ユニバーサルホームの評判はひどい?口コミ・メリットデメリットも解説!

すぐわかる!この記事4つのポイント!

他のハウスメーカーの評価や評判が気になる人は、おすすめハウスメーカー・工務店ランキング30社を紹介した記事でまとめて比較できます。ぜひご覧ください。

ユニバーサルホームってどんな会社?
項目評価特徴
価格坪単価は40万円〜70万円。ローコストながら、住宅性能は悪くありません。
長く住み続けるために必要な条件がバランスよく揃っています。
耐震性建設プラン次第で最高ランクの耐震等級3を取得可能!基礎部分に砂利を敷き詰
めて振動や圧力を吸収・分散する、独自の「地熱床システム」も注目。

揺れが小さくなり、さらに早く収まります。
断熱性UA値は標準で0.52程度とミドルクラス。冬でも夏でも快適に過ごせます。
断熱等性能等級5をクリアしており、長期優良住宅認定基準と同じレベルです。
デザイン性規格住宅と注文住宅に対応。規格住宅でも外観10パターン、間取り100パターン
から選べる
ため、オリジナリティのある住まいを実現可能です。

ただし、耐震のために間取りやデザインに制限は出ます。
保証最長30年保証。地熱床システムの10年保証、外壁品質の20年保証なども提供。
給湯器やキッチンなど水回りの10年保証「住設あんしんサポート」もあり。
監修者 森田

費用や住宅性能、保証までバランスよく揃ったハウスメーカー。プランによっては長期優良住宅として国が定めた基準以上の住宅性能をもつ家も手に入れられます。ただし、地熱床システムを採用しているため、長期優良住宅の認定が取れないことには注意が必要です。

長期優良住宅を取得した住宅は、住宅ローンの商品選択や金利など、金銭面で多くの優遇があります。また、長期優良住宅の住宅であれば、万が一不動産を手放すことになったとしても、売却の際価格が上乗せされます。

費用を出して長期優良住宅レベルの住宅を手に入れているのにもかかわらず、長期優良住宅に暮らすメリットを受けられないのはやや損をしているといえます。

とはいえ、地熱床システムに魅力を感じる人も多いため、長期優良住宅にこだわらないのであれば、好みを優先させても良いかもしれません。

目次

ユニバーサルホームの口コミ・評判

マイナビニュース不動産査定編集部では、実際にユニバーサルホームで注文住宅を購入した人にアンケートを実施しました。

集まった回答のなかから信憑性の高い口コミだけを抜粋し、良い口コミ・悪い口コミの両方と満足度を紹介します。

ユニバーサルホームの良い口コミ・評判

見積もりの段階から適切であり親切な対応で安心して進めることができました。(50代/兵庫県/ラビスタ/2人世帯)

設計依頼から見積もり完成まで希望通りの高緊密、高断熱に建ていただき納得できた事が良かったです。(40代/秋田県/ウィズ•ハート/4人世帯)

ユニバーサルホームの良い口コミまとめ

ユニバーサルホームの良い口コミでは、営業担当者の提案力や応対品質に高い評価が挙がっていました。設計や見積もりなどの相談段階から対応が丁寧で、説明がわかりやすいといった口コミが目立ちます。

家づくりには疑問が生じることも多いので、困りごとをすぐに相談できる担当者がいることは心強いでしょう。

また独自開発の地熱床システムによる高い断熱性・耐久性についても満足の声が多く見られました。自社の強みとして謳われているとおりのクオリティが期待できるでしょう。

ユニバーサルホームの悪い口コミ・評判

依頼していた会社はユニバーサルホームでしたが、その後別会社に変わった事で相談、問い合わせ、出張依頼が面倒になり困った時にすぐできなくなった不安を感じた事です。(40代/秋田県/ウィズ•ハート/4人世帯)

ユニバーサルホームの悪い口コミまとめ

悪い口コミとしては、担当店舗が別会社に変わってしまい、相談などの手続きが面倒になってしまったという声がありました。

ユニバーサルホームはフランチャイズ展開で全国各地に店舗を設置していますが、各施工業者の事情などで経営状態が変わってしまうこともあるようです。また業者により仕様やサービスに差が出る可能性もある点には注意が必要です。

ユニバーサルホームの平均満足度:4.14点(5点満点)

【間取り・デザイン性】 【坪単価・コスト】【機能性・品質】 【保証やアフターケア、融資などのサポート面】【スタッフの応対品質】【付帯サービスや特典】【親族や友人にも勧めたいか】の7項目に対する、利用者の満足度を集計しました。

ユニバーサルホームの満足度は、5点満点中「4.14点」となりました。

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ユニバーサルホームの利用者インタビュー

ユニバーサルホームの利用者に、マイホーム購入に際して気になる項目もアンケートしました。ここでは、ハウスメーカーを探し始めてから実際に入居するまでかかった期間や、ユニバーサルホームに決めたきっかけを紹介します。

ハウスメーカー探し〜入居までかかった期間は?

3ヶ月未満50%
3ヶ月〜半年未満50%

ユニバーサルホームでは、入居までに要した時間は3ヶ月前後だったという人が多くを占めました。

注文住宅では一般的に、土地探しやプランの打ち合わせなど時間がかかるため半年〜1年を要するケースも少なくありません。しかしユニバーサルホームでは工期を短くするため工法や物流経路の工夫をおこなっているため、比較的早期の入居を目指すことができます。

ユニバーサルホームに決めたきっかけは?

ユニバーサルホームを選んだ人の多くは、品質や機能性の良さに惹かれて契約を決めた人がほとんどでした。

ユニバーサルホームの最大の強みとして、地熱床システムと基礎の強さが挙げられます。地震や大雨による被害が各地で増加している昨今、床下浸水の心配がない家づくりができるユニバーサルホームの技術は、多くの人に安心感を与えています。地熱の力を利用した1階全面床暖房もユニバーサルホームならではの優れたテクノロジーです。

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※紹介する口コミや満足度は、マイナビニュース不動産査定編集部がおこなった独自アンケート調査結果によるものです。(調査方法:クラウドワークス/調査期間:2023年7月/回答者数:40人)

ユニバーサルホームで家を建てるメリット

口コミからわかったユニバーサルホームを利用するメリットを解説します。ユニバーサルホームは品質や技術に定評があるハウスメーカーです。今回は、技術面・性質面に関するメリットを5つ紹介します。

地熱床システムで快適な室内環境を実現できる

ユニバーサルホームの特徴として代表的なのが、地熱床システムです。

地熱床システムとは、夏の日光で温められた大地の熱を利用した技術です。地面と床下を砂利で密閉し、コンクリートで固めることで強固な基礎を作り上げます。

地熱は冬暖かく、夏はひんやり冷たくなる性質があります。冬暖かいだけでなく、夏も涼しいので、1年中快適に過ごせる仕組みです。温かな地熱を利用し、床暖房として活用することもできます。

また、電気・ガスの床暖房やその他の暖房機器と比べて、空気を汚したり乾燥させたりすることがない点もメリット。冷暖房費の削減にもなります。

1階は全面床暖房で家中を暖かくできる

地熱床システムでは、一般的な電気やガスの床暖房と異なり、1階部分の床全面を床暖房にすることができます。

一般的な床暖房は、廊下や洗面所、トイレ、キッチンなどのスペースには導入しづらく、温度差が生じやすいです。一方の地熱床システムなら、そういった暖房設備が導入しにくい場所も均等に暖められます。部屋ごとの温度差が大きくなることを防ぐことで、ヒートショックなどの危険も低いでしょう。

また、一般的な床暖房は選べる床材に制限があります。特にデザイン性の高さで人気のある無垢フロアと床暖房の併用は難しく、導入のためにどちらかを諦めなければならない事例も多いです。しかし、ユニバーサルホームの地熱床システムは、無垢フロアと併用できる技術の特許を取得しています。機能性もデザインも諦めず、理想をかなえることができるでしょう。

前述の内容も含めて、地熱床システムの特徴・メリットは次のとおりです。

  • 夏の日光で温められた大地の熱を利用した床暖房システム
  • 冬は暖かく夏はひんやり冷たくなるため過ごしやすい
  • 1階部分の床全面を床暖房にすることができる
  • 暖房設備が導入しにくい場所にも導入できる
  • 空気を汚したり乾燥させたりしない
  • 無垢フロアと床暖房が両立でき、デザイン性にも優れる

床下がないので床下浸水の被害に遭わない

ユニバーサルホームの地熱床システムは、構造上床下浸水が起こらないというメリットもあります。

そもそも床下浸水は、床下の空洞にある換気口から水が入ることが原因です。地熱床システムは、土・砂利・コンクリートで基礎部分を密閉しており、水が入ってくる空洞がないので、床下浸水が起こる心配がありません。

また、床下に湿気が溜まらないため、シロアリの被害に遭いにくい・強固な基礎構造で耐震性が高いなどのメリットもあります。

高性能な外壁材で家の基本性能を高められる

ユニバーサルホームでは、外壁材の品質にもこだわっています。採用されているのは、断熱性や遮音性などの性能の高さが世界で認められている高性能外壁材ALCです。

ALCはアルミ粉砕・生石灰・珪石・珪砂などの自然素材を使用した建材で、自然に優しく機能性に優れています。37mmの厚みで、耐熱性・耐火性・遮音性・調湿性などさまざまな性能が高いです。

高性能でありながら、カラーや彫り方でデザインにもバリエーションがあり、ユニバーサルホームを選んだ理由としてALCを挙げる声も多くみられます。

高品質で低価格な家を建てられる

紹介したように、ユニバーサルホームは高品質で高い技術力があるハウスメーカーです。しかし、さまざまな工夫によってコストパフォーマンスにも優れています

ユニバーサルホームの高品質・低価格な家づくりの実現には、次のような工夫が役立っています。

  • フランチャイズシステムの導入で直接施工を実現
  • 部材の大量一括購入と現地調達を使い分ける
  • 工期の短い乾式工法を採用して人件費削減

このようにさまざまな部分でコストカット策を施すことで、高品質かつ無駄のない適正価格の家づくりを実現しています。

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ユニバーサルホームで家を建てるデメリット

メリットの一方で、ユニバーサルホームにはいくつかデメリットもあります。メリットと比べてデメリットの面を強く感じる場合には、他のハウスメーカーもあわせて検討するとよいでしょう。

床暖房の設置箇所を限定できない

1階全面の床暖房はメリットですが、場所によって設置する・しないを選ぶことができない点はデメリットです。床暖房を1階床全面に導入する費用が本体価格に含まれているため、必要ないところは設置しないといった方法で費用を節約するのは難しいでしょう。

一般的な床暖房設備は、「リビングダイニングの床につけたい」「キッチンにつけたい」など、希望に合わせて導入する箇所を選ぶことができます。ユニバーサルホームの場合は設置箇所を選ぶことができないので、「このスペースは冬場も床を冷たくしておきたい」と思っても、調整が難しいです。

このように、全面床暖房は住む人の利用用途によってはデメリットになるかもしれません。

床下収納が作れない

地熱床システムで床下に空間がないため、床下収納が作れない点もデメリットです。

床下収納には、生活スペースを干渉せずに収納スペースを確保できるメリットがあります。ユニバーサルホームでは床下収納が作れないので、それ以外の工夫で収納スペースを確保しなければなりません。生活空間を少しでも広く、収納スペースも諦めたくないという人には物足りなく感じられる点でしょう。

ユニバーサルホームの家で収納スペースを確保するなら、例えば大容量のパントリーやクローゼット、造り付けのラック、ウォークインクローゼットなどの導入がおすすめです。

フランチャイズ展開でサービスにムラがある

ユニバーサルホームではフランチャイズシステムを導入しています。全国の地元工務店との提携で、全国各地の注文住宅に対応している点はメリットですが、工務店によってサービスや対応にばらつきが生じやすい点はデメリットです。

ユニバーサルホームを利用する前に、エリアで対応している工務店の情報や口コミを調べておくとよいでしょう。

また、担当者によってもサービスや対応にムラがある場合があります。担当者による差はユニバーサルホームに限らず、他のハウスメーカーでも生じるリスクです。担当者と合わないと感じたら、変更を申し出るなどして工夫しましょう。

ユニバーサルホームの特徴

※画像引用元:ユニバーサルホーム公式サイト
会社名株式会社ユニバーサルホーム
設立年1995年5月
本社所在地東京都中央区八丁堀二丁目7番1号 八丁堀サンケイビル5階
資本金4億9,180万円
事業内容住宅施工販売のフランチャイズ加盟店の指導育成、住宅の設計と開発、
資材販促品の販売、住宅の販売
施工エリア全国
免許資格宅地建物取引業免許/国土交通大臣(3)第7980号
工法ハイパーフレーム構法
保証内容地盤10年~保証(有償点検で延長)
地熱床システム10年保証
構造体10年~30年保証(有償メンテナンスで延長)
外壁品質保証20年
リンクhttps://www.universalhome.co.jp/

ユニバーサルホームは、住宅施工販売を全国のフランチャイズ加盟店とともにおこなう大手ハウスメーカーです。事業内容には、フランチャイズ加盟店の指導育成が含まれており、フランチャイズシステムでありながら統率のとれた管理体制がうかがえます。

「万有の英和を集結し人に地球にやさしい家づくりを目指す」を経営理念に掲げており、家族や暮らし、家計を守るという家づくりの理念ともつながっています。

特に地熱床システムなど床の性能にこだわっており、床でユニバーサルホームを選んだという声も多いです。

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ユニバーサルホームがおすすめな人

紹介した口コミ・メリット・デメリットを鑑みると、ユニバーサルホームに向いているのは次のような人です。

ユニバーサルホームはこんな人におすすめ!

  • 1年中快適な室内環境の家に住みたい人
  • 冬も暖かくデザイン性に優れた無垢材の床の家を建てたい人
  • 災害に強い家に住みたい人
  • コストパフォーマンスの良い家に住みたい人

ユニバーサルホームは、地熱床システムをはじめとして1年中快適に過ごせる家づくりが特徴的です。また、ユニバーサルホームの家は災害にも強いです。耐震等級といった住宅性能はほぼすべてが最高等級で、安心して暮らすことができます。また、地熱床システムで床下がないため、床下浸水などの二次災害も防ぐことが可能です。

このような高品質な家でありながら、価格は適正価格にこだわっています。コストパフォーマンスも重視したいなら、ユニバーサルホームで見積もりを依頼して検討してみてください。

一方で、床暖房を一部分のみで使用したい人や、床下収納を作って収納スペースを確保したい人などには、ユニバーサルホームが向いていない場合もあります。他のハウスメーカーと比較しながら検討しましょう。

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ユニバーサルホーム商品のラインナップ

続いて、ユニバーサルホームの実際の商品ラインナップを紹介します。ユニバーサルホームは商品ラインナップが豊富なので、今回は2階建て・平屋・3階建ての3つに分類して紹介します。さらに、通常ラインナップ以外の限定商品についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

2階建て(二世帯向け含む)

はじめに、二世帯住宅を含む2階建て住宅のラインナップは次のとおりです。

商品名イメージ特徴
HELLO!MY HOME
  • コンパクトサイズのファミリー向け住宅
  • 家事効率の良い間取り
  • 庭につながる動線で開放感を生み出す
ナナ・カラ
  • 多目的に使える約3畳のセミクローズ空間
  • 新しい生活様式に沿って多様な暮らしにフィット
ドマーチェ テラスエディション
  • 半屋外の土間空間「DOMAテラス」
  • 土間空間も地熱床システム対応
ラビスタ
  • 天井の高いハイリビングで開放的
  • 大きな窓を設けて内と外をつなげた大空間を演出
  • 勾配天井の屋根裏空間でプライベートも
ムク・ヌク
  • 無垢材をふんだんに利用した温かみのある家
  • 小上がりの多目的スペース「ヌック」
Kiduki(きづき)
  • 子どもののびのびとした成長を支える家
  • 創造力・興味関心・行動を育てる工夫が盛りだくさん
ビー・コンフィ
  • 家と街・家族のふれあい・
    家の中と外の3つのつながりを重視
  • 小上がり畳コーナー・くぼみの
    「ほっとピット」など間取りに工夫
ココフィール
  • 家族のコミュニケーションが取りやすい住まい
  • 吹き抜けなど家族の気配を感じやすい間取り設計
フェリーチェロ
  • 子育てママ・パパの欲しい機能がつまった家
  • ロフトや子ども部屋をつなげるWICなど楽しい工夫が豊富
ソラ・イロZEH
  • 独自の地熱システムと太陽光発電を活かしたZEH住宅
  • 環境にも家計にも優しい家づくり
ルピオス
  • 中心にキッチンを置いた独特な間取り
  • 家族のコミュニケーションや家事効率を育む
1000のひらめき
  • 100の間取りプラン×10の外観デザインから選ぶ
  • 一級建築士が練り上げたプラン
ファミーユ
  • 家族づくりがコンセプトのファミリー向け住宅
  • DKとリビングが一直線に並ぶDKリビング
ウィズ・ハート
  • 親世帯・子世帯双方に嬉しい二世帯住宅
  • 遮音性の高い床など互いの生活への配慮が豊富

※画像引用元:ユニバーサルホーム公式サイト

このように、2階建て住宅のラインナップはかなり充実しています。暮らしに合わせて好きなコンセプトの商品が選べるので、希望の家を実現しやすいです。自分に合った商品を選びましょう。

平屋

次にワンフロアの平屋住宅の商品を3つ紹介します。

商品名イメージ特徴
フラットワン
  • 動線・機能性にこだわった平屋住宅
  • 外観デザインが多様
フラットワン(JP/PR)
  • テラス付き平屋住宅
  • フラットワンよりもさらにゆとりある暮らし
アルファヴィータ
  • 平屋に縦空間を追加して多様な暮らしにフィット
  • スキップフロア・小上がり・
    ほっとピットなど選べる空間

※画像引用元:ユニバーサルホーム公式サイト

平屋住宅にも3つのラインナップがあります。ワンフロアで完結する平屋住宅は、ユニバーサルホームの地熱床システムのメリットを活かすことができます。

アルファヴィータでは、一部に上下の空間を設けることで、ワンフロアに+αで遊び心のあるスペースを加えることができます。収納や子どもの遊び場としての利用がおすすめです。

3階建て

続いて、3階建てのTsu・do・i(つどい)を紹介します。

商品名イメージ特徴
Tsu・do・i(つどい)
  • 家族のコミュニケーションに着目したファミリー向け商品
  • モダンデザインの外観と明るく温かみのある室内
  • 長期優良住宅に対応

※画像引用元:ユニバーサルホーム公式サイト

Tsu・do・i(つどい)は都心の小さめな土地でも建てられる商品で、3階建てでも地熱床システムなどの性能はそのままです。ユニバーサルホームの唯一の3階建て商品ですが、シンプルなデザインでさまざまなニーズに応えられます。

限定商品

紹介した通常商品の他に、ユニバーサルホームには期間や地域限定の商品があります。今回は次の3つの限定商品を紹介します。

商品名イメージ特徴
DOD&UH キャンパーの住みか
  • アウトドアブランドDODとのコラボ商品
  • ギア収納やDIYアトリエなど
    キャンパーにうれしい設備が充実
  • DOD製品に合う外観や内装デザイン
Toiro
  • Web上で見学・間取り設計ができる次世代家づくり
  • シリーズ・テイストを選び、
    カスタマイズするだけのシンプル設計
UI Seven
  • 家賃並みの返済額で建てられるセミオーダー注文住宅
  • 間取り・デザイン・テイスト・仕様を自由に選べる
  • 住宅性能評価も高い

※画像引用元:ユニバーサルホーム公式サイト

ToiroとUI Sevenは、執筆時点ではエリア・店舗限定の提供です。また、キャンパーの住みかも含めてモデルハウスがあるエリアは限定的なので、行きやすい場所にあるか調べてみましょう。

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ユニバーサルホームと他3社を比較

続いて、ユニバーサルホームと他のハウスメーカーの特徴を比較してみましょう。今回は、ユニバーサルホームと近い価格帯のハウスメーカーのうち、品質・性能に優れた3社と比較しました。

企業名ユニバーサルホーム一条工務店クレバリーホームアキュラホーム
設立1995年1978年2016年1986年
資本金4億9,180万円3億460万円1億100万円 9,314万円
施工地域全国全国
(沖縄県、高知県を除く)
全国東京都、神奈川県、千葉県、
埼玉県、茨城県、栃木県、
群馬県、静岡県、愛知県、岐阜県、
大阪府、兵庫県、三重県、奈良県、
京都府、岡山県、広島県
工法ハイパーフレーム構法ツインモノコック構造柱脚金物工法メタルウッド工法
平均坪単価60万円84万円68万円85万円
性能面の魅力地熱床システム・地熱床暖房
無垢フロアと地熱床システム(特許)
高性能外壁材ALC
初期フリー太陽光発電システム
寒冷地仕様テクノロジー
外内ダブル断熱工法
熱交換換気システム「ロスガード90」
オリジナルの屋根一体型太陽光パネル
耐候・耐汚・耐傷性に優れた外壁タイル
遮音性に配慮した外壁・開口部
可動式収納家具「ムーブクローゼット」
死角のない断熱性能
結合部が強固な木造構造
耐震性に優れたトリプルストロング床
独自開発の「8トン壁」
保証内容地盤10年~保証(有償点検で延長)
地熱床システム10年保証
構造体10年~30年保証(有償メンテナンスで延長)
外壁品質保証20年
建物30年保証、配管など設備の2~5年保証
10年目以降の無償シロアリ予防工事
住宅完成保証制度
30年定期訪問保証
(構造躯体・防水・シロアリ)
初期保証20年、その後有償点検実施で
最長35年まで延長可
特徴デザイン・機能性に優れた床・外壁耐震・断熱にとことんこだわった家高品質でデザイン性の高い外壁タイル職人品質で叶える完全自由設計
おすすめの人・地熱床システムを導入して快適に過ごしたい人
・無垢材と床暖房とどちらも譲れない人
・災害に強い家に住みたい人
性能面やデザイン面にこだわってハウスメーカーを選びたい人外壁タイルなど外観デザインにこだわりたい人完全自由設計で家を建てたい人
リンク

他3社と比べてみても、やはりユニバーサルホームの床の性能はかなり高いことがわかります。通常難しい床暖房システムと無垢フロアの両方も選べるので、暖かさも無垢材も諦められないという人はユニバーサルホームがおすすめです。

また、他ハウスメーカーに比べて保証面も充実していることがわかりました。他の3社にはない地盤や外壁に対する初期保証もついているので安心感が高いです。資本金を比べてもわかるように、運営会社の規模が大きいため保証面も手厚く、将来を考えても安心して住み続けることができます。

ただし、フランチャイズシステムを導入しているため、サービスの質に差が生じる場合もあります。全国展開は嬉しいポイントですが、自社施工の会社と比べると担当者と合わないなどのリスクが生じる可能性も高いです。

ユニバーサルホームに関するよくある質問

ユニバーサルホームに関してよくある質問と答えをまとめました。ハウスメーカー選びの参考として役立ててください。

ユニバーサルホームのモデルハウスはどこにある?

ユニバーサルホームは、40都道府県にモデルハウスがあります。各エリアとモデルハウスのある都道府県をまとめました。

エリア都道府県
北海道・東北北海道・青森・岩手・宮城・山形・福島
関東栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川
甲信越・北陸石川・山梨・長野
東海岐阜・静岡・愛知・三重
関西滋賀・京都・大阪・兵庫
中国鳥取・島根・岡山・広島・山口
四国徳島・香川・愛媛
九州・沖縄福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄

さらに、家にいながらモデルハウスの案内が受けられるバーチャル展示場のサービスを提供している店舗もあります。

ユニバーサルホームの坪単価はどれくらい?

坪単価は、1坪あたりにかかる建築費用のことです。マイナビ編集部の調査によると、ユニバーサルホームの坪単価は平均60万円程度だったケースが多く見られました。

建てる家の種類によって建築費用は異なるため、商品ラインナップが豊富なユニバーサルホームは、建築する家によって坪単価の幅が大きいです。選ぶ仕様や設備によっては、平均的な坪単価よりも高くなるケースもあるので気を付けましょう。

ユニバーサルホームの標準仕様は?

ユニバーサルホームの多くの商品で共通する標準仕様は、次のとおりです。

箇所標準仕様
基礎・地熱床システム
・鉄筋コンクリート造
外壁・ALCパネル37mm厚
屋根・無石綿軽量スレート瓦
(寄棟・切妻5寸勾配まで)
玄関(外部建具)・単体ドアまたは親子ドア
ガラス・窓・樹脂サッシ窓(網戸付きLow-E複層ガラス)
内部建具・フラット、デザインドア(化粧シート貼り)ウッドワン
・玄関:磁器質タイル仕上
・洗面、トイレ:磁器質タイル仕上
・1F:直貼無垢フロア14mm(クッション付き)
・2F:木質系フロア厚12mm
・断熱:高性能EPS100mm
・ビニールクロス(下地:石膏ボード厚12.5mm)
・断熱:高性能グラスウール14K105mm
天井・ビニールクロス(下地:石膏ボード厚9.5mm)
・断熱:高性能グラスウール20K155mm
キッチンLIXILまたはクリナップの食器洗い乾燥機付きモデル
※W2550以下の規格サイズ
バスLIXILまたはSEKISUI 1818サイズ
洗面LIXILまたはTOTO W=900
トイレLIXILまたはTOTOのタンク一体型・洗浄機付暖房便座
床暖房1階全面:ヒートポンプ式熱源機(リモコン付)
温水パイプ架橋ポリエチレン管 Φ13

ただし、ユニバーサルホームは多くの建材や設備を取り扱っています。商品ラインナップが多彩な分、標準仕様の内容もさまざまです。また、建築する地域によって仕様が異なることもあります。詳しい標準仕様については、カタログを見たり担当者に問い合わせたりして確認してください。

ユニバーサルホームの保証や定期点検はどうなっているの?

ユニバーサルホームは30年にわたる長期的な保証・定期点検が受けられます。

※画像引用元:ユニバーサルホーム公式サイト保証・定期点検

さまざまな保証がありますが、特に地盤や外壁の保証があることは特徴的です。特徴的な地熱床システムにも10年間の保証があるので安心です。

ただし、30年長期保証を受けるには有償の点検やメンテナンスが必要です。点検やメンテナンスで将来のリスクに備えましょう。

長期優良住宅の認定が取れないことはある?

ユニバーサルホームでは、長期優良住宅の基準を満たす商品を取り扱っています。長期優良住宅の認定が取れる家を建てたいと思っている人にもおすすめのハウスメーカーです。

ただし、地域の基準によってはユニバーサルホームの家では認定が取れない可能性があります。地域によっては、「床下に空間を設けること」を認定の条件とする場合も多いです。つまり、建てる地域によっては、ユニバーサルホームの地熱床システムの家では認定が取れないかもしれません。

また、標準仕様のままでは長期優良住宅と認められることは難しいです。そのため、長期優良住宅に対応したTsu・do・iなどの商品を選んだり、オプション費用をかけて設計したりする必要があります。

ユニバーサルホームとリアルウッドの関係は?

ユニバーサルホームについて調べるうちに、「リアルウッド」や「破産」という関連ワードが出てきて不安に思った人もいるかもしれません。

株式会社リアルウッドは埼玉県を拠点としていた木造住宅建築工事事業者で、1995年からユニバーサルホームのフランチャイズ事業を展開していました。しかし、経営不振に陥った関係で、2023年6月に自己破産を申請しています。

ただし、ユニバーサルホームは数多くの建築工事事業者とフランチャイズ契約を結んでいます。リアルウッドは破産となってしまいましたが、埼玉県近郊の家づくりにも大きな影響はないので安心してください。

信頼できるハウスメーカーの選び方は?

ハウスメーカーを選ぶ際は比較検討が大切です。複数社で見積もりや間取りプランを依頼し、いろいろなポイントで比較して選びましょう。

間取りやデザインなど自分が建てたい家が建てられるか、性能・設備は希望に合うか、保証内容はどうか、費用は予算に収まるかなど、総合的に比べることが大切です。

また、担当者の対応にも注目しましょう。説明が明瞭でわかりやすいか、こちらの話や意見をくみ取ってくれるかなど、相性の良い担当者がいるかどうかも重要なポイントです。

まとめ

ユニバーサルホームは品質に強みのあるハウスメーカーです。地熱床システムなど高性能な仕様に定評があります。また、高性能でありながら適正価格に抑えられているので、ファミリー層から夫婦のみの世帯などさまざまなニーズに応えられます。

特に室内環境の良さにこだわりたい人や、無垢材の温かい家に住みたい人などにおすすめです。ただし、床下収納を作りたい人や一部分のみで床暖房を使いたい人などには向いていない可能性もあります。

本記事を参考に、ユニバーサルホームが自分に向いているハウスメーカーか見極めてください。

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※「マイナビニュース不動産査定」は以下に記載されたリンク先からの情報をもとに、制作・編集しております。
https://www.land.mlit.go.jp/webland/
https://www.rosenka.nta.go.jp/
https://www.retpc.jp/chosa/reins/
https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
https://www.zentaku.or.jp/cms/wp-content/uploads/2022/02/2021-fudousan-anke-to.pdf


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