「水島色」のキハ20形2両編成の列車が倉敷市駅へ

水島臨海鉄道で5月3~5日に実施されたキハ20形の臨時運行では、キハ203・キハ205の「国鉄色」2両編成だけでなく、キハ204・キハ208の通称「水島色」2両編成の列車も見ることができた。同社のキハ20形は老朽化がかなり進んでいるようで、見納めとなる時期もそう遠くはないかもしれない。

列車情報

水島臨海鉄道 キハ20形

基本情報

キハ20形は、国鉄が1950年代より製造開始したディーゼルカー。後にキハ21形、キハ22形、キハ52形なども登場し、全国の路線で活躍。一部車両は私鉄に譲渡された。水島臨海鉄道では現在もキハ20形4両が活躍中。キハ204・キハ208は白地に青帯の通称「水島色」、キハ203・キハ205は朱色とクリーム色の「国鉄色」で、おもに朝夕のラッシュ時間帯の定期列車4往復に使用されている。