シマノ、渓流域から源流域までをカバーする4種類の釣り竿を発売

シマノは、水量が豊富な里の渓流域から、山間の渓谷を流れる源流域までをカバーする4種類の渓流竿「TECHNICAL GAME 翠隼(すいしゅん)ZK」「原点流(げんてんりゅう)NK」「渓秀(けいしゅう)ZK」「七渓峰(しちけいほう)ZK」を発売した。

TECHNICAL GAME 翠隼 ZKは、渓流域から源流域までを念頭に置いた中硬調子。グラス製の極軟穂先「VIVID TOP(ビビットトップ)」を採用したことで、食い込みがよくなりヒット率が向上するとのこと。全長5.5m、6.0m、7.0mの3タイプがあり、価格は5.5mが43,500円、6.0mが47,300円、7.0mが56,400円(全て税抜)。

原点流 NKは、岐阜県の郷土工芸品にも指定されている竹製の「郡上竿」を手本とし、渓流域での大物釣りにも対応する硬さと、大物にもタメが効くバネを兼ね備えたという。仕掛けのコントロール性能を重視した硬めの竿先を持ち、仕掛けを自然に流して広範囲を探ることができるのも特徴とのこと。全長7.2m、8.0mの硬中硬調子と、7.2mの硬調子の3タイプがあり、価格は順に60,000円、67,500円、61,000円(全て税抜)。

渓秀 ZKは、上流域のピンスポットを攻めるためのベーシックモデル。軽量高感度チューブラー穂先で小さなアタリを捉える感度と、シャープに魚を掛けて抜き上げることができる強さを兼ね備えているという。また、長さを3段階で調節できる「3Wayズーム」を採用しており、その場に合わせて長さを調節することが可能。調子には、硬中硬、硬調、超硬調、抜硬調のバリエーションが用意され、全長は5.5～7.05m、価格は30,800円～41,200円(税抜)。

七渓峰 ZKは、釣り場の状況に応じて長さを7段階で調節できる「7Wayズーム」が特徴の小継渓流竿。高強度のカーボン製「TAFTECソリッド」穂先を採用したことで、竿先を木や岩などにぶつけることが多い源流の釣りにも安心して使用できるとのこと。硬調子の全長4.5mと5.3mの2タイプが用意され、価格はそれぞれ27,000円、29,800円(税抜)。