12月2日まで東京国立博物館・平成館で開催中の「大徳川展」は、土・日曜日の開館時間を延長する。10月10日開催以来、1カ月で20万人を突破。その12日後の11月22日には30万人を超える記録的な来場者数となったことを受け、土・日曜日の開館時間を9時半~19時(従来は9時30分~17時)とした。なお、入館は18時は30分まで。

徳川将軍家ならびに尾張、紀伊、水戸の御三家をはじめ、久能山、日光、尾張、紀州、水戸などの東照宮に伝えられてきた宝物300点あまりを一堂に集めた同展は、美術的にも歴史資料としてもたいへん貴重であり、徳川家ゆかりの作品や近世美術・工芸の粋を鑑賞するまたとない機会のため、連日大勢の来場者が訪れ大変混雑していた。

同館によれば、混雑しているのは平日、土日を問わず11時から14時まで。反対に比較的空いているのは平日の15時以降、金曜の夕方から閉館までだが、観覧に時間がかかるので時間の余裕が必要だという。残る12月1日、12月2日は最終となるため、見逃すことのないようチェックしておきたい。

観覧料は一般が1,500円、大学生が1,200円、高校生が900円、中学生以下が無料。開館時間は平日9時30分~17時、金曜日のみ9時30分~20時まで、休館日は毎週月曜日となっている。