世界各国、所変われば言語から文化、価値観まで多くの常識が変わるもの。海外に一歩出ると、日本では当たり前と思っていたことが一変し、度肝を抜かれた体験も、海外旅行経験者なら誰でもひとつやふたつはあるだろう。そこで今回は、出張やプライベートで海外旅行の経験豊富な社会人3人と大学生2人に集まってもらい、「海外旅行で困ったこと」をテーマに座談会を行い、それぞれの経験談を語り合ってもらった。

丸田:IT系媒体で編集者として働く40代サラリーマン。海外イベントの取材など、仕事柄海外に出張することが多い。2児のパパ。

森:デジタル系媒体の40代編集者。様々なデジタル製品の取材で海外を飛び回っている。とある企画で世界一周を経験したことも。1児のパパ。

野口:データ分析などを仕事とするアラサー女子。学生時代は海外旅行ざんまいな生活を過ごしていた。

さき:カフェとスポーツジムでアルバイトをする現役女子大生。冬休みや夏休みなどは友達と海外旅行でいくこともしばしば。

かえで:海外留学経験もある現役女子大生。アメリカなどのメジャーな観光地だけでなく、ボリビアなどにも海外旅行する活発な女子。

――海外旅行で毎回、困ることというとどんな経験がありますか?

丸田:アメリカに行くと、チップの習慣で困ることがありますね。以前、海外取材で1台のタクシーに複数メディアの記者が同乗したことがあったんですが、チップは誰が払うんだろう?って(笑)。後から聞いたら、実はみんなそう思っていて、チップがすごく多くなったり、逆に誰も渡さないことがあったり、金額にバラつきが出て戸惑ったことがあります。

野口:私はフランスに行った時に電車が時間どおりに来なかったので困りました。結構ルーズなんですよね。しかも、時刻表通りの順番で電車が来ないこともあるようで、全然違う所に着いちゃって、どうしよう?って戸惑ったことがあります。

森:僕はドイツで置き引きの被害に遭って。ヨーロッパはホント(置き引きが)多いですから、気を付けたほうがいいです。その時は、取材道具一式を盗られてしまい、総額3~40万円相当の損害がありました。保険はかけていましたけど、盗難は最大20万円までの補償だったので。あと、パスポートも盗られちゃったんで、日本国総領事館に行きました。渡航書という臨時パスポートみたいなものを発行してもらいました。

さき:私はシャワーでいつも苦労してます。水圧が弱くて、体を洗ったときの泡がなかなか洗い流せなくて。シャワーの使い方も日本とは異なるので、こんなところからお湯が出るの!?と、驚いたことがあります。あと、タイに旅行した時に、一緒に同行した人の半数以上が食中毒になりました。水が原因ではなかったと思うんですけど……。現地の飲食店に行ったときに、私以外はチキンを食べていて、6人中4人が翌朝にお腹を下して、嘔吐もあってと大変な状態でした。

野口:海外旅行で困るといえば、あとはトイレですね。便座がなかったことがあるんです。公衆トイレでは結構多かったですね。有料なのに、トイレットペーパーはないですし、ドアが自動ロックなので、トイレのなかに忘れ物をしちゃうと、もう一度お金を払って入らなくちゃいけないんですよ。中に財布が入ったバッグを忘れると、もうアウトですね。

かえで:確かにトイレ問題はありますよね。ボリビアでの出来事なんですが、すべてのトイレがひとつの水路で繋がっているんです。しかも、10分に1回すべてを一気に流す仕組みなので、前の人のものが残っていたり、となりの人が排泄したものまですべて見えて……。臭いがスゴイですし、もちろんトイレットペーパーもないです。

森:そういった意味では、日本のトイレは衛生面で、かなり優秀だと思うんですよ。

野口:トイレットペーパーもありますしね。それに、日本人は海外の方よりトイレの衛生面を気にしている人が多い気がします。

――ところで、皆さんはトイレの温水洗浄便座機能があったら使う派ですか?

さき:キレイだったら使ったほうが快適なのでやっぱり使いたいですね。でも、現状は使っていません。小さい頃に使ってみた時に、深く座ってなかったんでしょうけど、水が背中にかかっちゃって、それがトラウマで(笑)。

森:さきさんと一緒でキレイなら使いたいですよ。海外に行くときは、それこそトイレに流せるおしりふきは持っていくくらいですから。

丸田:(海外では)僕はトイレットペーパーをシャワーで濡らしてから中に入りますね。トイレットペーパーであればトイレで流せることも多いので、それが一番簡単かなと。

――トイレがキレイだと言われている日本ですら温水洗浄便座の利用は躊躇してしまうんですね。使い切りのおしり洗浄器「どこでもシャワー おしりキレイ」という製品が最近発売されたんですが、使い切りのこの製品であれば使ってみたいですか?

かえで:日常的に使うというよりも、海外旅行時などに使いたいですね。

さき:1日に何回も大きいほうはしないので、1日1回と考えればそんなに量も必要ないですし、海外旅行する際に3、4つカバンに忍ばせておけば、便利ですね。いざというときに助かりそうです。

森:痔で悩んでいる人とか、強くお尻を拭けない人にとっては、海外旅行の必携アイテムになるかもしれないですね。使い切りタイプなので、帰りのトランクにはその分お土産を入れられますし。あとは、移動続きでお風呂に入れない時に、衛生を考えて使いたいっていう需要があるような気がします。

野口:母が老人ホームで仕事をしているんですが、介護のときに、こういうのがあったらいいんじゃないかと。

丸田:病院だと歩行が困難な人とかはポータブルトイレとかだから、もうちょっと洗いたいとかって時にいいかもしれない。

かえで:ウェットシートだと拭きにくいので、1回これでキレイにしてからという使い方もありかもしれないですね。お腹を下して、お尻を拭きすぎて炎症を起こしたりとかってありませんか? 海外だとお腹を壊しやすいので、そういう時にはこういうのがあるといいですね。

いかがだっただろうか。海外旅行で最も困ることとして、今回座談会に参加した全員が深く共感していたのがやはり衛生面。中でも世界一のトイレ文化を持つとも言われる日本人にとっては、海外のトイレ事情はかなり厳しいものがあるようだ。国や地域によっては日本のように水が常に潤沢にあるわけでなく、衛生面に不安を感じることもある。とはいえ、生理現象であるトイレは誰もがさけては通れないもの。どんな場面に遭遇するかはわからない海外のトイレ事情には、緊急時の対策として、精製水が入った使い切りおしり洗浄器「どこでもシャワー おしりキレイ」を持参しておくと、何かとお役立ちになりそうだ。

「どこでもシャワー おしりキレイ」は飛行機をご利用の場合は、「お預け手荷物」になります。

(マイナビニュース広告企画:提供 オカモト株式会社)

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