授業にサークル、バイトと忙しい日々を送る大学生。そんな大学生を対象にした“お金との向き合い方を学ぶイベント”が開催されました。

今回開催された「Financial Soccerで学ぶ! 大学生のうちに身につけたいお金との向き合い方」には、大学生88名が集結。Visaが提供する金融教育デジタルゲーム「Financial Soccer」をプレイしたのち、FP(ファイナンシャルプランナー)による日常的なお金の管理に関する知識や考え方に関するレクチャーも行われました。

さらに、ゲストとしてTeam Visaアスリートの岩渕真奈さんをお招きし、海外生活やお金にまつわるエピソードについてお話しいただきました。

~登壇者プロフィール~
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FP(ファイナンシャルプランナー)
飯村 久美さん

FP事務所アイプランニング代表。金融機関勤務を経てFPとして独立。個人の夢を応援し家計から日本を元気に、という想いでお金の話をわかりやすく伝えている。テレビやラジオ出演、セミナー講師として幅広く活動中。近著に『年収300万円でもラクラク越えられる「貯蓄1000万円の壁」』。
 
~「Financial Soccer」とは?~

FIFA大会唯一の決済サービスパートナーであるVisaが展開する、画面上でサッカーをプレイしながらお金の知識やスキルが学べる金融教育ゲーム。

「Financial Soccer」をプレイしてみる

大学生約90人がプレイ! お金の知識が学べる「Financial Soccer」とは

イベントの冒頭では、Visaが展開する金融教育デジタルゲーム「Financial Soccer」を大学生全員でプレイ。「Financial Soccer」は、金融の知識やお金の管理にまつわるクイズに挑戦し、その正解数が試合の結果を左右する仕組みになっています。

「Financial Soccer」のトップ画面から言語やプレイモード、好きな国のチームなどを選択し、早速プレイ開始。約5分間、それぞれが自分のスマートフォンからクイズに挑戦しました。

ゲームの途中では戦術の選択ができ、それによって質問の難易度も変化します。また、最後には試合結果とともに質問数や正解数、正解率などが表示されます。

 

「Financial Soccer」のプレイ画面

大学生のみなさんは画面の中のクイズに夢中な様子。時折、隣の参加者と顔を見合わせたり、答えを間違えてリアクションをとったりと楽しみながらクイズに挑戦していました。

 

プレイ中、盛り上がる大学生のみなさん

ゲーム終了後には、大学生から「最初は簡単な問題ばかりだったけれど、中には『オッ』という難しい問題もあったので、解き応えがありました」との感想も聞こえてきました。

FPの飯村さんからは、「お金もサッカーの試合と同じで、ライフステージや財政状況によって攻めと守りのバランスをとることが大事なんです」とのコメントが。ゲームをプレイした直後ということもあり、大学生のみなさんは納得した様子でした。

 

「Financial Soccer」の特長について話す飯村さん

FPが解説! 大学生のうちに身につけておきたい「お金の知識」とは?

次のパートは、FPの飯村さんによる「大学生のうちに身につけておきたいお金との向き合い方」のコーナー。大学生の今身につけておきたい、日常的なお金の管理に関する知識や考え方を教えていただきました。

 

事前アンケートを分析しながら講義をする飯村さん

ここからは、みなさんへの事前アンケート※1の結果を見ながらお話していきます。「収支管理やお金にまつわることで失敗したエピソード」をお聞きしたところ、「何に使ったか覚えていないのにお金がない」というものがありました。


これはいわゆる「使途不明金」といわれるものですね。お金をしっかりと貯めていくには、家計の使途不明金をなくすことから始めましょう。現金で支払った場合は、忘れないうちに家計簿に記録をします。キャッシュレス決済の場合は履歴が残るので、何にいくら使ったか明確になって便利ですよ。


※1:イベント参加者を対象に実施(N=82)

覚えておきたいPOINT

キャッシュレス決済の履歴を支出管理に生かそう!

今回、事前にみなさんから質問もいただいているんですよね。まず、「どのように支出、収入を記録するのがおすすめでしょうか?」という質問です。

 

MCを務める仲田さん

昔ながらの手書きの家計簿やデジタル管理表、今では家計簿アプリもあるので自分が得意なものを選んで続けてください。どれも難しいという方はキャッシュレス決済の利用履歴で支出を確認するのもおすすめです。


キャッシュレス決済の中でも、とてもおすすめなのが「デビットカード」です。たとえば「Visaデビット」なら、Visaマークのあるお店で利用可能です。また、自分の口座残高の範囲内でしか使えず、買い物をしたらその場で即時に引き落とされるので支出管理がしやすいんです。さらに、自分で月の利用限度額を設定できるので使いすぎも防ぐことができます。


Visaデビットなら15歳から申し込み可能※2、また審査もなく銀行口座さえあれば原則発行できるので、自分でお金を管理する、はじめの一歩として使ってみるのもいいかと思います!


※2:詳しくは発行銀行へ

覚えておきたいPOINT

Visaデビットなら銀行口座の残高の範囲内で支出が管理できる!
自分で利用限度額を設定できるから使いすぎの心配なし!

次は、実家暮らしの方からの質問です。「日常生活の中で意外と見落としがちな支出を教えて欲しいです」とのことです。

 

大学生のリアルな悩みにアドバイスを送る飯村さん

まず“自動販売機の飲み物”。1日2回、約300円だとしても1ヶ月で約10,000円、1年で約120,000円です。バイトのお給料1、2か月分くらいの金額になりますよね。一回あたりは少額な支出でも、積み重ねで考えると大きな出費になるんです。


あと最近多いのは“サブスクリプション”です。動画配信サービスなど、契約した時は覚えていても、時間が経つと引き落としされていることを忘れがちですよね。ぜひ自販機の飲み物を意識的に節約したり、サブスクの出費も定期的にチェックして費用対効果を考えたりしましょう。


覚えておきたいPOINT

何気なく支払ってしまう小さな支出に注意! 節約や定期的なチェックを忘れずに

ここまでは事前アンケートからの質問でした。さて、本日のお話を聞いて改めて「お悩み相談も大歓迎」ということで、飯村さんへの質問タイムにまいりましょう。質問がある方いますか?

学生時代にたくさん遊びたい気持ちもありますが「学生のうちにいくら貯めておいた方がいい」という金額はありますか?

 

身近な課題を解決するべく、多くの大学生の手が挙がった

学生時代に最低限貯めておきたい金額は、社会人になって最初のお給料が入るまでに必要なお金です。貯金は大切ですが、むやみに貯め込む必要はありません。まずは自己投資として自分のためになるお金の使い方をして、あとからリターンを得るのもすごく重要だと思います。


 

事前アンケートでは、多くの悩み相談が寄せられた

もしやりたいことが明確なら、それに必要な金額を計算して、それを目標に貯めていくとよいでしょう。たとえば、旅行に行きたいなら「いつまでに」「いくら」と具体的な目標が立てられます。


覚えておきたいPOINT

「生きたお金の使い方」が大切! 経験に投資し、あとからリターンが得られることも

Team Visaアスリート岩渕真奈さん登場! 海外生活で気づいたお金の大切さとは?

最後のパートでは、大学生のみなさんお待ちかね、Team Visaアスリートの岩渕真奈さんが登場! 日本と海外の生活や文化の違い、その中で気づいたお金の大切さについてお話しいただきました。

~登壇者プロフィール~
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女子プロサッカー選手
岩渕 真奈さん

2007年、16歳でA代表のなでしこジャパンにデビュー。2011年チーム最年少の18歳3ヶ月でFIFA女子ワールドカップ出場。澤穂希さんを中心としてドイツの地で初の世界制覇を成し遂げた伝説的チームの一員となった。
 
 

岩渕さんのお話に大学生のみなさんは釘付け

ドイツ語がわからず苦労したのと、それまでは実家暮らしだったので初めての一人暮らしがドイツで、今思うと我ながら勇気があったなと思いました。中でも困ったのは、食事です。ドイツの田舎の方に住んでいたので、スーパーに行ってもじゃがいもが5kg単位でしか売っていなくて。カレーとかポテトサラダを作りすぎて、バクバク食べて太ってしまって(笑)。


海外で生活されてみて、自分に合っているなと思ったポイントはありますか?

 

海外での貴重な経験を話す岩渕さん

自分の意見をしっかり発する人が多いところです。「自分は自分でいいんだ」というマインドは海外生活で学びましたね。


貴重なお話をありがとうございます。それではここからは、事前にみなさんからいただいた質問にもお答えいただこうと思います。「海外選手との価値観の違いを感じたのはどのような時ですか?」こちらいかがでしょうか。

“サッカー選手でもありながら、1人の人間であること”を海外の選手はものすごく大切にしているんです。サッカー選手の自分とサッカー選手でない自分を持っているなと感じました。


 

MC 仲田さん、飯村さんも興味津々

たとえば、ドイツ人選手はサッカーをやりながらオンラインで色々なことを勉強していたり、将来の夢をサッカー以外に持っていたりする人が多かったですね。サッカーを引退したあとのことも考えて生活しているのが素晴らしいなと思いました。


なるほど、様々なキャリアの考え方を体験されたのですね。続いての質問は「海外ではどのような支払い方法が一般的なのでしょうか? また、どのようなところに出費がかさんでしまいますか?」こちらはいかがでしょうか?

イギリスで2年間生活しているのですが、現金を持たないというか、スマートフォンで支払いを済ませていますね。また、Visaのタッチ決済を使える場所がとても多く、よく使っています。むしろ現金を使えないところの方が多いくらいですね。


 

海外のお金の話に盛り上がる飯村さんと岩渕さん

日本に帰ってくると現金を使う機会が多くなりますが、まず財布を持って出かけるのが変な感じです(笑)。海外では現金を持たなくても簡単に支払えてしまうので、支出の管理方法を考えなければと思うようになりました。


そうですよね。キャッシュレス決済はとても便利ですが、お金の重みは「お財布から現金を出す」ことで感じられるんですよね。キャッシュレス決済をメインで使っていくのであれば、支出管理の方法やお金の重みを意識的に考える必要がありそうですね。


海外のお金の話は新鮮ですね。では、めったにない大チャンス! 岩渕さんへの質問タイムです。質問のある方いますか?

サッカーやその他の場面で壁にぶつかった時は、どうやって乗り越えていくか教えてください。

 

岩渕さんの大ファンだという大学生からの質問も

この前テレビで、「壁を壁ではなく大きな階段だと思いなさい」という言葉を聞いたんです。ものすごく素敵だなと思ったので、ぜひそう考えてみてください。自分もたくさん悩んできましたが、多くの人に助けてもらえたからこそ大きな階段を乗り越えてこられたんだなと感じています。負けず嫌いな気持ち、諦めない気持ちを持っていれば絶対に乗り越えられるので、時間をかけてでも諦めずに取り組むことが大事だと思います。


 

プロ選手ならではの貴重な経験から、大学生への応援メッセージを送る場面も

お金の知識を学ぶきっかけに、「Financial Soccer」をプレイしてみよう!

 

最後は飯村さん・岩渕さんを囲んで集合写真を撮影した

飯村さんや岩渕さんのお話を聞いて、さまざまな角度からお金について学んだ大学生のみなさん。学生時代という貴重な時間を充実させるためにはお金の知識、特に支出管理のスキルは欠かせません。

この記事をご覧になったあなたも、まずは「Financial Soccer」を楽しくプレイしながら、お金の知識を身につけてみてはいかがでしょうか。

「Financial Soccer」をプレイしてみる

[PR]提供:ビザ・ワールドワイド