ダイハツ、軽商用車「ミラバン」をフルモデルチェンジ

ダイハツ工業は、軽商用車「ミラバン(Mira VAN)」をフルモデルチェンジし、発売を開始した。今回のモデルチェンジによりミラバンは、2006年12月にプラットフォームからエンジンまで一新した軽乗用車「ミラ」をベースにしたものになる。価格は65万6,250円から86万1,000円。また圧縮天然ガス(CNG)を燃料とする「ミラバンCNG車」は171万1,500円。

今回の「ミラバン」は軽乗用車のミラをベースに3ドア化。基本性能を大幅に向上させるとともに、使いやすさや高い積載能力を実現した。荷室は2名乗車時で荷室長1,260mm、荷室幅1,255mm、荷室高930mm。運転席・助手席のドアは、いずれも約90°フルオープンが可能とした。全高は立体駐車場に入庫可能な1,530mm。

エンジンもミラと同じKF-VE型を採用し、最高出力43kw(58ps)、最大トルク65Nm(6.6kgm)を確保。燃費は21.0km/L(2WD・3AT)となり、全車「平成22年度燃費基準+20%」を達成している。

また、運転席/助手席のデュアルSRSエアバッグを全車に標準装備としたほか、上級グレードにはセキュリティアラームやキーレスエントリーシステムを設定。安全・安心面でも強化を図っている。