Case2.会社員から転身、神戸で学び、地元名古屋で開業

「フィナンシェリーアッシュ」代表 加藤 久和氏(ル・コルドン・ブルー神戸校卒業生)

「自分で開業して勝負できる仕事」飲食のそこに惹かれた

加藤氏は最初からパティシエを目指していたわけではなく、以前はエンジニアとして働いていた、いわゆる“キャリアチェンジャー"。大学では機械工学を学び、ごく自然にエンジニアの道へ進んだ。 エンジニアの仕事は安定していたが、ふと立ち止まり自分の5年後、10年後の将来を考えたときに、学生の頃飲食店でお菓子作りをしていた経験とその楽しさを思い出し、「自分で開業して勝負できる仕事がしたい」と飲食業界への夢が芽生えたという。

入学前から期待していた“講師からの学び"は想像以上

加藤氏は、お菓子づくりの経験はあるものの、自分が作りたいとイメージするお菓子を形にするスキルはなかった。そのため製菓の基礎や理論を0からしっかりと学びたいと思い、ル・コルドン・ブルーへの入学を決めた。同校の一人一台を全て自分で仕上げるというスタイルや、フランス人シェフ講師のもとで実践的で高度な技術を学習できることに惹かれたという。
その期待以上に、新しい生地を作ることや食べたことのない組み合わせを知ることなど、授業はとにかく楽しかったと加藤氏は語る。学びたいという意欲があれば、講師はどこまでも教えてくれる環境。大変だと思ったことは一度もなかったそうだ。

  • 開業した店ではバリエーション豊かなフィナンシェを手がける

ル・コルドン・ブルーで一番の学びになったのは「しっかりと自分の個性を表現する」こと。見本通りの作品を作ろうと努力していた加藤氏に、シェフがかけた「きれいにまとめることも大事だが、どんな風に感じて欲しいのか、何を食べさせたいのか、食べてくれる人のことをもっと意識するように」という言葉が今でも忘れられないそうだ。

また神戸は洋菓子やパン文化の盛んな街で、現在も付き合いのあるシェフや同業者とたくさん知り合いになれたのも神戸校の魅力だったという。

毎日の仕事にも、ル・コルドンブルーの学びが生きている

ル・コルドン・ブルー神戸校で菓子ディプロム(初級から上級までの全てのコースを修了した生徒に授与される称号)を取得した加藤氏は、卒業後ケーキ屋、カフェ、ブライダルでのサービスマネージャー、外資系ファッションブランドへのケータリングなど、さまざまな種類の飲食業やサービス業を経験。そして卒業から10年後、故郷である名古屋で念願の開業が実現する。全国的にも珍しいフィナンシェ専門店だ。
現在は毎日フィナンシェを作る日々だが、店のフィナンシェは、同校で学んだルセット(お菓子のレシピ)をベースに、自分のイメージを重ねながら作っているそうだ。ル・コルドン・ブルーでの経験は今でも加藤氏にとっての「芯」になっている。 前職のエンジニアと今の生活で大きく変わったことは、人に合わせて仕事をするのではなく、自分のペースで仕事ができること。プレッシャーは感じるものの、仕事へのやりがいからストレスはないという。

  • 「フィナンシェという素敵なお菓子を、もっと多くの人に知ってほしい」との思いで誕生した「フィナンシェリーアッシュ」

「食」は人が生きるうえで不可欠なだけでなく、生活を彩り、人生を豊かにする。加藤氏と同様に、そんな「食」の世界に魅力や興味を感じている人は多いだろう。その興味を具体的な一歩につなげるために、まずは「ル・コルドン・ブルー」のショートコース(一日や短期の講座)で、料理や製菓の体験から始めてみては? 新しい世界への扉が開くかもしれない。

ル・コルドン・ブルー 神戸校

西洋料理をはじめとする外国文化を早くから取り入れ、独特の文化を築いてきた神戸。菓子やパンの名店も多く集まる環境は、フランス料理や菓子、パンを学ぶためにも理想的だ。異国情緒漂う旧居留地にあるル・コルドン・ブルー神戸校では、気軽に受講できる多彩なショートコースも用意している。まずはここから体験を。

転職・独立・開業。ル・コルドン・ブルーには、もともと食の世界で仕事をしていた方はもちろん、加藤氏のように、ITや金融業界など異業種から門戸を叩く生徒も多いという。

食の世界に興味があるなら、第一歩は早いほうがいい。ショートコースで料理や菓子・パンづくりを体験してみるもよし、パンブッフェに参加して学校の様子を知るもよし、資料請求から始めるもよし。まずはル・コルドン・ブルーのサイトをチェックしよう。

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