顔面蹴られた柴咲コウに、松下奈緒の純愛モノまで - G.W、コレを観ずに何を観る! 新作映画情報

『紀元前1万年』

『インデペンデンス・デイ』、『デイ・アフター・トゥモロー』のローランド・エメリッヒ最新作はタイトル通り紀元前1万年の太古を迫力のCGで映像化。詳しくはレビューをご覧あれ。

キャスト:カミーラ・ベル、スティーブン・ストレイト、クリフ・カーティス
監督・脚本・制作:ローランド・エメリッヒ

丸の内ピカデリー1他にて全国ロードショー中。

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』

1927年に刊行されたアプトン・シンクレアの小説『石油!』を映画化。カリフォルニアを舞台に、石油を掘り当てたことで欲望の渦に飲み込まれていく男の栄達と破滅を独特のタッチで描く。主演のダニエル・デイ=ルイスはこの作品でアカデミー主演男優賞に輝いた。監督は『マグノリア』のポール・トーマス・アンダーソン。2時間38分という長尺ながら、最後まで一気に見せる演出はさすが。また、共演のポール・ダノは第79回アカデミー賞で脚本賞、助演男優賞を受賞した『リトル・ミス・サンシャイン』で主役のアビゲイル・ブレスリンの兄を演じたことも記憶に新しい。

キャスト:ダニエル・デイ=ルイス、ポール・ダノ、ディロン・フレイジャー、キアラン・ハインズ、ケヴィン・J・オコナー
監督/脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
制作総指揮:スコット・ルーディン
音楽:ジョニー・グリーンウッド(Radiohead)

シャンテシネ他にて全国順次ロードショー中。

『NEXT -ネクスト-』

2分先の未来が見えるという能力を持つクリス・ジョンソンをニコラス・ケイジが熱演。ラスベガスのしがないマジシャンだったのに、この能力があるがために命の危険に晒される羽目に。ストーリー、見どころはこちら。

キャスト:ニコラス・ケイジ、ジュリアン・ムーア、ジェシカ・ビール、ピーター・フォーク
監督:リー・タマホリ(『007/ダイ・アナザーデイ』)
原作:フィリップ・K・ディック『ゴールデン・マン』

丸の内プラゼールほか全国松竹・東急系にてロードショー中

『アイム・ノット・ゼア』

生ける伝説、ボブ・ディランをまったく新しいアプローチ方法で描いた作品。詩人、無法者、映画スター、ロックスター、革命家、放浪者という6つのボブ・ディランの側面をそれぞれ違う俳優が演じる。特筆すべきはその6人にケイト・ブランシェットが含まれているということ。女性がどうボブを演じるのか興味深い。また、1月に不慮の事故で亡くなってしまったヒース・レジャーとその離婚した元妻、ミシェル・ウィリアムズも出演している。

キャスト:クリスチャン・ベール、ケイト・ブランシェット、マーカス・カール・フランクリン、リチャード・ギア、ヒース・レジャー、ベン・ウィショー、ジュリアン・ムーア、シャルロット・ゲンズブール、ミシェル・ウィリアムズ
監督:トッド・ヘインズ

ゴールデンウィーク、シネマライズ・シネカノン有楽町2丁目他にてロードショー

スパイダーウィックの謎

『インディ・ジョーンズ』シリーズの制作者が贈る『スパイダーウィックの謎』は80年間、屋根裏部屋に封印されていた"謎の書"を開いてしまったため、邪悪な妖精に突如として命を狙われる少年と家族の冒険を描く。主演は現在引く手あまたの天才子役、フレディ・ハイモア。

初日の舞台挨拶にはイメージソングを歌うアーティストユニット「吟遊」が登場、約200人の観客を前に生演奏を披露した。

卓は「映画館でのライブはもちろん初めてで、いつもと違う皆さんを前にしてとても緊張しています。この曲も映画も現代人に必要なメッセージが込められていると思いますので、是非大勢の人に聴いて、見てもらいたいです」。

伸治「ストーリー性のある楽曲を書きたいと思っていたので、今回は僕がこの曲を作りました。曲のテーマは映画と同じく家族愛や成長、そしてそれを護るということです。映画同様、子供だけでなく、いろんな世代の人に聴いてもらいたいです」。

キャスト:フレディ・ハイモア、サラ・ポルジャー、メアリー・ルイーズ・パーカー、ジョーン・プロウライト、デヴィッド・ストラザーン、ニック・ノルティ、マーティン・ショート
監督:マーク・ウォーターズ

シネマライズ・シネカノン有楽町2丁目他にてロードショー中