三倉茉奈・佳奈姉妹がヒロインを演じる次期連続テレビ小説『だんだん』(9月29日放送スタート NHK総合 8:15~8:30ほか)が26日、京都市内でクランクイン。28日に会見が行われ、佳奈がかわいらしい舞妓姿を初披露した。

京都でクランクインした次期NHK朝ドラ『だんだん』のWヒロイン、三倉茉奈(左)と念願の"舞妓"になった佳奈

この日、収録が行われたのは、花街の風情たっぷりの京都・祇園の白川通り。舞妓を演じるため、今年1月から祇園に通い、京舞や所作などの特訓に励む"舞妓修業"を続けてきたという佳奈は、イントネーションの難しい京ことばをあざやかに操り、堂に入った舞妓姿を見せていた。

収録後、会見に出席した佳奈は「今日はお集まりいただき、ほんまにおおきにどす~」と祇園の舞妓になりきって挨拶。初めてという舞妓姿に「撮影前から楽しみにしていたので、気合入ってます!」と感激している様子だ。舞妓独特の底の厚い履物"おこぼ"で歩くシーンで「初日にさっそくコケまして(笑)。もう一回コケたら絶対に捻挫する! と思ったので、二度とコケないようにがんばろうと思います」とかわいい失敗談を明かしながらも、「観光客の方に『あ、舞妓さんだ! かわいい!』と声をかけていただいて、私もちゃんと舞妓さんに見えるんや! とすごくうれしくなりました」と満足そうな笑顔を見せていた。

そんな佳奈の晴れ姿を茉奈は「いやぁ、かわいいですね~」と絶賛。「家でも毎日、自分で着付けをやったりとか"自主練"をしてがんばってる佳奈の姿を見ていたので、その練習の成果がしっかり出ることを双子の姉として祈ってます!」とエールを送っていた。

撮影に臨む佳奈の表情を真剣そのもの!

また、こちらもあでやかな芸妓姿を披露した佳奈の先輩芸妓役の京野ことみは「身の引き締まる思い。祇園に来て、芸妓さんや女将さんたちにいろんなお話をうかがって、みなさんの心の温かさや懐の深さに感激しています。祇園の芸妓を演じさせていただく以上、その心意気をドラマを通じて伝えられるよう、精一杯務めたい」と抱負を。一方、茉奈・佳奈の母親役の石田ひかりは「撮影はまだ始まったばかりですけど、茉奈ちゃん、佳奈ちゃんそれぞれの個性がだんだんわかってきました!」とコメント。すっかり"お母さん"になったやさしい表情で、愛らしい双子ヒロインを見守っていた。

京野ことみ(最左)、石田ひかり(最右)もあでやかな京女を演じる