横浜線の快速大船行が、相模線用の車両205系500番台とすれ違う

横浜線橋本~八王子間では、相模線の電車も一部乗り入れてくるため、横浜線用205系と相模線用205系500番台のすれ違いシーンも見られる。同じ205系でも前面デザインやラインカラーが違うため、まったく別の形式のように見えてしまう。なお、横浜線では2014年から、新たにE233系が投入される予定だ。

車両情報

JR東日本 205系

基本情報

直流通勤形電車205系は、国鉄時代の1985年、201系の後継車両として登場。車体は軽量ステンレス製で、塗装が不要なことからメンテナンスが大きく軽減された。また、界磁添加磁制御を採用したことで、比較的簡単な機器構成で、ブレーキのエネルギーを有効に利用できる電力回生ブレーキの装備が可能となったという。

山手線の車両としてデビューした後、埼京線や横浜線、南武線、京阪神緩行線など活躍の範囲を広げていった。JR東日本では1,000両を超える主力車両のひとつとなり、相模線には車体前面のデザインが異なる500番台が登場したほか、改造車も多い。JR西日本では現在、阪和線で1000番台などが活躍している。