初受賞した井上真央

各界にネイルの話題を提供した著名人に贈られる「ネイルクイーン2007」の授賞式が27日、都内で行われ、井上真央、ベッキー、倖田來未、IKKO、魔裟斗、郷ひろみが受賞。井上はシックな淡いカラー、ベッキーはポップで跳んだ色と、それぞれ自慢のネイルを披露した。

「ネイルのデザインは、結構、思いつきなんです」。「ネイルクイーン2007」の女優部門に選ばれた井上は、受賞の喜びとともにこう語った。幼稚園生の時から爪にはこだわりがあったという井上は、今回のデザインについて「今日は服に合わせて、淡いピンクと黒というのがパッと思いついたんです。やっぱり特別な日なので、ストーンもちょっと加えてみました」と解説。また、プライベートでのネイルの楽しみを聞かれ「普段はドラマや映画の役柄に応じて、シーンごとに考えてネイルアートを楽しんでいますね。今年はネイルアートにこだわる機会があったので、いっぱい楽しみました」と振り返った。

郷のハイテンションが一際目立っていた授賞式

また、タレント部門で受賞し「ネイルクイーン」3年連続受賞となったベッキーも負けてはいない。「テーマは『集大成』『アタシの頭の中』」と自分のネイルを紹介しているうちに涙を浮かべ始め、感無量の様子。込み上げる涙をこらえて「常にデザインが出てくる。さっきもメイクをしながらデザインを描いてました。これからもアイデアが生まれ次第、どんどん作っていきたいなと思います」とさらに意欲を見せる。

一方、2年連続受賞となった倖田來未はアーティスト部門で受賞。「去年はテーマがクイーンでしたが、今回は、来年リリースするアルバム『キングダム』に合わせて、作りました」と自慢のネイルを披露。爪からで大きなフリンジが付いたネイルを見せて「すごく力強い、倖田らしいネイルになっているので、みなさん是非チェックしてくださいね」とアピールしていた。

浜崎あゆみと並んで3年連続・3回目の受賞となったベッキー

2年連続受賞の倖田來未

受賞した女性たちはそれぞれ、ネイルに対する想いを語ってくれたひと時であったが、魔裟斗、IKKO、郷ら"男性たち"は口を揃えて「ネイル以前に、身だしなみが基本」と主張。「やっぱり他の人を見てて、爪がきれいな男の人って、清潔感があっていいなと思って、年とってもキレイにしていきたいなと思います」(魔裟斗)、「お顔とかヘアスタイルとか、洋服をきれいにしても、靴がいまいちだとと、すべての品を落としてしまうのと同じ。最後のポイントとして、ツメが美しくなければ、『あ、この人は見かけだけなんだな』と思われてしまう時代になってきたと思う。ツメの先まで神経が行き届いていくような"女性"になりたいですね」(IKKO)、「常に爪をきれいにしている人は、清潔な人という印象があります。そういう意味では、ネイルサロンに行く男性というのはますます増えていくんじゃないかと思いますね」(郷)と、3人は"清潔感オーラ"をメラメラと出していた。

来夏には主演映画『花より男子 ~ファイナル~』の公開が決定している