日本旅行は、海外旅行企画「アジアの奇祭・台湾『天燈』ツアー2008」を発売した。

「天燈(テンダン)」は旧暦の小正月(1月15日)の夜だけに台湾各地で行われる華やかなランタン祭りのこと。高さ約1.5mの紙風船の表面にその年の願い事を書き込み、下の火種に火を点けて熱気球のように一斉に夜空に飛ばす祭りで、飛ばされる紙風船の数は3,000~4,000にも上るという。

天燈の様子。観光客が多く訪れる

同ツアーでは貸し切りバスを利用し、台北から東へ約1時間の平渓郷で行なわれる「放天燈」に参加する。もともと「放天燈」は町おこしの一環として行われていたが、今では平渓郷と言えば天燈というほど有名になり、毎年大勢の観光客が訪れる。実際に自分達で打ち上げまで体験できるので、台湾の伝統文化に親しみつつ、台湾観光も楽しめるツアーとなっている。

願い事を書いた「天燈」の作成、打ち上げができるのがツアーの魅力

日程は2008年2月20日~22日の2泊3日のみで、料金は8万9,800円(成田発着、2名1室利用時の1名料金)。募集人員は40名、申し込みは専用ウェブサイトにて受け付ける。