『ワンナウツ』がマッドハウス制作でアニメ化決定 - 10月より放送開始

バップは、集英社「ビジネスジャンプ」にて1998年～2006年に連載された野球マンガ『ワンナウツ』をアニメ化、10月より日本テレビ系(一部地域を除く)にて放送を開始すると発表した。

『ワンナウツ』の原作者はドラマ『LIAR GAME』(2007年4月～6月)もヒットし、現在注目されている漫画家のひとり、甲斐谷忍氏。アニメは原作同様、プロ野球を舞台に主人公・渡久地東亜らが仕掛けるギリギリの深層心理を突いた勝負が見せ場の心理エンターテインメントに仕上がる予定で、「主人公が努力をしてチームを優勝に導く」ような従来の野球マンガの常識をくつがえす心理戦が、原作の緊迫感そのままに繰り広げられるという。

スタッフは日本テレビ系の話題作を手がけてきた佐藤雄三氏(代表作に『逆境無頼カイジ』『闘牌伝説アカギ』など)を監督に起用、シリーズ構成に高屋敷英夫氏、キャラクターデザインに梅原隆弘氏(代表作に『クレイモア- CLAYMORE -』『闘牌伝説アカギ』など)らが集結。制作はマッドハウスが務める。キャストは現在未定。

＜あらすじ＞
「埼京彩珠リカオンズ」の児島弘道は、実力はありながらも一度も優勝をしたことがないという"不運の天才打者"。優勝するには何かが足りない……その何かを探すため、沖縄で自主トレーニングに励んでいた。そこで児島が出会ったのは、渡久地東亜という男。"ワンナウト"と呼ばれる賭け野球で無敗を誇る伝説の男だった……!!
二度のワンナウト勝負の末、気力で勝利を手にした児島は、東亜にリカオンズ優勝への光明を見出し、チームにスカウトする。そしてこの東亜の入団が、万年Bクラスの弱小球団「埼京彩珠リカオンズ」の運命を大きく変えることになる!

キャラクター紹介

渡久地東亜(とくち トーア)
賭け野球"ワンナウト"で過去一度も負けたことのない男。洞察力と投球の制御力は抜群。自主トレ中の児島に出会ったのち、プロ野球に転身することになる。背番号77。

児島弘道(こじま ひろみち)
東亜をリカオンズにスカウトした張本人。様々なタイトルを取るほどの才能がありながらも優勝の経験がなく、"不運の天才打者"と呼ばれる。背番号9。

(C)甲斐谷忍/集英社・ワンナウツ製作委員会(仮)