ＷＯＷＯＷで『天気の子』が独占初放送! “新海誠監督特集”も見逃すな!

新海誠が監督を務め、2019年の映画興行収入ランキングで1位を獲得した長編アニメーション『天気の子』。世界中で大ヒットした『君の名は。』に続く作品ということで、大きな話題を呼んだのはまだ記憶に新しい。その『天気の子』が、10月にＷＯＷＯＷにて独占初放送されるという。

『天気の子』の放送にあわせて、ＷＯＷＯＷでは他の新海誠監督作品も一挙に放送。本稿では、そのなかから特に注目度の高い作品を紹介していく。圧倒的な映像美や繊細さ、切ないストーリーなど、魅力満載な新海ワールドをぜひ堪能してほしい。

『天気の子』
― これは　僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語。 ―

冒頭でも触れたとおり、本作は2019年に日本で最大のヒットを記録。雨の止まない東京で出会った少年と少女が運命に翻弄されていく。彼らの姿を見ていると、自らの生き方や選択について考えずにはいられなくなる。

(C)2019「天気の子」製作委員会
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本作のカギは”雨“。天候のバランスが崩れてしまったこの世界の東京は、絶え間なく雨に濡れている。ストーリーとともに、様々な表情で描かれる雨にも注目だ。

『秒速５センチメートル』
― どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。 ―

2007年に公開され、新海誠氏が監督・原作・脚本・絵コンテおよび演出まで手掛けた連作アニメーション。『桜花抄』『コスモナウト』『秒速5センチメートル』の3つの短編で構成されている。

(c)Makoto Shinkai/CoMix Wave Films
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タイトルの「秒速5センチメートル」は、桜の花びらが落ちる速度のこと。登場人物の、”時間“と”距離”による心の変化を描いた作品になっている。出会いや別れは人を強くもするし、弱くもする――そう知っている大人にこそ、刺さる一作だ。

『君の名は。』
― まだ会ったことのない君を、探している ―

2016年に上映され、社会現象を巻き起こした大ヒット作。その人気は日本国内だけに留まらず、世界中で大きな話題となった。夢のなかで入れ替わる少年と少女の、恋と奇跡の物語だ。

(C)2016「君の名は。」製作委員会
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新海誠監督の名を不動のものとした本作。ひとつの淡い恋が「町の危機」という大きな出来事に結びついていく壮大なストーリーと、鮮やかな色彩の映像美が観るものを虜にする作品だ。

今回紹介した以外にも、ＷＯＷＯＷでは新海誠監督の作品を複数放送予定だ。現実を超える美しさといわれる背景描写、繊細に描かれる登場人物たちの心の距離や揺らぎ、心の琴線に触れるストーリー……作品の魅力を挙げればきりがないが、百聞は一見にしかず、ぜひ秋の夜長のおともに視聴してみては。

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