ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパンは、昨年フルモデルチェンジした「キャデラックCTS」に、ハイパフォーマンスモデルの「キャデラックCTS-V」を追加し、今秋より日本に導入することを決定した。価格などの詳細は、具体的な販売時期が決定次第発表される。

キャデラックCTS-V ※デトロイトショーモデル

新しい「キャデラックCTS-V」は、2008年1月のデトロイトショーで公開されたモデル。アグレッシブな外観に、スーパーチャージャー付6.2L(リッター)のV型8気筒エンジンを搭載しており、キャデラック史上最速のモデルであるという。

最高出力は415kW (556ps)/6.100rpm(※米国内参考値)。トランスミッションはステアリングタップシフト付きの6速オートマチックが組み合わせられる。スポーツサスペンションや可変ショックアブソーバーの「マグネティック・ライドコントロール」も装備される。ブレーキにはブレンボ社製ハイパフォーマンスブレーキキャリパー(フロント6ピストン、リア4ピストン)を採用する。

外観上の特長は、エンジンフードのパワードーム、サテン仕上げメッシュグリル、専用デザインの19インチアルミホイールなど。インテリアでは、黒曜石調の素材を採用した新トリム、レカロ社製の14ウェイパフォーマンスドライビングシート、スウェード調マイクロファイバー素材のステアリング&シフトノブ、横Gインジケーターなどが装備される。