アキュラホームの評判・口コミは?最悪・やばいというのは本当?|坪単価や標準仕様も紹介

アキュラホームは、注文住宅のなかでも価格が安く、安心して長く住み続けられる耐震性能や耐久性能の高さで評判の住宅メーカーです。完全自由設計にこだわっており、デザイン性も高い家づくりをおこなっています。

本記事ではアキュラホームで家を建てた人の口コミ評価、特徴、メリットとデメリット、どんな人におすすめなのかを紹介します。

アキュラホームってどんな会社?

項目評価特徴
価格ローコストハウスメーカーに分類されますが、
住宅性能表示7項目が標準仕様で最高等級でコスパの良さを実現!
耐震性実物大耐震実験を実施し、日本で起きた震度7の大地震に耐えられる
性能を証明済
。耐震等級3(最高等級)を取得したプランもあり。
断熱性世界最高水準の断熱等級7「超断熱の家 プレミアム」
を商品として揃えており、高断熱の家が実現可能。
デザイン性標準仕様はサイディングで、色やデザインを選ぶことが可能。
タイルの外壁もカスタムで利用可能です。
保証 引き渡し後の無料点検は10年間で計5回。最大手と比べると若干見劣り
しますが、お金をかければ最長35年まで保証期間を伸ばすことも可能です。
監修者 森田

1981年創業と、比較的歴史の浅いアキュラホーム。住宅を適正価格で販売するという理念のもと、ローコストの住まいを提供しています。ローコストながら、標準仕様でも長期優良住宅基準を上回る性能があるのは注目したいポイントです。長期優良住宅の場合、ローンで優遇があったり、不動産価格が下がりづらかったりといったメリットがあるうえ、住み心地も抜群。「予算は抑えつつ、質の高い住宅を手に入れたい」と考えている人にはぴったりのハウスメーカーといえるでしょう。

アキュラホームの5つの特徴!
  • 大工魂で極める徹底した職人品質!
  • 完全自由設計が1,000万円台から叶う高コスパ!
  • 業界最強クラスの耐震・耐久性を発揮する「8㌧壁」!
  • エアコン1台で全室・年中快適に過ごせる「匠空調」!
  • 機能美・デザイン性を誇るグッドデザイン賞受賞の商品多数!
すぐわかる!この記事の4つのポイント!
ハウスメーカーポジションマップ
ハウスメーカーポジションマップ

他のハウスメーカーの評価や評判が気になる人は、おすすめハウスメーカー・工務店ランキング30社を紹介した記事でまとめて比較できます。ぜひご覧ください。

目次

アキュラホームの口コミ・評判

アキュラホームの口コミ

マイナビニュース不動産査定編集部では、実際にアキュラホームで注文住宅を購入した人にアンケートを実施しました。

そのなかから信憑性の高い口コミだけを抜粋し、良い口コミ・悪い口コミの両方と満足度を紹介します。

「アキュラホーム」の良い口コミ・評判

スタッフが質問に対してとても丁寧で迅速な対応だったので安心して任せることができました。(40代/神奈川県/ZEHを超える「高断熱・エコな家」/3人世帯)

坪単価が安く、価格を抑えつつも完全自由設計の注文住宅なので、お手頃な価格で開放的な間取り空間を実現できる。(50代/福岡県/超空間の家スマート/3人世帯)

機能性や設備へのこだわりをしっかり実現してもらえたのが良かったです。(30代/広島県/二世帯型/3人世帯)

「アキュラホーム」の良い口コミまとめ

適正価格をコンセプトにしているアキュラホームでは、コストパフォーマンスの高さに関する口コミが多く寄せられました。完全自由設計で品質にもこだわった注文住宅をリーズナブルに購入できるとして高い満足度を得ています。

また担当者の真摯な対応や提案力も高評価となっていました。

「アキュラホーム」の悪い口コミ・評判

シンプルな外観のデザイン住宅なので、重厚感や高級感の点で少し物足りなさが感じられる。(50代/福岡県/超空間の家スマート/3人世帯)

住んでみると想像よりも断熱されている感じがしないので冬は寒くて1日中エアコンをつけていること。(40代/神奈川県/ZEHを超える「高断熱・エコな家」/3人世帯)

どうしても東京に建てるとなると金額が高いことが非常にネックでした。(40代/東京都/平屋の暮らし/3人世帯)

「アキュラホーム」の悪い口コミまとめ

悪い口コミとしては、シンプルで落ち着いた雰囲気の商品が多く、高級感があるデザインを求めている方には合いにくいと感じる人は多いようです。

また地域によっては施行エリアが限られているため対象外になってしまったりという声もありました。

アキュラホームは、コストパフォーマンスの高さが人気ですがシンプルかつ上質な雰囲気のデザインは7年連続グッドデザイン賞を受賞するほどデザイン性も特徴です。
しかし、重厚感を求めている方には、物足りなさを感じている人もいるようです。

「アキュラホーム」の平均満足度:4.12点(5点満点)

【間取り・デザイン性】 【坪単価・コスト】【機能性・品質】 【保証やアフターケア、融資などのサポート面】【スタッフの応対品質】【付帯サービスや特典】【親族や友人にも勧めたいか】の7項目に対する、利用者の満足度を集計しました。

アキュラホームの満足度は、5点満点中4.12点」となりました。

「アキュラホーム」の平均満足度

実際にアキュラホームで建てた人の評判・口コミをインタビュー

マイナビニュース不動産査定メディアでは、信頼性が高い利用者の声をお届けするために、実際にアキュラホームで注文住宅を建てた人にオンラインインタビューを行いました。

インタビュープロフィール写真

アキュラホームで建てた注文住宅の外観・内観の様子

アキュラホーム外観ご提供写真
外観の様子
アキュラホーム内観ご提供写真
屋内の様子
アキュラホームを選んでよかった点アキュラホームの残念・改善してほしい点
・スタッフの対応が素晴らしかった
・間取りの自由度が高い
・価格が良心的
・3Dパース機能のクオリティを上げてほしい

Q:アキュラホームで注文住宅を建てたきっかけは?

編集部

マンションや建売住宅ではなく、注文住宅を選択した理由をお聞かせいただけますか?

Yさん

理由はただ1つ、自分が作った家に住みたかったからです。この先のことを考えたとき、自分が住む家のゴールとしては自分が作った家しかないのではないかと思いました。自分が作った家であれば、買う価値があると思ったので注文住宅にしました。

編集部

自分の思いどおりの家を建てたかったということですね。他に候補に挙がったハウスメーカーはありますか?

Yさん

大手では住友林業、アイフルホーム、その他にアールプランナー、オレンジハウス、D’S STYLEを検討しました。
 
アキュラホームは間取りを提案してくれる比較サイトを利用した際に、提案を送ってきてくれたのがきっかけです。資料が丁寧で営業の方も良さそうだったので、話を聞きに行きました。最終的に、価格と営業さんの熱意が決め手になってアキュラホームを選びました。

編集部

住宅の相談窓口や一括請求などのサービスの利用はされましたか?

Yさん

結構いろいろ利用しました。よく注文住宅系のインフルエンサーが取り上げているような、間取りの一括請求サービスや、住宅コンサルタントがアドバイスや提案をしてくれるサービスも利用しました。住宅展示場も足を運んでいます。

良かった点①:担当者の対応が良い

Yさん

担当者には本当に良くしてもらったのでとても感謝しています。途中で退職されてしまったのは残念でしたが、後任の方にも良くしていただきました。

編集部

そうなのですね!ハウスメーカー全体のイメージとしては、担当者の質はいかがでしたでしょうか?

Yさん

少しムラがあるのかなと思います。私が紹介割引で紹介した友達は、「すごくちゃんとした担当者でよかった」と言っていましたが、家を建てるときに知り合った、同じアキュラホームで建てた知り合いからは悪い話も結構聞きました

編集部

なるほど、なにか、良い担当者に当たるコツなどはありますか?

Yさん

そうですね、私の場合は本当に担当者の対応がどれも良かったんですが、それって私がすごくうるさい客だったからだと思っています。ものすごく家に対するこだわりが強いので、そのこだわりや熱意をアキュラホーム側に伝えたのが良い担当者の対応に繋がったんじゃないかなと。
 
建てるのは担当者ではなく私たちの家なので、施主側が責任を持って、きちんとやる気を持たないとチームもいいチームになってくれないと思っています。
 
だから、こちらが本当に「良い家を建てるためにレベルの高いチームと取り組みたい」と伝えておくと、担当者にしろ設計士にしろ、レベルの高い人たちが集まってきてくれる気がします。
 
たまにいる、「わからないのでなんでもいいです、はい、わかりましたそれでお願いします」という人だと、経験が浅くて若い担当者がついたりとか、対応に不満が残ったりするんじゃないかなと思います。

編集部

施主側のしっかりした考えがあってこそ、良い担当者や良い家とめぐり合えるということですね。

Yさん

そうですね。担当者によって、家の仕上がりも違ってくると思います。私は工事のときも、毎回毎回チェックしに行っていました。差し入れも毎回たくさん持って行きましたし、担当の人の顔もちゃんと見ています
 
そうやって、暗に「ちゃんと建ててくださいね」っていうプレッシャーを常にかけていました。だから、本当にミスも全然、一切なくて、すごく綺麗でした。
 
担当者に不満があると言っていた友人は、電気のスイッチの部分から隙間風が吹いているとか、引っ越し1年以内なのに何回も修理してもらったとか、外壁の一部がずれてるとかかなりいろいろ言っていました。
 
でも、多分その友人はちゃんと何回も見に行くことはしていないんです。それで結果的にちゃんとやってもらえていない印象でした。
 
もちろん、忙しいとか遠方でなかなか見に行けないということもあるとは思いますが、施主のやる気って現場のやる気にもすごく繋がっている感じはしますね。

良かった点②:間取りの自由度が高い

Yさん

間取りの自由度は、ハウスメーカーのなかでもかなり高い方だと思いました。一般的には工務店よりもハウスメーカーの方が自由度が低いと言われていると思いますが、アキュラホームは工務店上がりのハウスメーカーみたいな感じなので、割と融通が利く方だと感じています。
 
だから、「工務店が気になるけど、ある程度補償はされていてほしい」という人からするとすごくよかったなと思いますね。

編集部

施主の熱量があれば、きちんと応えてくれるハウスメーカーということですね。

Yさん

そうだと思います。あと、住友林業とか積水ハウスとかだと、外壁や家の形状などで、「ここはあのハウスメーカーだな」とすぐわかると思うんですが、アキュラホームの家は街にあっても意外とわからないんですよ。
 
つまり、「アキュラホームはこういう家」っていうスタンダードな形がないんですね。
 
カントリー調の家、すごく高級感のある家、一条工務店のようなシンプルなモノトーンの家とかも結構あります。家によって全然違うんです。そういう意味でも間取りに限らず家全体の設計の自由度はすごく高いのだと思います。
 
だから、1軒見ただけで「アキュラホームで建てた家」のイメージが固まってしまうのはもったいないかなと思います。自分が建てたい家を建てられるので、一つの事例やショールームの印象で、判断はしてほしくないです。
 
私たちも最初に住宅展示場へ行ったとき、正直「普通の家だな」と思いました。でも、実際建てたら全然、住宅展示場とは違う雰囲気になったので、満足しています。
 
自分の住みたい家に対して明確なイメージがない人にはもったいないかもしれませんが、担当者の提案に任せないで自分なりの理想を実現したい人にとっては、すごく良い家ができると思います。

Q:住宅へのこだわりはどのように実現したのですか?

編集部

「開放的で明るい、壁や仕切りのない家」や「インナーバルコニー、アウトドアダイニングのような空間」にこだわられたとのことでしたが、こちらはもともと確固とした希望があったのでしょうか?それとも、担当者との話し合いを通じて生まれたのでしょうか?

Yさん

自分たちで決めていきました。いろいろな家やショールーム、カタログ、Instagramなどでいろいろな実例を見たうえで、自分たちの好みを再確認して、夫と一緒に住宅のテーマを決定していった感じです。

編集部

そうなのですね。特に役に立った媒体はありますか?

Yさん

ショールームは役に立ったと思います。あと、アキュラホームは街中に実際に建てられた家も見れるんですよ。住宅展示場だとどうしても大きすぎてしまいますが、街中に建てられたハウスなら実際の家の規模感がわかります
 
実際にアキュラホームで建てた住宅や、住宅展示場、ショールームを見て、気に入ったテイストを選んでいきました。
 
あとは、自分で用意したソフトを使って、3Dで間取りを決められたのは影響が大きかったと思っています。注文住宅を建てた人ならわかると思いますが、写真で見るのと空間で見るのでは全然違うんです。2Dの間取りではなく、3Dで検討できたのは良かったです。

Q:建てたあとで気づいたギャップや後悔があれば教えてください。

Yさん

コンセントがもう少しあってもよかったなということと、吹き抜けの窓も開けられるようにすればよかったというのはあります。

編集部

コンセントは後悔される方が多い印象ですね。後悔を生まないためにはどうすればよかったと思われますか?

Yさん

Instagramをはじめ、ネットで実際に注文住宅を建てた人が実体験レポートをたくさん出しているので、それをちゃんと見るのが良いと思います。意外と、みんな言っていることが同じなこともあるので、そのハウスメーカーで建てるときのポイントを絞れますよ。
 
あと、私は後悔するというのは2種類あると思っています。検討した上で後悔してしまったのか、検討していなくて後悔したのか。我が家の場合は検討したうえで、「もう少しこうだったらよかったよね」程度の後悔でした。「じっくり検討したけれど、建てる前はどうしてもそこまではわからなかったんだから、しかたないか」って納得できたんですよね。
 
でも、もしそもそも検討していなかったら、「こうしておけばよかった、なんで気づかなかったんだろう」と思ってしまったでしょう。だから、ありがちな後悔ポイントは事前に調べて、しらみつぶしにしていくのが大事かと思います。

編集部

調査不足での失敗はあとあとまで引きずりやすい、ということですね。コンセントについても、検討したものの上手くいかなかったということでしょうか。

Yさん

我が家はコンセントについてもすごく検討を重ねたので、本来は足りているはずでした。でも、途中で家具の配置をもともとの予定から変更してしまい、コンセントの位置が合わなくなってしまいました。
 
ただ、そこはもう想像できなかったのでしかたなかったと思っています。家具の配置が変わる可能性も検討する必要がありましたね。

Q:これから建てる人へのアドバイスはありますか?

Yさん

注文住宅について、自分で調べた方がいいです。例えば、間取りの提案をしてもらえるサイトを利用して良い提案をされたからそこで作るとか、住宅展示場に行って話を聞いて、良さそうな提案をしてもらったからそのハウスメーカーで建てるとかはやめた方がいいと思います。一旦ゼロから自分で調べてみる姿勢が大事です。
 
どういうやり方があって、どのやり方が自分に合っていて、どんな方法があって、というのを一旦全部調べて、調べたうえでどうするのか、自分で考えた方がいいと思います。

編集部

受け身にならず、自分の理想のプランをしっかり固めるのが大事ということですね。

Yさん

本当にそうだと思います。流れに身を任せてしまうと、あとから「え、これもできないの?」「他社だったらできたんだ」「他社だったらもっと安かったんだ」というのが絶対出てきてしまうと思うので、全部いろいろ調べてから契約するのがいいと思います。

編集部

Yさんのお話から、アキュラホームは工務店とハウスメーカー両方のメリットを併せ持っており、こだわりを反映した自由な家づくりができるのが魅力であるのがわかります。
 
理想の家を建てるためにショールームや住宅展示場、SNSなどでの情報収集を欠かさない姿勢と、施主として責任を持って家づくりを主導することの重要性がかいまみえるインタビューでした。
 
もし、家に対するこだわりが少ない人、信頼できる担当者にすべて任せたい人は他のメーカーとも比較して判断するのをおすすめします。

アキュラホームの利用者インタビュー

アキュラホームの利用者に、マイホーム購入に際して気になる項目もアンケートしました。ここでは、ハウスメーカーを探し始めてから実際に入居するまでかかった期間や、アキュラホームに決めたきっかけを紹介します。

ハウスメーカー探し〜入居までかかった期間は?

アキュラホームに決定~入居までの期間

アキュラホームの注文住宅では、半年〜1年未満かかるケースが多数を占めていました。

ハウスメーカーを決めてからは、土地探しや間取り・内装の打ち合わせを密におこない、住宅ローンの審査を受けるなど、物件引き渡しまでにさまざまな工程を経る必要があります。

スムーズに入居まで進められるかどうかはハウスメーカーの力量が大きく影響します。ハウスメーカーとは少なくとも半年前後の付き合いになるものと考え、契約の決断は慎重におこないましょう。

アキュラホームに決めたきっかけは?

アキュラホームに決めたきっかけ

アキュラホームに決めた人の約半数は、営業担当者の応対品質やスキル、企業としての実績や信頼性を重視したようです。

アキュラホームは大工としての営繕業務を主体に1978年に創業した老舗ハウスメーカーです。グッドデザイン賞や地球環境大賞など多くの受賞歴を持つメーカーのため、実績ある工務店を探している人に親しまれています。

その他、価格や住宅性能に注目し、コストパフォーマンスの高さを期待する人にもニーズがあることがわかりました。

※紹介する口コミや満足度は、マイナビニュース不動産査定編集部がおこなった独自アンケート調査結果によるものです。(調査方法:クラウドワークス/調査期間:2023年4月/回答者数:178人)

アキュラホームの特徴

アキュラホーム公式サイト
※画像引用元:「アキュラホーム」公式サイト
会社名株式会社AQ Group
所在地東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビルディング34F
設立1986年5月
資本金9,314万円
保証期間最長35年
対応エリア東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、静岡県、愛知県、岐阜県
大阪府、兵庫県、三重県、奈良県、京都府、岡山県、広島県
事業内容・住宅事業(各種木造注文住宅の建設・販売など)
・工務店支援事業(工務店・ビルダーのノウハウ提供)
・研究開発事業(住宅及び関連品とシステムの研究開発など)
工法メタルウッド工法
坪単価平均85万円
URLhttps://www.aqura.co.jp/

アキュラホームは、近年急増しているローコストハウスメーカーの先駆けです。

元大工によって設立されており、ずっと愛される家づくりや「常識を破壊し、真に豊かな暮らしを創造する」をモットーに高品質かつ適正価格の注文住宅サービスを提供しています。

アキュラホームの坪単価

編集部で実施したアンケート調査によると、アキュラホームの坪単価は平均85万円でした。大手ハウスメーカーは75万〜90万円程度となるケースが多いので、標準的な価格帯といえるでしょう。

安価な理由としては、大量購入および中間マージンのカットによるコストダウンが挙げられます。また、自社の物流センターを構えて計画的な配送をおこなうことで、搬入回数を減らす、資材の梱包を解きやすくするために過剰梱包を簡易化するなどの工夫があります。

このようにムダを省くことで、高品質でありながら低価格でのサービス提供を可能にしています。

アキュラホームの坪単価に対する考え方

日本の住宅は欧米と比べて費用が30〜40%高いといわれています。アキュラホームは、この体質を変え「納得の適正価格」を実現するためにさまざまな工夫をしています。

改めて、アキュラホームの工夫をまとめて見てみましょう。

  • データベース化によるコストバランスの精査
  • 共同一括仕入れ・大量購入によるコストダウン
  • 中間マージンカットによるコストダウン

さらに、高耐久・高性能の住宅であるため将来のメンテナンス費も軽減できます。購入時だけでなく維持費も抑えられる、生涯に渡ってコストバランスのよい家が特長です。

アキュラホームのメリット

アキュラホームのメリット

ここからはアキュラホームで戸建て住宅を建てるメリットについて紹介をします。

コストパフォーマンスの高い家づくり

アキュラホームは資材や大工職人の手間賃など約20,000項目をデータベース化し、コストバランスを精査しています。

また、日本最大の工務店ネットワーク「ジャーブネット(JAHBnet)」を主宰することで、共同一括仕入れをおこないコストダウンを実現していることも大きな特長です。さらに、製造工場や海外との直接取り引きによって中間マージンも排除しています。

このような適正価格で住宅を提供するための工夫がアキュラホームの強みです。

こだわりを実現できる完全自由設計

末長い「暮らしやすさ」「使いやすさ」を追求した、本当に暮らしやすい家のプランニングが得意です。注文住宅だからこそ実現できるオンリーワンの提案を心がけています。

また、シンプルかつ上質な雰囲気のデザインが評判です。7年連続でグッドデザイン賞を受賞するほどデザイン性が高く、美しさにもこだわりを持つデザイナーが在籍しています。窓ひとつとっても丸型やアーチ形などさまざまな提案を受けられるため、理想の外観・空間づくりが叶うでしょう。

大手ならではの保証・アフターサービス

世代を超えて住み続けられる住まいづくりを目指しているアキュラホームでは、アフターサービスが充実しています。35年長期保証プログラム制度があり、初回・1年・2年・5年・10年と計5回の無償点検、20〜35年の有償点検とメンテナンスに対応しています。

さらに、トラブル時の迅速な対応も強みです。水漏れや鍵紛失、窓ガラスの破損といったトラブルにも365日無休で駆け付けます。

なお、国が示す「長期優良住宅」の基準を上回っていることも特長です。「長期にわたって安心・快適に住み続けられる優良な住宅」であることが認められています。

全館空調「匠空調」で一年中快適

「匠空調」とは、365日健康・快適な室温環境をつくるアキュラホームオリジナルの空調システムです。設置したエアコン1台からダクトを回し、家中の空気を一年中快適温度に保ちます。

つまり、「エアコン1台」があれば1年を通して全室快適に過ごせるということです。室外機も1台で済むため、外観がすっきり見えます。

さらに部屋間の温度差も少ないため、ヒートショックなどの健康リスクを軽減できるでしょう。まさにデザイン性・機能性を備えたシステムといえます。

土地探しから施工まで一貫体制で安心

自ら土地を探して契約、引き渡しに至ることは容易ではありません。実際、8割の人が自分で土地を探すのを断念するといわれており、不動産会社に仲介を依頼して土地を探してもらい、施工会社には建物を相談する人が多いことが見て取れます。

その点、アキュラホームでは土地探しサービスであるランドサーチを提供しているため、土地探しから一貫してサポートしてもらえます。土地の専門家と建築の専門家が一緒になってリサーチ家づくりまで徹底的にサポートするという流れです。

土地探しの段階から家づくりも同時に考えることで、時間やコストを抑えながら理想の家へと近づけていきます。

業界最強「8トン壁」を採用した高耐震・耐久な木の家

一般的な耐力壁と比べて8枚分以上の強さを誇る「8トン壁」を独自開発しました。これにより、一般的な木造住宅よりも耐力壁を減らし、大空間を実現します。鉄骨造でなければ難しかった30帖の無柱空間も可能です。

また、強度の高い8㌧壁に加えて次の3つような構造・工法を組み合わせることで高耐震・高耐久も叶えています。

  • 高耐荷重、多方向からの力に耐える「メタルウッド工法」
  • ねじれを抑え、耐震性を高める「トリプルストロング床」
  • 業界最強の壁! 独自開発 「8㌧壁」

アキュラホームのデメリット

アキュラホームのデメリット

続いてはアキュラホームで家を建てるデメリットについて紹介をします。

施工品質にバラつきが見られる

アキュラホームは自社施工ではなく、提携する工務店が施工をおこなうフランチャイズ方式です。建築材料や施工ノウハウなどはアキュラホームから提供されますが、担当工務店によっては施工品質に差がある可能性があります。

担当工務店を確認し、契約前に調べることをおすすめします。また、35年の長期保証制度があるため、暮らしはじめてから不具合がみつかったときはすぐに連絡しましょう。

ZEH住宅の建築実績は他社に劣る

アキュラホームのZEH実績数普及率は、他の大手ハウスメーカーと比べるとやや低めとなっています。

ZEHとは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略です。断熱や省エネによる消費エネルギー減と、太陽光発電システムなどによるエネルギー創出が可能な住宅を指します。

国は2025年度には75%の住宅をZEH住宅とすることを目標にしており、ZEH住宅に補助金を出していますアキュラホームのZEH住宅の品質は基準を満たしてはいるものの、実績数を重視する人は他社と比較検討しましょう。

施工エリアが限定的

アキュラホームは全国展開のハウスメーカーではありません

2023年現在は、東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬、栃木、静岡、愛知、岐阜、三重、大阪、兵庫、奈良、滋賀、京都、岡山、広島、山口が対応エリアです。

ただし、上記エリア内でも一部地域は対応外の可能性があります。対応可能エリアかどうか、相談時に確認しておきましょう。

アキュラホームがおすすめな人

ここからは、アキュラホームのメリット・デメリットを踏まえた、おすすめの人を紹介します。

デザイン性の高い家づくりをしたい人

デザイン性が高い理由の1つに、長年の経験から導き出した「デザインコード」があります。長く住み続けるための普遍的なデザインとトレンドを組み合わせた、美しさと暮らしやすさを叶えるデザインです。

また高いデザイン性のみではなく機能美にも力を入れており、老後への対応などを考慮したエクステリア、子育てしやすい遮音性を備えた窓などがその例です。

家族構成や将来設計を含め、幅広い希望に応えられるシステムを構築しているためデザインのクオリティと性能・品質を両立した家を建てられるでしょう。

ローコストで家づくりをしたい人

アキュラホームのコンセプトの一つに「品質も価格もあきらめない」があります。これは1,000万円台からマイホームを持てるようにしたいという社長の願いから生まれたものです。

元大工としての経験を活かし、安くて高品質な家の提供をできないのか考え抜いた結果、ムダなコストをカットする工夫と理想の空間・性能を叶えるための工法が生まれました。

安いだけで性能は劣る家ではなく、工夫と技術でコストを抑えた理想の住まいを実現できるでしょう。

災害に強い木造住宅を建てたい人

地震や災害に強い家を建てたい人もアキュラホームに依頼するのがおすすめです。住宅性能表示制度では次の主要7項目で最高等級に対応しています。

  • 耐震等級(損傷・倒壊防止)
  • 耐風等級
  • 劣化対策等級
  • 維持管理対策等級
  • ホルムアルデヒド発散等級

耐久性・安全性に優れておりメンテナンス費も抑えられるため、将来を見据えて長く快適に暮らせるでしょう

アキュラホームに関するよくある質問

ここからはアキュラホームで一戸建て住宅を建てるときによくある質問をいくつか紹介します。

まだ購入検討段階でも展示会に参加可能?

住宅購入を迷っている段階でも展示会に参加できます。インターネット上での情報やカタログだけではわからない点も、実物を見ることで検討しやすくなるでしょう。

また光熱費、修繕費、リフォーム費用、固定資産税や保険料といったライフサイクルコストの相談も可能です。おおよその費用を出してもらえれば、生活費と住宅ローン返済額などのバランスを考える際に役立ちます。

なお、参加する際は事前予約がおすすめです。予約をしておけば混雑していても優先的に案内してもらえるほか、来場中はスタッフに子供を預けることもできるため、ゆっくりと展示場も見ることができます。

建築コストをもっとお得にする方法はある?

アキュラホームにこだわらないのであれば建築コストを抑える選択肢は多数あります。その1つが一括見積サイトを活用した比較検討です。各種条件を入力すれば、無料で複数社から見積を取り寄せられます。

ただし、アキュラホームはローコストかつ高性能が強みであるため、同等の性能でさらなるコストダウンが叶うとは限りません。コストと同時に性能も下がる可能性があります。

なお、一括見積サイトで取り寄せた見積を活用してアキュラホームに相談するのも1つの手です。アキュラホームと他社で価格に乖離があれば理由を確認してみましょう。コストと性能のバランスを冷静に判断できるからです。

アキュラホームのモデルルームはどこにあるの?

エリア都道府県
関東エリア東京(15)、神奈川(12)、千葉(8)、埼玉(24)、茨城(4)、群馬(3)、栃木(1)
東海エリア静岡(5)、愛知(17)、岐阜(5)、三重(3)
近畿エリア大阪(4)、兵庫(8)、奈良(1)、京都(2)
中国エリア岡山(5)、広島(5)

アキュラホームは全国展開していないため、近くに展示場がないケースもあります。その場合は、最寄りのエリアにある展示場を訪問するしかありません。

ただし、住宅展示場以外でも、アキュラホームの住宅に関する情報収集の場としてイベントが開催される場合があります。住宅相談できるイベントも多数開催されているので参加してみましょう。

以下は過去に開催されたイベントの一例です。

  • まちかどアキュラホーム
  • 全国一斉オンライン勉強会
  • 土地探し・お見積り相談会
  • プランニング相談会
  • 構造現場見学会
  • マイホームセミナー
  • デザイン設計相談会

公式ホームページで予約受け付けをしている場合があるのでチェックしてみましょう。

まとめ

ここまでアキュラホームの評判やメリットデメリットについて紹介をしました。メリットとしてコストパフォーマンスと設計の自由度が高いこと、一年中快適で地震にも強い家ができることがわかりました。

全国展開ではないため対応エリアが限定されていますが、エリア内であれば予算内で満足度の高い家づくりが叶うでしょう。

本記事で紹介したメリットとデメリットを踏まえた上で、アキュラホームが希望と近しいと感じた人はぜひモデルハウスなどに参加し、検討してみてください。

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この記事を書いた人

マイナビニュース不動産査定編集部は、家の売却、家づくり、リフォームなど不動産に関わる様々な情報をわかりやすくお届けします。

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