いまも古き良き下町情緒が残る、兵庫県尼崎市。

日本を代表する芸人が生まれ育ったことでも有名なこの町には、美味しい下町グルメとお酒が盛りだくさん! 今回は男2人で満喫できる尼崎の観光プランをご紹介。グルメとお酒のハーモニーがたまらない、<ハシゴ酒>ぶらり旅のスタートです!


SPOT 1
鏡開きでゲン担ぎ! 「岸本吉二商店」で菰樽(こもだる)作りを体験!

最初に訪れたのは「岸本吉二商店」。住宅街に現れる、立派な日本家屋が目印です。こちらでは菰樽(こもだる)作りを体験できます。

菰樽とは、藁で作った菰を巻いた酒樽のこと。その始まりは江戸時代にまでさかのぼり、伊丹や灘といった名高い地酒を輸送する際に、破損を防ぐ緩衝材として菰を樽に巻いたのがきっかけだそうです。ちなみに、菰縄を作る会社は全国で3社しかなく、うち岸本吉二商店を含めた2社は尼崎にあるのだとか。

そんな歴史を教えてもらいつつ、オリジナルの菰樽作りに挑戦! 普段はお酒の銘柄などが印刷されている部分に、自分の名前や好きな文字、動物のイラストなどを自由に描いていきます。世界でひとつだけの菰樽を作って持ち帰れるのが醍醐味です。

デザインが終わったら工場見学へ。菰樽作りの工程は、ほとんどが手作業。丁寧かつスピーディーな職人技に見とれてしまいます。自分で絵付けした樽に目の前で菰を巻き付けてもらえるのは感激すること間違いなし!

最後は法被を着て鏡開きを体験します。「ヨイショ、ヨイショ、ヨイショ―!」の掛け声に合わせて特製の菰樽を叩けば、クラッカーが飛び出て大興奮! 旅の安全祈願や勝負事のゲン担ぎにも最高でしょう。

岸本吉二商店
<住所>兵庫県尼崎市塚口本町2-8-25 (Google Map)
<電話番号>06-6421-4454
菰樽づくり体験
<受付時間>10:00~16:00(所要時間:60分から90分)
<料金>1人5,500円(税込)
<予約>電話もしくはメールにて
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SPOT 2
らしさあふれる下町グルメも! 「ボートレース尼崎」で勝利の美酒に酔いしれろ!

菰樽を作ってゲンを担ぎ、意気揚々とやってきたのは「ボートレース尼崎」。尼崎センタープール前駅から伸びる「ファンロード」を歩けば、聞こえてくるボートのエンジン音に胸が高鳴ります。入場料(100円)を入れてゲートをくぐると、マスコットキャラクターの「センプル」がお出迎え。いざ、出陣です!

ボートレースでは1通りにつき100円から遊べます。勝負運が備わった状態なら、直感を信じるのも吉。ちなみに以前は「センタープールという名前だからセンターが決まりやすい」といわれていたそうですが、近年はイン(内側)が決まりやすい傾向にあるようです。こういった情報や出走表に書かれている勝率をもとに、相方と相談しながら投票してみては。

レース開始までは名物の「多幸焼」を食べながら待ちましょう。コンニャクと干しエビが入った「多幸焼」は6個入り100円(12個入りは200円)と激安で、「手がつりそうになるくらい焼き続ける」と店員さんが笑ってしまうほどの人気ぶり。中も外もやわらかく、どこか懐かしさを覚えます。その名前にあやかれば、さらに運気が上昇するかも?

ボートレース尼崎の特徴は、プールとの近さ。ボートレーサーがモンキーターンで旋回するターンマークではボートがひしめき合い、水面際で観戦すれば水しぶきがかかりそうなほどの迫力を味わえます。

出走直前には「頑張れ」のエールが次々に飛び交っていて、熱烈なファンが多いボートレース尼崎ならではの雰囲気を感じます。他のファンとの一体感を得られるでしょう。

静かに観戦したいなら、屋内観覧席や5階の有料指定席や、専用エレベーターで上がる7階のロイヤルシートへ。プールを一望しながら、レースの臨場感もたっぷりです。

  • 屋内観覧席

  • ロイヤルシート(1席3,000円)

  • 有料指定席(1席2,000円 ※女性または25歳以下と同時入場の場合はペアで1席1,000円)

レースを楽しんだあとは、レストラン「水明」で腹ごしらえ。「うどん定食」「肉すい定食」は、出汁から作るこだわりよう。いずれも関西風で、薄味のなかに出汁の旨味を感じます。この日のレースは見事勝利! 生ビールで乾杯し、勝利の美酒に酔いしれました。

  • うどん定食(550円・税込)

  • 肉すい定食(660円・税込)

  • 生ビール(440円・税込)

ボートレース尼崎
<住所>兵庫県尼崎市水明町199-1 (Google Map)
<電話番号>06-6419-3181
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SPOT 3
尼崎で長年愛される名店のホルモン焼きに舌鼓!

ほろ酔い気分のまま、続いては尼崎が誇る下町グルメを食しに。もうすぐ創業50年を迎える「鹿児島屋」は、ホルモン焼きの名店です。

ホルモンの種類はシロ(豚の腸)とフワ(豚の肺)で、創業当時から変わらない秘伝のタレで味付け。店先の鉄板から漂う香ばしい香りに食欲がそそられます。一味唐辛子をかけたコクのあるホルモン焼きを爽やかなレモンサワーでクイッと流し込めば、その美味しさに悶絶するはず。

  • レモンサワー(350円・税込)

  • ホルモン焼き(1人前360円・税込)

演歌やムード歌謡が流れる昔ながらのレトロな空間は、常連客でにぎわうディープな雰囲気。昭和の渋さにどっぷりと浸りながら、尼崎の地で長年愛されてきた味を堪能できます。

鹿児島屋
<住所>兵庫県尼崎市玄番北之町21 (Google Map)
<電話番号>06-6412-2036
<営業時間>10:00~19:00
<定休日>無休
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SPOT 4
“ハシゴ酒”の延長戦は自宅でも! 「地酒倶楽 武庫之荘」でお土産を手に入れよう

次はお土産を入手するべく、「地酒倶楽 武庫之荘」へと向かうことに。いまから7年前、「若い人たちに日本酒の美味しさを知ってほしい」と思い立った店主が定年退職後に立ち上げた酒屋さんです。

そんな想いを反映するように、木を基調とした明るい店内には全国各地の地酒がずらり。大手酒蔵のお酒からあまり出回っていないレアなお酒まで豊富にそろっていて、リーズナブルな価格で提供されています。

自分の好みを伝えると、優しい店主と奥さまがぴったりのお酒をおすすめしてくれます。自宅でグラスを傾ければ、旅の思い出がよみがえること間違いありません。

地酒倶楽 武庫之荘
<住所>兵庫県尼崎市武庫之荘1-13-7 (Google Map)
<電話番号>06-6423-8854
<営業時間>10:30~20:00
<定休日>月曜日
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SPOT 5
超炭酸ハイボールの圧倒的爽快感! 「肉とハイボール 居酒屋YOU家」で旅の疲れを癒やす!

ハシゴ酒を再開し、いよいよ旅の締めくくり。「肉とハイボール 居酒屋YOU家」では、超炭酸専用サーバーで注がれる自慢のハイボールを楽しめます。ソーダの温度は凍る直前の1℃。圧倒的な爽快感が、乾いた喉を一気に潤してくれました。定番の「超炭酸角ハイボール」や、海の青さをイメージした兵庫県限定「みなとハイボール(470円)」など、多岐に渡るラインナップも魅力的です。

  • 左:超炭酸角ハイボール(390円・税込)、右:みなとハイボール(470円・税込)

ごはんもので大人気なのが、自分たちで焼く「たこ焼パーティー」。上手に焼けると思わず笑みがこぼれます。カリふわ食感でアツアツのたこ焼きは、キンキンに冷えたハイボールとの相性も抜群です。

  • たこ焼パーティー(1,190円・税込)

醤油ベースの「もつ鍋」もおすすめ。もつはプリプリ、ニラやキャベツといった野菜はシャキシャキで、ピリ辛のスープにニンニクを入れて食べれば、旅の疲れも吹っ飛びます。

  • もつ鍋(2,200円・税込)

肉とハイボール 居酒屋YOU家
<住所>兵庫県尼崎市長洲西通1-3-21 エヌイーワールド尼崎1F (Google Map)
<電話番号>050-3466-8804
<営業時間>17:00~24:00(L.O.23:00)
※ランチ営業(月~金):11:30~14:00
<定休日>日曜日
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飾らない町・尼崎は、本音で付き合える友人との旅にぴったり! いつまでも飲みながら語り合えるのは、男同士の友情がなせる業。気取らない、飾らない、そんな人情味あふれる尼崎は、本音で付き合える友人と巡るにはぴったりの町でした。

たまには仕事のことを忘れて、美味しい下町グルメとお酒を目当てに旅へと出かけてみませんか?

また、「ボートレースイベントナビ」では、今回訪れた「ボートレース尼崎」以外にも全国のレース場やイベントを紹介中。活気あふれる尼崎をはじめレース場ごとに特色があるため、気になった方は調べてみてはいかがでしょうか。
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Photographer:BANANA FILM

[PR]提供:BOATRACE振興会