トマトの爽やかな甘みと酸味が、こってりとした肉と調和した「トマト丼」

ご当地グルメの名前

岐阜県下呂市の「トマト丼」

基本情報

儒学者である林羅山が有馬温泉・草津温泉とともに、日本三名泉に数えた岐阜県下呂市の下呂温泉。昼と夜の寒暖差が激しい下呂市では、トマトの栽培が盛んであり、特にフルーツトマトの味には定評がある。そんなフルーツトマトと飛騨牛や飛騨けんとん(豚肉)が一緒に味わえるのが、下呂名物「トマト丼」だ。

元祖トマト丼はご飯の上に甘辛に炒め煮した飛騨牛とタマネギ、そしてフルーツトマトが盛られたもので、現在は飛騨牛の他に飛騨けんとんを用いた丼もある。かき混ぜて食べるのが地元の人がおススメする食べ方であり、牛丼の甘辛さとトマトの酸味が相まって、一層おいしくいただけるとのこと。平成11年(1999)に誕生した当初は町おこし目的であったが、今では下呂温泉街に欠かせない味としてすっかり定着している。

また、お隣の中津川市では、中津川で育てられた若どりとトマトで作る「若どりトマト丼」で地元の味をPRしている。中津川名物料理 若どりトマト丼協議会事務局に参加する店舗は20店舗以上あり、その店ならではの調理方法や味が楽しめる。

地図

投稿者のコメント

甘辛に味付けされた地元特産の飛騨けんとん(豚肉)にさっぱりしたトマトの相性がばっちりのユニークな組み合わせの丼です。(さえさん・徳島県・28歳女性)