ジェイティービー能力開発とJTB法人東京コミュニケーション事業部は、フィリピン政府観光省が主催する「フィリピンツーリズム検定」の運営を受託した。第1回目の試験は11月20日~26日に実施し、対象は旅行会社勤務者および旅行業界関係者となる。検定料は無料、受検者数の目標は500名としている。

この検定は"微笑みの国"フィリピンの魅力を深く理解してもらうことが狙い。国内でのフィリピンに関する検定は日本では初めてとなる。

ウェブサイトでの事前登録は、26日~11月15日18時まで。事前申込者には、参考資料としてフィリピン政府観光省発行「フィリピンQ&A(早分かり&よくある質問) 」、フィリピン政府観光省発行のトラベルガイド(マニラ・セブ・ボホール)、フィリピンツーリズム検定公式テキストブックが郵送される。

問題は40問4択。写真問題・地図問題10問、文章問題30問。試験時間は20分。出題範囲は、フィリピンに関する一般常識、歴史、食、観光、業務知識より出題される。フィリピンの観光や歴史はもちろん、一般常識から食、そしてフィリピンへの渡航に必要な業務などから出題される。

合格ラインは正解率70%以上。合格者全員に認定書とシリアルバッジを進呈する。成績上位者にはフィリピンの世界観を日本で体感できるセブ式ココナッツオイルトリートメントサロン「ヒロット」利用チケットを進呈し、最高得点者には、ペアでセブ島へ招待するとのこと(シャングリラ・マクタンアイランド・リゾートでの宿泊およびラグジャリースパ「CHI(氣)SPA」が利用できる)。