明石市に本社を置く新進気鋭のリフォーム会社「ReFORS(リフォルス)」。リフォーム業界は上下関係が厳しいイメージがありますが、同社は創業当初から、社員の「できる」を増やす “やさしい”職場づくりを掲げています。

それが功奏し、離職率は低い水準で推移。施工数は順調に拡大しているのだとか。社員の「できる」を増やす“やさしい”職場とは、はたしてどういう職場なのでしょうか。

  • リフォーム会社イメージ

「上下関係が厳しい」「理不尽」。リフォーム業界の“常識”に抱いていた違和感

今回、お話を伺ったのは代表取締役を務める松山さんと、共同代表の谷畑さんです。前職で先輩後輩だった松山さんと谷畑さんは、1年前にReFORSを立ち上げました。日々の新規開拓営業で施工数を伸ばし、今では明石市を中心に西は加古川市から東は神戸市西区まで、外壁塗装や防水・外構工事などを手がけています。悩みを徹底的に「聞く」姿勢が支持され、高い顧客満足度を得ているそうです。

  • 松山さんと谷畑さんのプロフィール

松山さんは約10年、谷畑さんは約7年の業界歴がありますが、かねてよりリフォーム業界の“常識”には違和感を抱いていたと口を揃えます。

リフォーム業界は、縦社会で上下関係が厳しいのが一般的です。いわゆる体育会系的なノリで、先輩たちから“無茶振り”をされたことも多々ありました。


理不尽に怒られるのも日常茶飯事でしたね。反論できない人は怒られっぱなしということもありました。最初は仕事のミスで怒られていたはずなのに、どんどん話がズレていく。そんな光景をよく目にしていました。


そういった業界特有の風潮に対して「個性あふれる職人たちを教育し、組織としてまとめるには効果的だったのかもしれない」と一定の理解を示す松山さんと谷畑さんですが、今や負の部分が大きいのではないかと指摘します。

  • インタビュー中の松山さん①

やはり萎縮してしまって、本来のパフォーマンスを発揮できない人たちがたくさんいました。僕は苦手でしたね。リフォーム業界も変わっていかなければならないでしょう。


さすがに時代に合っていないように思います。特に若い人たちは怒られることに慣れていません。
彼らの持つ本来の力を引き出すためのマネジメントをしないと、と考えました。


  • インタビュー中の谷畑さん①

そんな二人が会社を創業すると、自然と“やさしい”職場づくりが始まったと振り返ります。

「社員の『できる』を増やす」。“やさしい”職場づくりを実践

“やさしい”職場づくりを支えるのが「社員の『できる』を増やす」という同社の理念です。

上から押さえつけるスタイルは時代に合っていません。一方で、技術や知識を身に着けてもらわないと会社が成長せず、お給料も中々上げることができず、結果従業員にもやさしくない……。そこで弊社が掲げるのが「社員の『できる』を増やす」という理念です。


経営者からすると、従業員のパフォーマンスが業績に直結するもの。いかに従業員と向き合い、スキルアップをしてもらう手助けをできるかが重要だと谷畑さんは語ります。

例えば、定例のミーティングでは、社員の不安や自信のないところを確認する場を設置。そうすることで質問がしやすくなり、それに対して僕らも時間を割いてレクチャーを行うので、結果スキルアップに繋がります。


このような手厚いサポートで、現に未経験で入社したスタッフも、短時間で一人前のスキルを身に着け結果を出しているとのこと。

また「社員の『できる』を増やす」というのは、技術の習得だけを指しているのではありません。仕事の幅が広がれば、給料が上がってプライベートも充実し、その結果、できることが増えていきます。


同社は「成果休」を導入。受注1件につき、休暇が1日付与され、さらに報奨金も支給されます。業界では珍しく、公私ともにより良いものにしてほしいという想いが込められた制度です。

加えて、弊社では毎月任意の1日を休日に設定することができます。そのため休みは、週休2日&任意の1日&成果休。プライベートが充実したスタッフが多くいます。


この他、目標達成会を給料が発生する勤務時間内に開催しているのも、社員に配慮してのこと。

  • インタビュー中の谷畑さん②

また、将来的なことを見据えて、マネジメント報酬制度を用意しています。後進を育てられるマネージャーがいないと会社は成り立たなくなりますが、現場の仕事のほうが給料が良いと手を挙げにくいかもしれません。このマネジメント報酬制度によって、マネージャーでも稼げるようにしました。マネージャーになるか現場のスペシャリストになるかは、その人の適正や希望に合わせて選べます。


定期的にミーティングを行い、コミュニケーションが活発な社内では、将来のキャリアプランについても気軽に話し合っているそうです。雰囲気は穏やかで、まさにリフォーム業界っぽくありません。

「もっと厳しく叱ってください」と社員からいわれることがありますが、怒るのが好きではなくて(笑)しっかりとメリハリをつけて、みんなで楽しく仕事がしたいと考えています。


  • インタビュー中の松山さん②

社員を指導する際は、お客さまに接するときのように「聞く」を大切にしています。頭ごなしに抑えつけたり、理不尽に怒ったり、僕がされて嫌だったことは絶対にしないように心がけています。


まだ1年と謙遜気味に語りますが、離職率は低く、施工数は順調に拡大。社員それぞれが“やさしい”職場でパフォーマンスを最大限に発揮している証といえるでしょう。

リフォーム業界のイメージを覆し、“やさしい”職場をスタンダードに

“やさしい”職場で目指すのは、さらなる発展。「いずれ大阪にも進出したい」と谷畑さんが意気込めば、松山さんが中長期目標を教えてくれました。

まずは3年後に年間6億円の売上を達成したいと考えています。今は主に訪問での新規開拓営業をしていますが、実績を積み上げて口コミでご紹介いただけるよう、ひとつひとつの施工に誠実に向き合っていきます。


  • インタビュー中の松山さん③

描く未来を実現するには、共に働く仲間の存在が欠かせません。最後に、どんな人と一緒に働きたいか尋ねてみると「素直な人」と同じ答えが返ってきました。

他人の意見やアドバイスを素直に聞き入れられる人は、着実に成長していくことができます。そんな人と一緒に働きたいですね。


  • インタビュー中の谷畑さん③

それに、素直な人は誠実です。この仕事は、誠実さが求められますから。


リフォーム業界のイメージを覆すReFORS。時代は変わり、彼らがスタンダードになる日はそう遠くないのかもしれません。

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  • ReFORS「家族を守り抜ける家に」

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