歓声が飛び交う中、着ぐるみのせんとくんがバンザイやピース、お願い・感謝など12のポーズを披露した。また、初登場となるせんとくんの友達「酒仙童子(しゅせんどうじ)」と「阿修羅童子(あしゅらどうじ)」が現れると会場の熱気は最高潮に。せんとくんの兄「鹿坊(ろくぼう)」や祖父「鹿爺(ろくじい)」とともに、平城遷都1300年祭をアピールした。

酒仙童子(しゅせんどうじ)

阿修羅童子(あしゅらどうじ)

鹿爺(ろくじい)