701系5000番台による田沢湖線の普通列車

秋田新幹線の在来線区間でもあるJR田沢湖線では、「こまち」「スーパーこまち」とともに、標準軌仕様の701系5000番台による普通列車も走る。盛岡近郊では区間運転の列車もあるが、田沢湖線全線を走る列車は下り3本・上り2本のみ。岩手・秋田県境となる赤渕~田沢湖間では、8時間以上も普通列車が運行されない時間帯もあるという。

列車情報

JR東日本 701系5000番台

基本情報

701系は交流電車初の通勤形車両として登場し、東北地方の電化路線を中心に活躍中。田沢湖線の普通列車に使用される5000番台は、秋田新幹線開業(1997年)にともなう田沢湖線の改造工事を受け、投入された標準軌仕様の車両。狭軌仕様の701系とは異なる紫・白・ピンクの帯を巻く。車内はセミクロスシートで、ボックス席は千鳥配置となっている。