アルファロメオ、「アルファ147」にドゥカティとのコラボレーションモデルを設定

フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは、二輪のドゥカティとのコラボレーションモデルとして「アルファ147 ドゥカティ コルセ (Alfa 147 Ducati Corse)」を設定し、7月5日より予約受付を開始する。販売台数は限定200台。価格は330万円。

「アルファ147 ドゥカティ コルセ」は、アルファ ロメオと、イタリアのオートバイメーカーであるドゥカティとのコラボレーションで生まれたモデル。フィアット グループ オートモービルズ(アルファ ロメオ ブランド)は、従来より「Moto GP」(世界ロードレース選手権)、「World SBK」(スーパーバイク世界選手権)などに参戦するドゥカティ コルセ レーシングチームのオフィシャルスポンサーでもあり、ドゥカティ社と緊密な関係を培ってきた。今回のモデルは四輪と二輪のモータースポーツをイメージさせる、スポーツマインドあふれる特別限定モデルとしている。

同車は、すでに販売されている「アルファ147 2.0 ツインスパーク セレスピード スポルティーバII(Alfa 147 2.0 TWIN SPARK Slespeed Sportiva II)」をベースに、スポーツサスペンションなど各種の装備を施したモデル。110kw (150ps)/6,300rpmの最高出力をはじめ、右ハンドルやセレスピードの搭載など、各仕様・諸元はベースモデルと変わらない(タイヤサイズを除く)。

変更点は、215/40R18タイヤに専用デザイン18インチアロイホイールを組み合わせ、ローダウンタイプのスポーツサスペンションを装着。アルミマット仕上げのフロントグリルやフロントエアインテーク、アルミマット仕上げヒーテッド電動ドアミラー、鮮やかなレッド仕上げのブレーキキャリパーなどを装備する。また、専用デカール、バッジなどにより、ひと目で特別仕様車であることがわかるようになっている。ボディカラーはジュリエッタ レッド 、アイス ホワイト、エトナ ブラックの3色が用意される。

インテリアでは、ドゥカティ コルセのエンブレムをあしらった専用のブラックスポーツレザーシート、レッドステッチ入り専用レザーステアリング、専用ブラックメーターなどが装備される。そのほか、キセノンヘッドライト(ロービームのみ/光軸自動補正式)、ヘッドライトウォッシャー、BOSEサウンドシステム、CDチェンジャー、フロントシートヒーター、自動防眩ルームミラー、雨量に応じてワイパーを自動制御するレインセンサー、車内ガラス面の結露を防ぐミストセンサー、車外に異臭を感知すると自動的に内気循環モードに切り換えるオドセンサーなども標準装備としている。