筑紫恋の海岸線は、男性的な豪壮美を感じる

穴場スポット

北海道厚岸町の「愛冠岬」

基本情報

「できそうもない困難を乗り越え愛の栄冠を得る」。北海道厚岸(あっけし)の代表的な名所・愛冠(あいかっぷ)岬の命名時に込められた言葉だ。原名はアイヌ語でアイ・カップ(矢の上のもの)の意で、矢の届かないところから「できない、届かない」という意味も持っている。

厚岸湾に突き出ているこの岬は約80mの断崖状上に、眼前には海鳥繁殖地として知られている大黒島・小島を、眼下には筑紫恋海岸を望むことができる。周囲は高山植物のエゾマツやダケカンバなどの樹林が自生しており、のんびりと森林浴を楽しむのにもおススメだ。

平成4年(1992)には愛冠岬に「愛の鐘ベルアーチ」が完成し、想いをかなえる鐘として訪れる人たちの人気を博している。また、岬の周辺には博物館や緑のふるさと公園、道立少年自然の家などの施設があり、家族で一日ゆっくり過ごすのもいい。JR根室本線「厚岸駅」よりクルマで15分。

地図

投稿者のコメント

カキで有名な北海道厚岸。そこにある愛冠岬です。冬は寒いですが北海道ならではのこの景色に感動!(SUKEさん・東京都・27歳男性)