ポケットWiFは「クレジットカードでしか契約できないの?」と思っている方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、口座振替でもお得に契約できるポケットWiFiはあります。
各ポケットWiFiの実質料金や利用期間などを比較した結果、口座振替ができるポケットWiFiの中では、BIGLOBE WiMAX 2+が1番おすすめです。
- BIGLOBE WiMAX 2+
・短期間~1年の利用
・15,000円キャッシュバック
・1年間の契約期間、違約金が安い
BIGLOBE WiMAX 2+は短期間の料金が安い上に、1年以内の解約でも1,000円の解約金なので安心できます。
例えば他社のBroad WiMAXは3年以内で解約すると最大19,000円の高額な違約金が掛かります。
ただ3年間の利用期間では1番安くなるため、こちらはあらかじめ長期間利用することが分かっている人や、キャッシュバックではなく元々の月額が安い方がよいという人におすすめです!
このように、本記事を読めば口座振替に対応しているポケットWiFiでどこがお得なのかという悩みがバッチリ解決します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
口座振替対応のポケットWiFi一覧
個人が契約できるポケットWiFiのうち、口座振替での支払いに対応しているサービスや会社は少なく、ほとんどがクレジットカードのみの対応となっています。
今回比較する口座振替対応のポケットWiFiサービスは以下の5つです。
- BIGLOBE WiMAX 2+【編集部イチオシ】
- Broad WiMAX
- UQ WiMAX
- Y!mobile
- docomo
結論として、Y!mobileとdocomoのポケットWiFiは、WiMAXと比較すると月額料金が割高に設定されており、おすすめできません。
そのため本記事では主に、BIGLOBE WiMAX 2+、Broad WiMAX、UQ WiMAXを比較していきます。
口座振替できるおすすめのポケットWiFi2社
ここからは口座振替に対応している5つから、とくにおすすめなポケットWiFiについて詳しく紹介します。
はじめにご説明しましたが、Y!mobileとdocomoのポケットWiFiは以下で比較するWiMAXと比べて料金が割高でお得に契約することは難しいです。
そのためWiMAXに絞りお得なポケットWiFiを比較しました。
【口座振替可能ポケットWiFi比較】
BIGLOBE WiMAX 2+ | Broad WiMAX | UQ WiMAX | |
月額料金 | 3,980円/月 | 【1~3か月目】 2,726円/月 【4~25か月目】 3,411円/月 【26か月目~】 4,011円/月 | 3,880円/月 |
契約事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
端末代金 | 19,200円 | 0円 | 15,000円 |
初期費用 | 400円 | 18,857円 | 0円 |
口座振替手数料 | 200円/月 | 200円/月 | 0円/月 |
キャッシュバック | 15,000円 ※翌月振込 | 0円 | 0円 |
実質合計(1年) | 62,560円 | 67,934円 | 64,560円 |
実質合計(2年) | 110,320円 | 108,866円 | 111,120円 |
実質合計(3年) | 158,080円 | 156,398円 | 157,680円 |
契約期間 | 1年 | 3年 | 2年 |
違約金 | 1,000円 | 【12ヶ月以内】 19,000円(税抜) 【13~24ヶ月以内】 14,000円(税抜) 【25ヶ月目以降】 9,500円(税抜) | 1,000円 |
※ユニバーサル手数料2円/月は含めておりません。
この3つのWiMAXはどれも、端末代金または初期費用がかかる点には変わりがありません。
キャッシュバックの受け取りで実質料金を安くするのか、もともと月額が安く設定されているものを選ぶのか、選び方は様々です。
利用期間別に実質料金の合計が安いポケットWiFiを紹介します。
短期間~1年間での契約なら「BIGLOBE WiMAX 2+」編集部イチオシ!

上の表でご覧になられた通り、1年間での実質料金を比較するとBIGLOBE WiMAX 2+が1番安いという結果になりました。
要因としては、15,000円のキャッシュバックが翌月に振り込まれるため実質料金が安くなります。
また、もし1年以内で解約したいとなっても違約金は1,000円しかかからないので、Broad WiMAXに比べると解約時の料金も雲泥の差になるでしょう。
同じWiMAXであれば、端末や回線スペックに違いはありません。
つまり、短期間~1年間での利用を考えていらっしゃるのであれば、一番料金を安く抑えられるBIGLOBE WiMAX 2+がもっともおすすめです。
3年間の利用なら「Broad WiMAX」

3年間の合計で実質料金を比較するとBroad WiMAXが一番安くなります。
あらかじめ長期間での利用を検討している方や、キャッシュバックの受け取りではなく月額料金の割引があった方がよいという方におすすめです。
ただ3年以内での解約の可能性がある場合は、最大19,000円の違約金がかかるので注意が必要です。
そんなBroad WiMAXですが、実は違約金なしで解約できる方法もあります。

ポケットWiFiの速度に満足できなかった方など、光回線へ乗り換えをしたい方に当てはまりますね。
ポケットWiFiを選ぶ3つのポイント
ポケットWiFi選びに関してとくに注目しておきたい3つのポイントがあります。
ポケットWiFiはサービスごとに料金や通信速度、通信制限の条件に違いがあります。
なるべく安く、ストレスなく使えるものを選びましょう。
実質料金が安いWiFiを選ぶ
費用は月額料金ではなく「実質料金」で比べるようにしましょう。
料金のなかでもっとも注目されやすいのは月額料金ですが、ポケットWiFiの契約には他にも各手数料や端末代金などの費用もかかります。
また、キャッシュバックなどのキャンペーンがある場合はその分お得に使えます。
「実質金額」とは、これら契約にかかる費用をすべて含めて算出する「契約期間中にかかる費用の総額」のことです。
以下の項目を加算・減算することで求められます。
加算項目 |
・月額料金×契約月数 ・初期費用(事務手数料・端末代金) ・その他費用(口座振替手数料など) |
減算項目 |
・キャッシュバック ・月額料金割引 |
実質金額を契約月数で割った金額は、「実質月額」として考えられます。
実際に速度が出やすいWiFiを選ぶ
各社がポケットWiFiのスペックとして公表している「最大速度」とは、実際に出る速度とは異なります。
理論上の数値であるため、使う環境や場所では低下することがほとんどです。
つまり、最大速度が速くても実際にはほとんど使えない可能性も考えられるのです。
こういった事態を避けるためには、利用しているポケットWiFiでしっかり速度が出るのか、TwitterなどSNSの口コミや、「みん速」など速度評価サイトで事前に確認しておきましょう。
【ポケットWiFi速度ランキング(9月1日時点)】
順位 | サービス | 下り速度 |
---|---|---|
1位 | iVideo | 271.49Mbps |
2位 | WiMAX(プロバイダ:au) | 202.74Mbps |
3位 | WiMAX(プロバイダ:GMOとくとくBB) | 200.39Mbps |
4位 | WiMAX(プロバイダ:GMOとくとくBB) | 171.47Mbps |
5位 | WiMAX(プロバイダ:GMOとくとくBB) | 160.29Mbps |
6位 | WiMAX(プロバイダ:GMOとくとくBB) | 53.91Mbps |
7位 | SPACE Wi-Fi | 53.91Mbps |
8位 | WiMAX(プロバイダ:UQ WiMAX) | 116.24Mbps |
9位 | WiMAX(プロバイダ:Broad WiMAX) | 79.22Mbps |
10 | WiMAX(プロバイダ:au) | 78.24Mbps |
このように、WiMAXが速度面で優れていることがわかります。
速度制限の条件がゆるいWiFiを選ぶ
サービスが定める一定基準以上のデータを利用すると回線速度が制限されるものがあります。
その条件や期間、制限時の速度など内容は各社さまざまです。
制限されてしまうと解除まで使い物ならないサービスも存在するため、速度制限がゆるいポケットWiFiがおすすめです。
【速度制限概要】
サービス | 制限条件 | 制限期間 | 制限時速度 |
---|---|---|---|
WiMAX | 制限時速度 | 超過日翌日の夜間8時間て程度 | 1Mbps |
Y!mobile | 直近3日間で10GB以上の利用 | 超過当日の夜間7時間程度 | 1Mbps |
docomo | 月30GB以上の利用 | 翌月まで | 1Mbps |
速度制限ありのものからみると制限期間の短さ、制限時の速度からみてWiMAXとY!mobileが比較的ゆるいといえます。
ポケットWiFiを口座振替で契約する際の注意点
ポケットWiFiを口座振替で契約する場合、口座振替特有の注意点があります。
主に料金面での問題が多く、クレジットカード支払いがもっとも安くなる支払い方法であることが前提となっています。
口座振替手数料がかかる
クレジットカード支払いにはかからない「口座振替手数料」が口座振替支払いにはかかります。
この手数料は200円ほどですが、毎月発生するものなので実質月額料金に含んで考える必要があります。
クレジットカード払いより月額料金が高くなる場合がある
同じポケットWiFiでも支払いがクレジットカードか口座振替かで月額料金が違う場合があり、口座振替の方が高額に設定されていることがほとんどです。
実際にどんなときもWiFiは支払い方法で料金が異なり、口座振替の方が500円高くなっています。
契約できるプランが限られる場合がある
同じ会社のポケットWiFiでも、プランごとに対応している支払い方法が違うことがあります。
クレジットカード支払いはほぼすべてに対応していますが、口座振替だと契約できるプランが制限されています。
目的のプランが口座振替に対応しているかは確実に調査しておきましょう。
審査に時間がかかる
口座振替で申し込みをすると、支払い能力の審査に時間がかかることかあります。
申し込みから即日発送・翌日端末到着となっているポケットWiFiでも、口座振替だと発送に数日を要する可能性を考慮しなくてはなりません。
まとめ
ポケットWiFiの支払い方法はクレジットカードが一般的ですが、口座振替に対応しているものも存在します。
実質料金や制限面などから考えると、「BIGLOBE WiMAX 2+」がもっともおすすめです。
また、口座振替は一部のポケットWiFiプランにしか対応していないため、選択肢が大幅に制限されてしまいます。
手数料や料金設定などでクレジットカード支払いよりも費用が高額になりがちであることも、口座振替での契約の注意点です。