三倉茉奈・佳奈が双子姉妹のWヒロインを演じる次期連続テレビ小説『だんだん』(9月29日スタート NHK総合・8:15~8:30ほか)の島根ロケが11日、島根県松江市内で行われ、茉奈・佳奈をはじめ吉田栄作、鈴木砂羽らキャストが会見に臨んだ。

NHK次期朝ドラ『だんだん』の島根ロケに臨むヒロイン。左から、三倉茉奈、三倉佳奈

1日からスタートしている島根ロケ。この日は、シジミ漁で有名な宍道湖の湖畔で撮影が行われ、姉妹の父親のシジミ漁師を演じる吉田がたくましい漁師姿を披露した。

会見には、松江育ちの元気な高校生に扮した茉奈が制服姿で登場。「島根でのロケは11日目になるのですが、地元のみなさんが温かくて、食べ物もおいしいし、天候にも本当に恵まれて、出雲の神様が見守ってくれているのではないかと毎日感じています。感謝の気持ちでいっぱいです」と島根ロケの感想を語った。一方、茉奈に遅れてロケ4日目から参加した佳奈は、京都の舞妓役とあって着物姿。「私が参加したときには、すでに茉奈をはじめスタッフの方が真っ黒に日焼けしていて、『もう島根の人になってはるなぁ』と。私は舞妓さんの格好なので島根のロケでは浮いた存在ですが(笑)、それでも町の方は『応援してるからがんばって』と会う人ごとに声をかけてくださって、ここは温かくて素敵な町だなと思いました」と地元の歓迎ぶりに感激していた。

吉田&鈴木は初のシジミ漁に奮闘中! 新人・木咲直人(最左)も茉奈の異母弟をフレッシュに熱演

また、このロケでシジミ漁に挑戦している吉田は「2月にシジミ漁の勉強のために松江に来まして、たくさんの漁師の方と会っていろいろ教えてくただきました。漁のやり方はそれぞれでしたが、宍道湖を大事に思う気持ちはみなさんまったく一緒。シジミは宍道湖の恵みで、松江の町のみなさんを支えていることを実感しました。役をやる上でその実感を生かしたい」と宍道湖の漁師役に意気込みを。そんな吉田を支える妻役で、茉奈の育ての母を演じる鈴木も「シジミ漁のお手伝いをしてみたのですが、あまりの重労働にビックリ。これまでいろんな職業をやりましたが、シジミ漁はなかったなと。でも、これからロケも続きますし、地元の方にご指導いただいてやっていけば、どんどん上手になってしまうかなと思います(笑)」と初めての漁に張り切っていた。