本田技研工業は4日、同社の最上級セダン「レジェンド」のエンジンおよび内外装を一新するとともに、新たにスポーティグレードの「ユーロ」を追加して、5日より発売すると発表した。価格は555万円から635万円。

レジェンド ※オピュレントブルー・パール

同車は、四輪駆動力自在制御システム(SH-AWD)など先進技術を搭載した上級セダン。今回のマイナーチェンジでは309馬力の新しいV型6気筒3.7L(リッター)エンジンを搭載したほか、内外装を一新した。

エクステリアでは大型のフロントグリルやスポイラー一体型のトランクフード、新デザインの17インチアルミホイールなどを装備。ボディカラーにはパール顔料粒子を均一に並べることで輝きの増した高品位塗装(アルバータホワイト・パール)を採用した。

歩行者との衝突時に、ボンネットフード後部を瞬時に持ち上げ、歩行者の頭部衝撃を低減する「ポップアップフードシステム」を装備。また、ABSや横すべり抑制を行なう「VSA」などを電動パワーステアリングと協調制御。車両の挙動の乱れに対してステアリング操作をアシストする機構(モーションアダプティブEPS)を搭載した。

新たに追加されたスポーティグレード「ユーロ」は、ブラッククロームメッキパーツや18インチアルミホイールなどを採用し、スポーティなフォルムを実現した。本革と木目調コンビステアリングホイールやATセレクトレバーを採用。シートには赤のダブルステッチを施している。ユーロの専用ボディカラーとして、シルバージェイド・メタリックを設定した。

ユーロ シルバージェイド・メタリック

ブラック、オプション装着車

ユーロS インテリア ブラック、オプション装着車

ポップアップフードシステム作動イメージ

SH-AWD 作動イメージ

インターナビ・ルート