9月はテニスを観るもよし、プレーするもよし。テニスファンにはたまらない季節がやってきた。

2022シーズン最後のグランドスラム『全米オープンテニス』は、アメリカ・ニューヨークにあるUSTAビリー・ジーン・キングナショナル・テニス・センターで8月29日から9月11日まで開催。WOWOWでは初日から連日生中継でお伝えする。

  • 『全米オープンテニス』

    『全米オープンテニス』R.ナダル、大坂なおみ、C.アルカラス、D.メドベージェフ、E.ラドゥカヌ Getty Images、I.シフィオンテク 写真:アフロ ※画像クリックで詳細へ

センターコートのアーサー・アッシュ・スタジアムは、観客約2万3000人が収容できる世界最大級のテニス専用競技場として知られる。全米オープンはエンターテインメント色が強く、大音量のBGMや華やかにショーアップされた演出はまさに“テニスのお祭り”といった雰囲気である。このような熱い会場の雰囲気と満員の観客の中で繰り広げられる、感動と興奮の試合から目が離せない。

『全米オープンテニス』はこの選手に注目

まず男子では1月の全豪オープン、6月の全仏オープンで優勝したR・ナダルが優勝候補の筆頭だ。

昨年の全米オープン決勝で、「年間グランドスラム」の偉業達成を狙っていたN.ジョコビッチを倒し優勝した現在世界ランキング1位のD.メドベージェフはもちろん、5月に開催されたATPマスターズ1000マドリードの準々決勝でR.ナダル、準決勝でN.ジョコビッチ、決勝で現在世界ランキング2位のA.ズべレフを次々と倒して優勝したスペイン出身の19歳、C.アルカラスも優勝候補に挙げられるだろう。

一方、女子はかなり混戦状態である。全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドンと今年行われたグランドスラム大会の優勝者がすべて違うからだ。全豪オープン優勝のA.バーティが引退したため、現在世界ランキング1位で全仏オープン優勝のI.シフィオンテク、ウィンブルドン優勝のE.リバキナ、準優勝のO.ジャバーらが候補に挙げられるといったところか。

日本勢に目を向けてみる。全米タイトルを2度手にしている大坂なおみをはじめ、8月上旬のシティ・オープンで準優勝した西岡良仁やダニエル太郎などの躍進にも注目だ。

最後にさみしいお知らせが一つ。元世界ランキング1位でグランドスラム優勝23回という成績を残しているセレナ・ウイリアムズは、今回の全米オープンを最後に引退すると表明している。女子テニス界の“生ける伝説”のプレーが観られるのは今回の『全米オープンテニス』が最後になるかもしれない。ぜひ見逃さないでほしい。

『全米オープンテニス』
8月29日(月)~9月12日(月)連日生中継[第1日無料放送]
【WOWOWプライム】【WOWOWライブ】【WOWOW4K】【WOWOWオンデマンド】

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テニスファンなら誰もが知っている!? 9月はテニスマンスリー

東京・有明で行われる女子テニスWTAツアー公式戦『東レ パン パシフィック オープンテニス』や、「今年はビッグ4が集結する」と注目を集める男子テニスの団体戦『レーバーカップ』もWOWOWで観ることが可能だ。

国内唯一のWTA大会『東レ パン パシフィック オープンテニス』

  • 『東レ パン パシフィック オープンテニス』

    Getty Images ※画像クリックで詳細へ

5年ぶりに、テニスの聖地・有明に『東レ パン パシフィック オープンテニス』(以下、『東レ』)が帰ってくる。2020年・2021年はコロナの影響で大会自体が中止となっていたため、開催自体が実に3年ぶりだ。同じく9月に大阪で開催予定だったWTA大会『ジャパンウィメンズオープン』は中止となったため、国内で開催されるWTA大会はこれだけである。

世界ランキング14位のKa.プリスコバが出場を予定しているほか、日本の大坂なおみも出場を表明している。

本大会の過去の優勝者には、ナブラチロワ、グラフ、ヒンギス、シャラポワなど時代を代表するスーパースターたちの名が並び、日本のテニスファンを魅了してきた。国内では最もグレードが高いWTA500の大会である。

1995年に行われた第12回大会では伊達公子が初の日本人チャンピオンに輝き、世界ランキング4位に急上昇して大きく飛躍することとなった。そして、前回大会では大坂なおみが生まれ故郷の応援を力に、ロシアのA.パブリュチェンコワをストレートで下し初優勝。日本勢としては24年ぶりの優勝を果たすという快挙を成し遂げた。

全米オープン終了後、間もなくの開催となるが本大会にも大坂が出場。予選を含めると今大会が8度目の出場となり、日本の観客を前に連覇となるか注目が集まるところだ。

『東レ』は9月19日から9月25日まで行われる。余談になるが、日本では9月23日は「テニスの日」。依然コロナ禍ではあるのでイベント等の開催は未定だが、随時情報をチェックしてテニスの日を国内各地で楽しんでもらえたらと思う。

『東レ パン パシフィック オープンテニス』
9月19日(月・祝)~25日(日)連日生中継[第1日無料放送]
【WOWOWプライム】【WOWOWライブ】【WOWOWオンデマンド】

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初のビッグ4集結! 『BIG4参戦!男子テニス団体戦 レーバーカップ 欧州選抜vs世界選抜』

2017年から開催されている『レーバーカップ』だが、今年はテニスファンにとってはたまらない大会となる。ビッグ4と呼ばれているフェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレーが同じチーム・ヨーロッパとしてメンバーに加わると発表されたからだ。

今大会への参加はフェデラーが4回目、ナダルが3回目、ジョコビッチが2回目、マレーは初の参加となる。国別対抗戦はこれまでもあったが、この「欧州VS世界」という対抗戦は、テニス界ではこの『レーバーカップ』が初だ。

この大会の特徴の一つが、豪華選手たちによるダブルスである。通常のツアーでは疲労の蓄積を避けたり、スケジュールの関係でシングルスだけに出場するトップ選手が少なくないなか、『レーバーカップ』ではそういったトップ選手がダブルスをプレーする。それだけでなく、フェデラー&ナダルやフェデラー&ジョコビッチといった、テニスファンにとっては夢のようなペアでのダブルスが組まれるのも大きな特徴である。そこに団体戦という選手たちのモチベーションが上がる要素が加わることで、普段は滅多にお目にかかることができない、「トッププレーヤー同士の真剣なダブルス」が観られるのである。

もちろん、シングルスの試合もどれもが真剣勝負なのはいうまでもない。2017年の最終試合でチーム・ヨーロッパのフェデラーとチーム・ワールドのキリオスが対戦し、フェデラーが勝利した。その後、キリオスは涙を流し、チームメイトから慰められている場面があったほどだ。グランドスラムやマスターズといった大きな大会以外で、これくらい真剣にトップ選手たちがプレーする大会はこの『レーバーカップ』以外にないといってもいいかもしれない。

今年はロンドンで9月23日~25日の間で開催される。ぜひ多くの方に観ていただきたい大会である。

『BIG4参戦!男子テニス団体戦 レーバーカップ 欧州選抜vs世界選抜』
9月23日(金)~9月25日(日)連日ライブ配信【WOWOWオンデマンド】
10月2日(日)午前7:30【WOWOWライブ】

『週刊テニスワールド』

  • 『週刊テニスワールド』

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『週刊テニスワールド』
毎週月曜夜8:30【WOWOWライブ】【WOWOWオンデマンド】

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