コニカミノルタプラザでは16日より、立木義浩写真展「時代のおとこ」を同プラザギャラリーB・Cで開催する。その時代の旬のおとこ、話題のおとこ、世の評判を生んだおとこ達約80名(約110点)の写真を一堂に展示。開催期間は25日まで。

フォトグラファー立木義浩氏

女優写真の第一人者である立木氏は1937年、徳島生まれ。1958年に東京写真短期大学(現・東京工芸大学)卒業後、アドセンター設立時にカメラマンとして参加した。1969年にフリーランスとなり、女性写真の分野で多くの作品を発表する一方、広告・雑誌・出版など幅広い分野で活動を展開。2008年現在、最も写真界で活躍しているフォトグラファーのひとりである。主な写真集には「東寺」(1999年)、「世界ウィスキー紀行」(2000年)、「KOBE・ひと」(2001年)、「貴乃花道」(2003年)、「火火」(2005年)、「人間列島」「風の写心気」(2006年)などがある。


同展のテーマは、今風にイケメンでなくともその人らしい特徴が顔に表れ、体全体で魅力溢れる"おとこ達"。写真家、立木氏もその一人だが、その写真家が真摯に向い合って撮影した。同展では、2007年末に最年少で公式戦1,000勝を達成した将棋の羽生善治さんを始め、大沢在昌さん、塚原光男さん、井上陽水さん、イッセー尾形さん、佐野史郎さん、ジャック・ニクラウスさん、笠智衆さん、萩本欽一さん、高田延彦さん、木村太郎さん、本木雅弘さん、忌野清志郎さん、梨本勝さん、森毅さん、中村獅童さん、緒形拳さん、春風亭小朝さんなど約80名の被写体の本質が、モノクロの世界で表現されている。

大沢在昌

立木氏は「彼岸へ旅立たれた方も含め、今なお自分の世界で活躍している男たちの肖像の中を逍遥して楽しんで頂ければ幸いです。」とコメントしている。入場無料。開館時間は10時30分~19時(18日は18時まで、最終日は15時まで)。

羽生善治

塚原光男

なお19、20日の各日14時~15時には、トークイベント「立木義浩トークショー『男を語る』」を、同プラザギャラリーCで行う(入場無料)。ゲストとして19日にはフリーライターの六笠由香子さん、20日にはフリーアナウンサーの中井美穂さんを迎える。定員は60名とし、先着順で開演1時間前より、会場にて整理券を配布し、受け付ける。