函館市を代表する駅であり、青森方面の特急「スーパー白鳥」「白鳥」、札幌方面の特急「スーパー北斗」「北斗」などの列車が発着するJR函館駅。青函連絡船と接続した頃の、三角屋根が特徴だった旧駅舎から、現在のロトンダ(円形の塔)が特徴的な駅舎に生まれ変わって、早いもので10年以上経つ。

JR函館駅。現在の駅舎はデンマーク国鉄との共同設計だという

長きにわたり、鉄道における「北海道の玄関口」の役目を担ってきたといえる函館駅だが、2015年度末に予定される北海道新幹線開業で、その役目は新駅・新函館北斗駅へ受け継がれることに。新駅には在来線ホームも設置され、函館駅までのアクセス電車の導入も予定されているという。