マイボイスコムはこのほど大手スーパーのブランドイメージに関するアンケート調査を行い、「最も信頼できる大手スーパーはジャスコ」などとする調査結果を発表した。同社による調査はこれが8回目で、1万4,241件の回答を得たという。

『最もよく利用する大手スーパー』でトップに選ばれたのは回答の33.3%を占めた「ジャスコ」。次いで「イトーヨーカドー」(21.4%)、「ダイエー」(12.8%)、「西友」(10.1%)と続いた。

「最もよく利用する大手スーパー」(c)マイボイスコム

また、『大手スーパーで買い物をする頻度』としては「週1回くらい」が33.3%。週に1回以上訪れる人を合計した割合は過半数を占めるが、「週に1回以下」との回答も45.1%に上り、頻繁に利用する人とそうでない人とが二極化していることがわかった。

『大手スーパーを利用する際に重視する点は』との質問には、60.8%の人が「価格が手頃」と回答。「取扱い商品のジャンルが幅広い」(47.4%)、「自宅や職場からのアクセスがよい」(33.2%)、「大型駐車場がある」(33.1%)といった回答も上位を占めた。

さらに、『最も信頼できる大手スーパー』を問う質問に対して最も多く名前が挙がったのは「ジャスコ」(22.6%)、次いで「イトーヨーカドー」(18.5%)。しかしながら、回答の割合として最も多かったのは「わからない」(48.3%)との回答で、食品をめぐる事件が多発する中で疑心暗鬼になっている消費者心理を反映しているといえる。

大手スーパーに対する不満点や改善してほしい点についての自由コメントでは、「地域にあったものをおいてほしい」、「惣菜の原材料や産地の表示をしてほしい」、「無農薬・無添加物などの安全な食品をもっと増やして欲しい」など食品に安全・安心を求める声が多く寄せられたという。

「大手スーパーで買い物をする頻度」 (c)マイボイスコム
「大手スーパーを利用する際に重視する点」 (c)マイボイスコム
「最も信頼できる大手スーパー」 (c)マイボイスコム