日々仕事は頑張っているけれど、思うように給料は増えないし、今の環境を大きく変えるのもハードルが高い。加えて、趣味も謳歌したいし、結婚なども見据えて、将来のためにお金も貯めておきたい……。そんなお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめしたいのが「投資」です。投資というと、「元手になるお金の余裕がない……」と感じる方もいるかもしれませんが大丈夫!イマドキの投資は、コーヒー1杯分程度の金額からできてしまうのです。今回は「毎日のコーヒー代」を例に、今注目が集まっている”仮想通貨(暗号資産)投資”の話をしていきましょう 。

監修:高山一恵先生

ファイナンシャル・プランナー 株式会社Money&You取締役 CFP®、FP技能検定1級の資格を持つ。マネーに関する講演活動、執筆活動、相談業務などを行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を発信。「はじめての新NISA&iDeCo」(成美堂出版)など、マネー関係の著書・監修は数十冊に及ぶ。

お金が貯まらない原因は、何気なく飲んでいる「コーヒー」にあった!?

「ちゃんと働いているにも関わらず、なぜかお金が貯まらない」という場合、何気ない普段の習慣が原因なことが多いようです。なかでも注目したいのが「ラテマネー」。ラテマネーとは、普段カフェやコンビニで購入するコーヒー代など、1回あたりの支出の金額が少ないものを指します。読者の方のなかにも、毎日の通勤途中や仕事の合間にコーヒーを買うことが習慣になっている方も多いのではないでしょうか。

例えば、毎日、通勤中に1杯500円のコーヒーを購入するとしましょう。

●週5日飲んだら… 500円×5日×4週=毎月1万円

●1年間飲んだとしたら… 1万円×12ヵ月=年間12万円

●30年間飲んだとしたら… 12万円×30年間=360万円

  • 毎日コーヒーを飲み続けた場合の支出

1日単位で見れば、500円の支出ですが、1ヵ月で見れば1万円の支出、さらに1年間で見れば、10万円を超える支出に。さらに、30年間この習慣が続いたとしたら360万円もの支出になるのです!

こうした小さい支出を意識していないと、いつの間にかお金が消えていっているなんてことが起きてしまいます。

日々の500円積立が将来の自分を救う? - 銀行預金した場合

では、日々購入しているコーヒー代を貯蓄に回したらどうなるのか、下記のAパターンとBパターンで見てみましょう。現在の普通預金の金利は0.001%ですから、利息はほぼつきません。

Aパターン :毎月のなかの1杯のコーヒー代500円を我慢して、積み立てる場合

▶毎月の積立金額:500円
▶年間の積立金額:6,000円

Bパターン :毎日のコーヒー代500円を我慢して、積み立てる場合

▶毎月の積立金額:500円×5日×4週=1万円
▶年間の積立金額:12万円

毎月500円の貯蓄でも1年間経つと6,000円に。毎日コーヒーを飲んだつもりで、1日500円貯蓄すると、1年間で約12万円も貯まることになります。毎日小さな金額でも、節約して貯蓄することの効果がわかりますね。ただ、現在は預貯金の金利が低いので、利息がほとんどつかないのは残念です。

日々の500円積立が将来の自分を救う? - 投資をした場合

では、日々購入しているコーヒー代500円を投資に回してみたらどうでしょうか。投資といっても株式投資や投資信託、外貨投資など、さまざまな投資商品がありますが、ここでは、今注目の「仮想通貨(暗号資産)」 (※以下、仮想通貨)をご紹介します。

仮想通貨とは、インターネット上でやりとりできるお金のようなもの(電子データ)です。 仮想通貨は、今や1万種類以上もあるといわれていますが、この仮想通貨の元祖が、「ビットコイン」です。ビットコインをはじめとする仮想通貨には、私たちが普段使う日本円や海外で使われている米ドル・ユーロなどのお金(法定通貨)にはない以下のような特徴があります。

ここでCHECK! 仮想通貨の特徴

 

●管理者がいない!
法定通貨は、各国の政府や中央銀行といった機関が管理し、発行しています。仮想通貨には、政府や中央銀行のような管理者がいません。

 

●責任者(運営組織)がいない!
仮想通貨の管理は、コンピューターのネットワークが行います。このネットワークは誰でも見られるのが特徴。大勢の人たちで監視することで改ざんを防止し、仮想通貨の価値を保っています。

 

●「目に見えるお金」がない!
仮想通貨は、硬貨や紙幣など目に見えるお金ではありません。支払いや送金などはすべて電子的に行われます。電子マネーに似ていますが、電子マネーの場合は利用できる国や地域などが限定されています。一方、仮想通貨はほぼ全世界で利用することができます。

以上の特徴から仮想通貨は、インターネットにつながっていれば、世界中どこでも決算手段として利用できます。実際、法定通貨よりもスピーディーかつ、安価な手数料で送金することができたり 、世界各地で決済手段として活用する動きが広がりを見せたりしています。

このように注目度が高まっている仮想通貨ですが、 代表的な仮想通貨である「ビットコイン」に毎日飲んでいるコーヒー代500円を節約して投資したらどうなるのか見てみましょう。

Aパターン :毎月のなかの1杯のコーヒー代500円を我慢して、積み立てる場合

元本6,000円に対して、1年後は11,907円となっています。

  • 直近の推移データを元に月500円積み立てで計算した場合

Bパターン :毎日のコーヒー代500円を我慢して、積み立てる場合(毎日500円積み立て)

元本183,000円に対して、1年後は、382,415円となっています。

  • 直近の推移データを元に毎日500円積み立てで計算した場合

あくまでもシミュレーションですが、コツコツ500円をビットコインで運用すると、いかに大きく増える可能性があるかわかります。もちろん、運用が絶対にうまくいく保証はありませんが、仮想通貨に限らず、中長期的にコツコツ投資を行うことで、損失リスクを抑えながら資産を増やしていける可能性があると考えられます。

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ビットコインに投資をすると、シミュレーション上では大きく増える可能性があることがわかりました。なぜこのように大きく増える可能性があるのかというと、それはビットコインなどの仮想通貨は値動きがとても大きいから。実際、現在仮想通貨に興味が高い方の多くは、実用性よりも投資先として注目していることがほとんどでしょう。

実際に過去のビットコインの値動きを見てみましょう。

●ビットコインの値動きの推移(2017年〜2024年)

  • CoinMarcketCapのデータより作成

上記は、2017年1月〜2024年3月の価格の推移ですが、1ビットコイン(BTC)の価格は10万円程度から一番高いときで約1,000万円と、わずか7年で100倍に上昇しました。もし、2017年1月に10万円で1ビットコインを買い、今まで持っていたとしたら、それが1,000万円になっている計算です。

ただ、一直線に値上がりしているわけではないことも見ての通り。もし2017年12月に220万円で1ビットコインを買っていたら、2019年には35万円ほどまで値下がりしています。

つまり、価格の変動が激しいので、短期間で一度に投資してしまうと、大きく損をしてしまう可能性があるということです。また、価格変動が激しい場合、心配になってしまいついつい毎日の価格をチェックしてしまいますよね。これでは、普段仕事で忙しいビジネスマンの方は、仕事に集中できません。

そこでおすすめなのが、将来的に価値が上がることを期待して少額から、長期で積み立てを行うという方法です。

毎月 決まった額を自動で積み立てることで、平均購入単価を下げることが可能になります。毎月一定金額ずつコツコツと積み立てることで、資産の価格が安いときにたくさん買い、高いときに少しずつ買うことになり、結果として平均購入単価を下げることができます(ドル・コスト平均法)。

ここでCHECK! ドル・コスト平均法とは

 

●価格が低いとき、購入量(口数)が増加

 

●価格が高いとき、購入量(口数)は減少

つまり、少しの値上がりでも利益が出せるようになるということです。仮想通貨のように値動きの激しいものの場合はとくに、積立投資の力を活かして購入するのが良いでしょう。

少額の積立投資で投資の経験を積んできたら、まとまったお金を一括投資して大きな利益を狙ってみるのもアリ。ただし、その際には、生活費の6ヶ月の分の預貯金や近い将来、使う予定のあるお金をしっかりと確保した上で、余裕資金で行うようにしましょう。

ここでCHECK! 初心者が注意するべきポイント

 

●短期で投資するべからず!
価格の変動が激しいので、短期間で一度に投資してしまうと大きく損をしてしまう可能性アリ。短距離走ではなくマラソンだと考えて運用しよう!

 

●”積立投資”の力を活用するべし!
毎月決まった額を自動で積み立てることで、平均購入単価を下げることが可能。設定さえすればほったらかしでOKだから、初心者や忙しいビジネスマンも安心!

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安全性が高く、信頼のおける取引所で取引を

仮想通貨を売買する場合、仮想通貨の交換所・取引所を介して、取引をすることになります。では、数ある取引所のなかからどのように選べば良いのでしょうか?

ここでCHECK! 選ぶ際に気にしたい6つのポイント

 

●「安全性が高く信頼のおける取引所」である

 

●少額から取引できる

 

●積立サービスがある

 

●取扱いの通貨の種類が豊富

 

●手数料の有無

 

●口座開設がすぐにできる

一番のポイントとなるのは「安全性が高く信頼のおける取引所」であることです。大切な自分の資産を守るためにも、安全性は最重要ポイントと言えます。日本で仮想通貨の交換所・取引所を運営できるのは、金融庁・財務局の登録を受けた事業者だけとなっています。口座開設する際には、金融庁の登録を受けているかどうかを確認しましょう。

また、大手金融機関のグループ企業の場合、グループ内に金融サービス事業を展開する企業が数多くあることで、セキュリティ・情報管理や提携サービス、各種ツールの提供など、グループ会社で培ったノウハウを活かしたサービスが提供できる可能性が高いでしょう。さらに、東京証券取引所に上場している企業の場合、財務面でも安定しており、信頼性が高いといえます。

他にも、少額から取引ができるのか、積立サービスはあるのか、取扱いの通貨の種類や手数料などもチェックしたいポイントです。

加えて、忙しいビジネスマンの場合、口座開設がすぐにできることもポイント。最短で当日から取引できる取引所もあるので、チェックしてみましょう。

1日1杯のコーヒー代を節約して投資に回すことで、将来の資産が大きく増える可能性があることがわかりました。何事も経験してみることで理解できることがたくさんあります。まずは、コーヒー1杯を節約して500円から仮想通貨に投資してみてはいかがでしょうか。

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Information

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