東京駅まで残りわずか。東海道線を走る「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」

東京駅発着の寝台特急として、唯一残った「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」。出雲大社など人気観光地への旅行に便利な上に、個室中心の構成でプライバシーも守られるため、最近は女性の人気も高いらしい。上り列車は大阪駅に停車(0時34分発)するため、東京への移動時間を有効活用したいビジネスマンや旅行客にも便利な列車だ。

列車情報

JR西日本・JR東海 285系

基本情報

寝台特急「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」に使用される寝台特急形直流電車。JR西日本とJR東海が共同開発し、車内は住宅メーカー・ミサワホームと共同で設計した。寝台はすべて個室で、木のぬくもりを生かしたインテリアに。「サンライズツイン」「シングルデラックス」、運賃と指定席料金だけで利用できる「ノビノビ座席」など多様な設備を持つ。

最終の飛行機より遅く東京駅を発車し、始発の飛行機より早く目的地に到着することを目標にスピードアップが図られ、最高速度は時速130km。「サンライズ瀬戸」は東京~高松間、「サンライズ出雲」は東京~出雲市間の運行で、岡山駅にて分割・併合が行われる。