らでぃっしゅぼーやは28日、国内初となるトマト果汁入りの日本酒「奥丹波 果実のお酒 とまと檸檬」を発売した。同社会員限定で販売される。内容量は500ml、価格は1,050円。

「奥丹波 果実のお酒 とまと檸檬」(左)、冷やして飲めばすっきり美味しい(右)

同商品は、兵庫県丹波市の「山名酒造」が生産している3年熟成純米酒をベースに、同社で発売中のストレート果汁100%下呂産トマトジュースをブレンドしたお酒。さらに、奈良県吉野郡の「王陰堂農園」が生産したレモンと甜菜糖で味を整えた。純米酒ベースのリキュール類に野菜果汁のトマトがブレンドされた商品は国内初だと同社は話している。日本酒が苦手な女性も口にしやすいように工夫されており、トマトとレモンの風味が効いた新しい"和のリキュール"として、爽やかですっきりした味に仕上がっているという。

近年、国内において日本酒需要が低迷しているが、その反対に海外における日本酒の評価は高まっており、輸出量も年々増加しているとのこと。同社では、従来と異なるスタイルの日本酒を提案していくことで新たな需要を喚起し、日本酒文化の継続を応援していきたいとしている。