UR都市機構西日本支社は3日、遮音性に優れ、楽器の演奏が可能な部屋を設けた住宅「MUSIC × UR」の募集を、大阪市住之江区の「南港ひかりの団地」で11日から開始すると発表した。UR都市機構は、多様なニーズに応えるために、DIY可能な賃貸住宅「UR DIY」や、懐かしいけど新しいリノベーション住宅「暮粋(くら・しっく)」など、さまざまな企画を実施してきた実績がある。

「MUSIC × UR」のロゴとイメージ画像

今回募集する「MUSIC × UR」は、楽器演奏を日常的に行いたいという希望を持った生活者のニーズに応える企画として導入するもので、団地の共用部である「集会所」にも防音ルームを設置する。集会所へ設置する防音ルームについては、子どもの習い事の練習や友人同士のサークル活動での利用など、既存のコミュニティーの交流拠点として活用し、音楽を通じて南港エリアの魅力と新たな賃貸住宅の住まい方を発信していくとのこと。

防音ルームの内観

集会所の内観

「MUSIC × UR」の部屋の一室に設置される防音ユニットは河合楽器製作所製で、グランドピアノ設置可能なサイズを有しており、二重ガラス窓付の木製防音ドアや気密性の高いマグネットパッキンの採用によって遮音性能に優れているため、周囲への騒音を気にすることなく安心して楽器演奏などを楽しむことができる。

防音ルームの入り口

防音ルームの内観

居室の様子

なお、防音ルームの中では、普通の部屋で演奏するよりも楽器の音がハッキリと聞こえるため、楽器から出る生の音をそのまま自分の耳と体で感じて演奏でき、タッチや音色を確かめながら練習できる。遮音性能は「Dr-35」となっており、防音ルームの壁から外へ1m離れた位置に立った時にピアノの音が小さな声程度になるレベルだ。

「MUSIC × UR」の募集戸数は2戸で、間取りは2DKと3DKが各1戸、月額家賃は2DKが5万6,800円、3DKが6万6,000円となっている。募集スケジュールは、現地内覧会が2月11~14日・16日・17日に行われ、抽選はUR梅田営業センターで2月18日10:00~10:30に受付、同日10:30から抽選実施となる。


(マイナビニュース広告企画:提供 UR都市機構)

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