――すると、勝敗を左右する次の要素は……。

「ゼンマイの巻き加減ですね。青・白いずれか、自分が有利なコースの場所で衝突するよう調節すればいいわけです」

――そこは、相手も同様に……。

「調節してきますから、その読み合い・駆け引きが勝負の分かれ目になってきますね」

――ずいぶんと複雑な勝負が楽しめるんですね。ここまではフロントの形状のお話でしたが、リヤの部分にも勝負を分ける要素があるんですか?

「リヤのエンジンも4種類用意しています。(実際に走らせながら)例えばこれが、スピードエンジンですね。そしてそれより速いのが、こちらのダッシュエンジンです。スピードは速いんですけれども、その分、走行距離が短くなります」

――必ずしも速ければ良いというものでもないんですね。

「ええ、スピードが速すぎるとコースアウトして負けちゃったりすることもあるので、その点は自分でカスタマイズすることで調節できるわけです」

――ほかにも、種類がありますか?

「例えば、車体の横にローラーが付いているんですが、これにも長短がありまして、長いと直線で安定するとか、短いとコーナリングが速いとか、違いがあります」

――すべてのパーツの組み合わせのバリエーションは、どのくらいあるんでしょう?

「フロントカードとリヤカードに、今言いましたような種類があり、さらにボディカードも10種類ほど用意しておりますので、現状で8,000パターン以上の組み合わせが実現できます」

――そんなにあるんですか、すごいですね(笑)。この商品に関連したイベントなどもおやりになられているんでしょうか?

「ショップさんの店頭での体験イベントや大型催事では、トーナメント大会などを催しています」

――昔は切手とか、70年代にはライダーカードとか、子どもさんて集めるのが好きですよね。この商品のパーツもいろいろ集めて、組み合わせを考える楽しみがありますね。

「カード状にしているのも、コレクション・アイテムとしての要素を持たせるためでもあります」

――カードゲームの要素も、ありますか?

「トレーディングカードのように、カードにスペシャルルールが書いてあります。その内容によって例えば、相手のチャージをレール2本分に指定して、巻き加減の調節を封じたりする、といったこともできます」

――そうしますと、遊び方のポイントとしては……。

「3点ありますね。まず、マシンのカスタマイズ。次に『じゃんけん』の3すくみ・逆3すくみを利用したゼンマイの巻き加減のテクニック、最後にどの属性のカードを使うか、という戦略です」

――最近のお子さんは、ひとりでゲーム機で遊んだりすることが多いと聞きますが……。

「実はこの商品、お父さんが子どもと遊ぼう、ということで買っていかれることも結構あります」

――そうですよね。今のお父さん方は、チョロQ世代ですもんね。

「トレーディングカードなどと違って、お父さん世代の方がチョロQのカスタマイズに詳しかったりして、お父さんが子どもさんに教えるという方向で、親子で楽しんでいただければ、と思います」

――お父さんとお子さんのコミュニケーション・ツールとして役立つといいですね。